公立病院と仕事をして感じた民間病院との差

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2つの公立病院の見学ができる機会がありました。ぼくは民間病院で働いているので多くの違いがありとても有意義な時間になりました。

詳細は書けないのでザックリとした差についてです。

一つ目は感染対策加算地域連携相互ラウンドです。午後の時間を使って病棟、外来、救急など病院内をラウンドしました。

二つ目は合同災害訓練です。災害拠点病院が旗振り役で災害協力病として一部参加しました。当日は現地の災害対策本部の見学をしておりました。

どちらも病院の総務にとっては重要な仕事になります。

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公立病院の方が多くの面で優れているのは間違いない

二つの公立病院に長い時間おりました。

相互ラウンドと合同訓練は総務の仕事の割合が薄かったので各病院の総務職員と話をしておりました。サボりです。

公立病院は多くの設備が整っております。

民間病院で働いている身としては羨ましい部分もあります。程度の差はありますがヒトモノカネに関する部分で大きく違うと言わざるを得ません。

民間病院の総務の方が優れているのはコスト感覚

民間病院の方が優れているのは利益に対する感覚です。

公立病院では仕事が細分化されておりますので一部分しか担当しません。

どの部分で仕事をするのか。という根本的な部分になりますが公立病院では利益の最大化のためにできることをやる意識が薄いです。

公立病院なのでどちらが正解とは言えない

公立病院の赤字は大きな問題です。

「公立病院 赤字」で検索すると多くの情報が出てきます。公立病院という性質上、利益の薄い診療科を行ってはおりますが原因はそれ以外もあると思います。

今回は感染対策と災害対策でしたが、民間病院から考えると過剰と思えるような設備備品もありました。

必要以上の感染備品があったりして(コロナ補助金で購入したもの)メンテナンス費用も問題もあるでしょう。ぼくの肌感覚にはあわないのが公立病院の取り組みです。

イザって時に必要なのはわかりますが、衛星通信ができる機会を用意しても使用方法がわからないなんてこともあります。

税金は正しく使ってほしいとも思います。

本日のまとめ

裁量の幅が大きいほうが楽しいと感じるタイプなので民間で働く方が性に合っていると再確認しました。

地域の拠点病院には相応の苦悩もあります。どちらが正解というわけではないので自分にあった場所が見つけれると良いですね。

民間には院長や理事長などトップによってカラーが大きく違います。ダメでも次があるくらいの気持ちで働けるとメンタルも安定するような気がします。