オンライン診療料の見直しがスタート!算定している病院が少ないって事ですね。

オンライン診療 医科診療点数(レセプト)

面白いニュースがありました。ツイッターで先日つぶやいたオンライン診療料の見直しについてです。ニュースではオンライン診療拡大へ!なんて書いてありましたがこれは語弊ですね。

オンライン診療料を算定している病院はほとんどありませんから。

実際は鳴物入りでスタートしたオンライン診療料が大ゴケしたのでなんとかして回復させたい政府の考えが見え隠れしていますね。

オンライン診療料を算定している病院は想定以上に少ない?

今回の消費増税もそうですが、政府は割とまともな意見が出てきても学会や有識者などといった権力者たちが出てきていろんな案を出してくるからそれを均していくとつまらない内容になるだけでなく不利益なものができるという典型です。

オンライン診療という発想はとても素晴らしいです。これからの時代はネットで完結してくれる事はとてもいい事です。風邪ひいて病院に行くことなく診察して処方が出るなら最高ですからね。

でも、できない理由やこうでないといけない理由みたいなのが100個くらいあるから変なルールや意味のない通則が出てくるんです。

オンライン診療料を算定している病院の詳細は発表されていませんが政府の想定以上に少ないのだと思います。

オンライン診療料の算定するのは難しい。

今年の5月に書いたオンライン診療料に関する記事です。

オンライン診療料が新設。現状では医療機関のメリットが少ないですね
2018年診療報酬改定に伴い個人的に超期待していたオンライン診療料も通則や疑義解釈がだいぶ出揃ってきました。 まず最初の感想としてはオンライン診療の適切な実施に関する指針が長すぎる!こんなの読むだけで疲れる。と言うことです。この指針が...

ここに詳しく書いてありますが、現状のルールではオンライン診療料70点を算定する病院は少ないでしょう。医療機関側にとって条件が悪すぎますからね。

これだけ厳しい条件で70点しか算定出来なのなら無理に算定する必要はない。と経営判断されます。ぼくみたいな素人でも算定すればするだけ赤字になるような事はしません。

算定要件の中に特定疾患療養管理料などを算定している事とありますので主に高齢者に向けた施策だたのですが、

オンライン診療料は、対面診療の原則のもとで、対面診療と、リアルタイムでの画像を介したコミュニケーション(ビデオ通話)が可能な情報通信機器を活用した診察を組み合わせた診療計画を作成し、当該計画に基づいて計画的なオンライン診察を行った場合に、患者1人につき月1回に限り算定できる。

なんてあります。

高齢者がリアルタイムでの画像を介したコミュニケーション(ビデオ通話)は難しいのですよね。

関連記事:特定疾患療養管理料(医学管理)算定方法まとめ。対象疾患について

今後の改定で複雑で意味のない方向に進まないでほしい

これからオンライン診療について多くの有識者たちがあれこれと議論を重ねていくのでしょう。

その結果がより複雑で高度なルールばかりになって医療機関が算定することが難しくならないでほしいです。

ぼくはオンラインとかICTとかAIなんてものが医療そのものだけでなく医療事務にも役立つと本気で考えているんです。なのであまり変なものを出されると「なんだこれ?」とガッカリしてしまうのです。

あれこれ議論するのはぼくよりずっと頭の良い人たちなんです。社会的身分もずっと上の人なんです。そんな人達が1年以上議論して出した結果が良いものであると嬉しい。

次の診療報酬改定まで1年ちょっとですね。来年の今頃には多くの情報が出てきていることでしょう。気を抜かないで日々勉強していきます。