正社員の新人はどこまで育てる?教育論について上司と打合せ。

医療事務的コラム

僕が働いている病院の医事課は20名程度なんですが、新人をどこまで育てるかについて上司と相違がありましたので打合せをしました。

新人教育担当として言うべきことは言っておかないといけませんからね。

上司は理想が高すぎる。理想が高いので、使えない新人が許せない。

私の世界観では、世の中には「言わなくてもわかる人」が少しだけいて、そのまわりに「言えばわかる人」がある程度はいる。

でも、残りは「いくら言ってもわからない人」ばかりだから、もうその層にはわかってもらえなくてもいいかな、というイメージなんです。

ちきりんさんの対談の一文からです。

ぼくなりに書き換えてみると以下のようになります。

  • 言わなくてもわかる人 1 → 自発的に考えて行動できる人でさらにチームや組織レベルで貢献できる人
  • 言わなくてもわかる人 2 → 自発的に考えて行動できる人だけど自分の担当レベルまでの人
  • 言えばわかる人      → 基本的な事は出来るけどそれ以上はやらない(出来ない)人
  • いくら言ってもわからない人 → 理解力の欠如、やる気の欠如。

本当は全員が「言わなくてもわかる人1」になればいいと思いますよね?

全員が一定のレベル以上になれば、それは良い事ですが、それでは組織運営は失敗します。

上司は「社員なんだから」「男なんだから」「やる気がないなら辞めてもらっていい」が口癖。

僕は社員だろうがパートさんだろうが「言えばわかる人」で十分だと思っています。

それなりに仕事をしてそれなりに生活をする事で満足する人はたくさんいます。誰もが難しい問題をクリアする事を望んでいるわけではありません。

このスタンスの人は全体の7割近くだと思っています。「仕事は与えられるもの」で「どれだけ仕事をしないか」をいつも考えている人です。

上司はこれが許せないんですよ。

簡単に言えばもっと頑張れよって事なんですけどね。仕事をするからには成果を上げるべきだと考えているのです。

新人のために上司が変わるか、上司の意見や考え方に合致する新人を探し続けるか。少なくとも僕は前者をとりたい。若い人が辞めていくような職場は問題があるんですよね。

報告、連絡、相談。いつも大事って言っているだろ!なんで言ってこないんだ!って怒っている上司が、報告、連絡、相談をする事が出来ない空気を作っているからなぁ。

そんなチリチリしていたら言えるものも言えない人はいるでしょう。

 

全員が言わなくてもわかる人になんかなれるわけない

この思考のせいで、新人がついてこれないという現象が発生していました。医事課の職員が年間10人辞めてしまうわけですね…。

なので僕の意見としてはリーダー的な存在を作ってピラミッド型の組織つくりをしましょうって事です。

上司も少しは理解を示してくれました。ピラミッド型の組織の必要性は実感していましたが自分の下の人材育成が上手くいかない事で諦めていたそうです。

なので、ピラミッド型の組織の構築をするべく取り組んでいきたいと思います。

自分がどこのポジションに入るかはわかりませんが、数名をピックアップして指定強化に入ります。