腰部へ単純MRIの算定方法。査定!レセプトで症状詳記してもダメ。

E 第4部 画像診断

今月の査定を一覧を確認してたら単純MRIの査定がありました。MRIって査定で狙われやすいですよね?特に整形外科。僕が働いている病院だけでしょうか。

MRIは査定になる可能性である「医学的判断」を使える場面がとっても多いですからね。どんな症状で何回撮影をするのが正解なんて無いはずなんですけどね。

その必要性を証明するために一生懸命に書いた症状詳記もあるのに査定がありました。悔しい!!そんなMRIについて今日は書いてみたいと思います。

腰椎単純MRI査定の内容です。

今回の査定はレントゲン撮影を実施しないでMRIを実施した為に不適当と判断されました。社会保険支払基金の判断ではMRIをいきなり実施すると査定になります。

まぁ、基本的には単純X-P(レントゲン)しますけどね…。

なので、このままでは査定になるのはわかりきっています。こっちだって医療事務やっていますからね。レントゲンをしないでMRIを算定した理由を症状詳記してレセプト請求しました。

症状詳記があってもダメなものはダメ。ってことになります。

MRI検査について

そもそもMRI検査は正式名称ではありません。正しくは「磁気共鳴コンピューター断層撮影」と言います。覚える必要はありません。

2018年の診療報酬改定では大きな変更はありませんでした。小児に実施した場合と頭部に実施した場合は別に加算を算定できるようになりましたが今日は腰部に実施した場合なので別の機会にしましょう。

それでは医療事務なら大好きな診療点数早見表を確認しておきましょう。

E202 磁気共鳴コンピューター断層撮影(MRI撮影)(一連につき)

  1. 3テスラ以上の機器による場合
    イ 共同利用施設において行われる場合1,620点
    ロ その他の場合1,600点
  2. 1.5テスラ以上3テスラ未満の機器による場合1,330点
  3. 1又は2以外の場合900点

届出次第で算定できる点数が違うので自分が働いている病院はどの点数が算定できるか確認しておきましょうね。

良い機械=高い機械を導入している病院ほど高い点数が算定できるようになっています。それだけ詳細な撮影ができるので。ぼくの働いている病院は3の900点を算定しています。

単純X-P(レントゲン)撮影を実施いていないレセプトをそのまま請求した理由

基本的な事なので医事課のスタッフなら査定になることは知っています。

でも今回は上司と相談して実験してみました。

この患者さんは2年前に腰椎椎間板ヘルニアで手術をしています。それ以降、術後は経過良好で特に受診やリハビリは不要でした。

それが先月になって同じような症状だと言っていたこともあり医師もMRIで精査をしようと判断しました。 MRIの結果「腰椎椎間板ヘルニア」と診断し翌月入院となることが決定しました。

よくあるパターンだと思うんですけどね。

別に腰椎椎間板ヘルニアに限らず腰部脊柱管狭窄でも同じようなことは起こりうるわけです。

なのでレセプトに上記のような症状詳記を書きましたが結果は査定となりダメでした。くやしい。

本日のまとめ。MRIでの注意事項

MRIを実施する時は必ずレントゲンを実施する。

それが例え不要なものであっても、医療費の抑制につながるものでも、レントゲンを実施する。

それが審査機関である社会保険支払基金の考え方のようです。国保連合会では査定にならずOKなんですけどね。社保ではNGです。同じように査定して欲しいんですけど難しいんですね。

もちろん社会保険支払基金へ確認しました。

納得できる理由はありませんでしたが、それがルールとなっているそうです。全然納得いきませんが、病院もお金が入らないと経営できません。

社会保険支払基金が変わりますか?きっと変わらないでしょうね。病院としては患者さんの負担も減りますし不要な検査は減らしていきたいのですけど。

もしかしたら審査医が変更になったりしてルール変更になるかもしれませんので、これからも査定覚悟でちょいちょい実験していきます

【査定情報】初診時にMRIは算定してもいいの?コメント対応します。
今月の査定情報です。MRIが査定です。くやしい!! 社会保険支払基金の査定です。先月くらいからMRIが多く狙われています。前々月まではOKなのに、急にNGにするのはやめてほしいです。 こっちが点検ミスしたみたいじゃないか。この不...