自分の仕事ぶりは自分ではわからないものです。
自己評価が100点だとしても他者評価では50点みたいな場合もあります。いくら自分では最高の仕事をしているつもりでも評価は他人がするのです。
社会人になると面と向かって相手を褒める回数はとても少なくなります。評価面談などで上司と部下の立場であればモチベーションアップなど打算的に褒めることはありますが、そうでない場合はレアケースでしょう。
同期のAさんは有能だ。隣の部署のBさんは頼りになる。転職してきたCさんはカッコいい。などなど。
今日は人づてに褒められた時に感じたことをまとめてみたいと思います。
お褒めの言葉をいただきました
直接褒められても嬉しいのですが、人づてに言われると更に嬉しさ倍増しました。
- 看護師の田中さんが総務の鏡だと言っていましたよ
- 医事課の佐藤さんが仕事が早くて頼りになるって言っていましたよ
- リハビリの鈴木さんが有能だと言っていましたよ
仕事と言うのは人が作るので、他者評価が高くて困ることはありません。
会議前の雑談をしている時、ランチをしている時などサラッと言われたので「ありがとうございます。頑張ります。」と嬉しくなりました。
他人の評価というのは気持ちが9割なんですよね
仕事での評価は数字が必要になります。
営業成績が2倍になった。残業時間が半分になった。レセプト査定が30%減少した。検査が60%アップした。と言った具合です。
しかし、人の評価というのは気持ちがほとんどです。
ぼくが言われたことも「総務の鏡」「仕事が早い」「有能だ」と具体的に根拠を示せない単語になります。優しい。頼りになる。カッコいい。なども数値化できないものです。
本日のまとめ。良いところは積極的に他人へ伝えよう
つまり人を褒めることに理由はいらないのです。
そして人から褒められると嬉しい。さらに人づてに褒められるともっと嬉しい。
話をする時に他人の悪口、妬み、嫉みを言ってもいい気分はしません。前向きな気持ちになれるようにプラスの会話ができるといいですよね。
今回、人づてに褒められるという経験をしたことで学ぶことができました。ぼくも人と話をするときは「高橋さん聞いてくださいよー。この前、伊藤さんと渡辺さんが助けてくれて嬉しかったんです。伊藤さんの指示は的確でしたし渡辺さんの行動力と見事でした。」みたいな感じにしたいと思います。
調べたらウィンザー効果という名称がありました
ウィンザー効果とは
ウィンザー効果とは、ある事柄について当事者が自ら発信するより情報よりも、他者を介して発信された情報の方が、信頼性を獲得しやすいとする心理効果です。
ウィンザー効果の由来
ウィンザー効果の名称である「ウィンザー」とは、アーリーン・ロマノネスによる著書『伯爵夫人はスパイ』において、登場人物であるウィンザー伯爵夫人が述べた「第三者の褒め言葉が何よりも効果的だわ」に由来しています。
https://keiei-shinri.or.jp/word/ウィンザー効果/