第3章 病院事務

病院で新人がすぐ辞めるのはパワハラ?それとも上司の教育スタイル?

若手職員の退職が止まりません。看護師だけでなく、コメディカルや事務職の離職も増えています。新卒採用した職員も、気づけばいなくなっていました。「まあ、時代だよね」と言ってしまえば、それまでです。でも、それで何かが変わるわけでもありません。穴のあいた財布に、いくらお金を入れても溜まらないように。人が流出...
第3章 病院事務

病院は労働集約型ビジネスの限界かも知れない

病院は、労働集約型ビジネスの完成形みたいなものです。人件費率は高く、利益は出にくい。まじめに経営しようとすればするほど、むしろ苦しくなる。不思議ですね。いや、もう無理ゲーと言ったほうが正確かもしれません。看護師の取り合いも熾烈です。給与で勝負するしかなく、つまりは札束の殴り合い。この状態をいつまで続...
第3章 病院事務

病院スタッフの昇給率について

物価高に悩む病院にとって昇給率は悩ましい問題ですね。昇給率が低ければ職員の不満となり離職率アップにつながります。かといって無い袖は触れない。給与が高ければ経営が圧迫されてしまいます。そもそも病院というのは労働集約型のビジネスです。それに加えて売上は国によってコントロールされています。つまり、昨今の市...
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第3章 病院事務

NHK「医療三部作」を見て思ったこと

3夜連続で放送されたNHKの医療ドキュメンタリー。ETV特集「“断らない病院”のリアル」NHKスペシャル「医療限界社会 追いつめられた病院で」クローズアップ現代「都市部でも…相次ぐ病院閉鎖」どれもよくできていたし、現場の苦しさは確かに伝わったと思います。ただ、あえて言えば「今さらこの内容を全国放送で...
第3章 病院事務

診療報酬返還と病院喫煙問題に見る現場の矛盾

岐阜赤十字病院で敷地内禁煙のルールに反して職員が喫煙していたことが発覚し、その結果、この病院は禁煙外来(喫煙治療)の診療報酬約450万円を自主返還するというニュースがありました。禁煙を指導する立場の病院で、職員が裏ではタバコを吸っていた——なんとも皮肉で、現場の矛盾を感じさせる出来事だ。今日はこのニ...
第3章 病院事務

急性期病棟(看護配置7対1)の稼働率が下がる病院のリアル

病床稼働率90%以上がぼくが働いている病院では自慢でした。ところが今、同じ病院の病床が意図的に空けられています。病院のベッドが埋まらないなんて、一見すると平和な話に聞こえる。しかし現場では空いたベッドを見るたびに背筋が寒くなる思いです。ベッドが埋まらないということは売上が上がらないってことですからね...
第3章 病院事務

出産無料化で誰が苦しむのか考えてみた

出産無料のニュースが出てきましたね。SNSでも賛否両論の感じです。ぼくは病院の中で働いているので少し違う風景も見えてきます。無料という言葉の響きは良いけれど、実際に無料になるのは患者さんの支払いだけ。医療機関にとっては費用は消えないし人手は減らない。むしろ物価も人件費も上がり負担は増しています。今の...
第3章 病院事務

理事長と院長と局長。どの方向を見て仕事をしようか。

仕事をする上で重要なのが組織図です。指揮権の強い順に並んでいますのでサラリーマンである以上、上司の命令は絶対になります。ぼくにも組織図上の上司がおり理事長や院長などはもちろんのこと、事務部のトップである局長もおります。今日の問題は理事長と院長の考え方についてです。いままでも部長と課長の考えが違うなん...
第3章 病院事務

病院スタッフが退職する職場の特徴〜ガイアの夜明け看護師が足りない〜

ガイアの夜明けで看護師の大量離職の特集を見ました。看護師が足りない!で検索するとYoutubeやテレ東BIZでもアーカイブがあります。番組の内容は以下の通り看護師が大量退職…ママさんナースと病院の苦悩私たちは白衣の天使じゃない!…声を上げる看護師たち能登半島地震から1年…看護師の卵たち「運命の春」ガ...
第3章 病院事務

上司を理解してコントロールしている人が最強

上司の評判が良くない。自部署の職員だけでなく他部署からも悪い評判ばかりを耳にする。それでも仕事ができる上司であれば一定の納得はできるのですが、そうでもない。卵とニワトリ。仕事ができないから評判が悪くなるのか。評判が悪いから仕事ができないのか。どちらが先なのかはわかりません。ただ、仕事のできない上司だ...
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