カルトスタットやデュオアクティブ皮膚欠損用創傷被覆材の算定について

K 第10部 手術

カルトスタットやデュオアクティブなどの皮膚欠損用創傷被覆材には算定するためのルールが定められていますね。多い間違いは創傷処理などの手術を算定しているとき一緒に算定してしまうことが多いです。

あとは面積が小さくなる査定なんかもあります。10平方センチメートルで算定したのに5平方センチメートルに減るみたいな感じです。点数も1点なんかの査定です。

後輩が作成したレセプトの最終点検をしていると手術の区分である創傷処理を算定している患者さんに対し皮膚欠損用創傷被覆材(デュオアクティブ)を算定しているレセプトを発見しました。

創傷処理など手術時に皮膚欠損用創傷被覆材は算定不可ですので注意が必要ですね。

今日はそんな手術時におけるカルトスタットやデュオアクティブなどの皮膚欠損用創傷被覆材について書いてみたいと思います。

手術時にカルトスタットやデュオアクティブなどの皮膚欠損用創傷被覆材は算定不可です。

ここで言う手術時とは診療区分50のKコードの事です。創傷処理など、診療点数早見表のKがついているところです。「第10部 手術 K」ですね。

創傷処理などの手術時にカルトスタットやデュオアクティブなどの皮膚欠損用創傷被覆材は算定出来ません。それはみんな知っているんです。でも間違えていました。

外来の計算方法に問題があるのかもしれません。間違えた人も落ち着いて考えればわかるハズなんですけど。慌ただしい中で算定ミスがあったようです。

慌てたり、忙しかったりして心に余裕がないとミスは増えます。

皮膚欠損用創傷被覆材について診療点数早見表も確認しておきましょう。

診療点数早見表なら材料価格基準(皮膚、組織系材料)の皮膚欠損用創傷被覆材にあります。

厚生労働省から通則も出てました。真ん中よりちょっと下くらいに書いてあります。全文が読みたい場合は以下のリンクからどうぞ。

https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/iryouhoken15/dl/4-2.pdf

一部を抜粋したのが以下になります。

[通知]特定保険医療材料の材料価格算定に関する留意事項について

(53) 皮膚欠損用創傷被覆材

ア 主として創面保護を目的とする被覆材の費用は、当該材料を使用する手技料の所定点数に含まれ、別に算定できない

イ 皮膚欠損用創傷被覆材は、いずれも2週間を標準として、特に必要と認められる場合については3週間を限度として算定できる。また、同一部位に対し複数の創傷被覆材を用いた場合は、主たるもののみ算定する。

ウ 皮膚欠損用創傷被覆材は、以下の場合には算定できない。

  1. 手術縫合創に対して使用した場合
  2. 真皮に至る創傷用を真皮に至る創傷又は熱傷以外に使用した場合
  3. 皮下組織に至る創傷用・標準型又は皮下組織に至る創傷用・異形型を皮下組織に至る創傷又は熱傷以外に使用した場合
  4. 筋・骨に至る創傷用を筋・骨に至る創傷又は熱傷以外に使用した場合

本日のまとめ

診療点数早見表にもしっかり記載されている通りカルトスタットやデュオアクティブなどの皮膚欠損用創傷被覆材は手術時には算定できませんね。

なので、いくら症状詳記を書いても算定したら査定になります。創傷処理などの手術時に皮膚欠損用創傷被覆材を算定はやめましょう。

これって基本的な部分なんですけど以外と忙しく診療会計を行なっていると算定してしまう項目にもなります。慌てないで確実に算定できるようにしていきたいですね。

皮膚欠損用創傷被覆材の一覧

最後に、よく使用すると思われる材料の名前一覧です。

  • デュオアクティブ
  • カルトスタット
  • ハイドロサイト
  • コムフィール
  • テガダーム

ぼくが働いている病院ではデュオアクティブとカルトスタットが多いです。

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