上司の評判が良くない。自部署の職員だけでなく他部署からも悪い評判ばかりを耳にする。それでも仕事ができる上司であれば一定の納得はできるのですが、そうでもない。
卵とニワトリ。
仕事ができないから評判が悪くなるのか。評判が悪いから仕事ができないのか。どちらが先なのかはわかりません。
ただ、仕事のできない上司だろうと関係なく上司をコントロールできる人は優秀だなぁと思います。
使えない上司に嘆いても仕方ないし、文句を言っても上司が変わるわけではありません。ならば自分の仕事に影響のないように最大限に活用するのが最適解でしょう。
変わらない部分で抗うよりも変えられる部分で抗った方が良いでしょう。
ゲームには攻略法があるように、上司にも攻略法がある
世の中の出来事は大体ゲームだと考えています。どこかに攻略法がある。どこかにバグがある。闇雲に全速力を出しても疲れてしまいます。
温存戦略で一点突破。
上司のどの部分が弱いのかを見極めて、フォローするのも良いし攻略するのも良いでしょう。
フォローすることで補佐役として評価される可能性あれば、攻略して仕事を奪い取って上司の上司や他部署から評価される可能性もあります。
ぼくは今の戦略は温存です。上司や組織の都合を考えて無理をする必要はないと考えています。指示を待ち、言われたことを的確に行い、立場をわきまえる。
それが今のポジションで最適な攻略方法です。
言われたことだけをやる。指示待ち人間も戦略のうち
多くのビジネス本などには指示待ち人間になるな。視座を高くして上司の上司が何を考えているか考えて行動しよう。行動全て。若いうちにどれだけ経験できるか。
みたいな内容が書かれています。
これは間違いない。成功確率なんて誰が何をやっても大差ないのだから失敗を恐れるよりもどれだけ手数を出せるか。20代でついた差は一生縮まらない。
ぼくも暗黒の20代があったから今があると言えます。残業100時間。朝7時出勤。毎日のように飲み会。漫画喫茶で朝を迎えることもありました。怒号の上司。そして低すぎる年収。
そこで得たビジネススキルは役に立っていないけどあの過酷な環境を乗り越えたから、多少使えない上司がいたところで気にもなりません。
ここで潰れて病んでしまって退場してしまう人も多かったです。
あまりにもひどい環境なのであれば、指示待ちも戦略のうちです。
世の中にはクソみたいな上司であふれている
良い上司なんて妄想だ。
個人的な感想からすれば良い上司なんて1割以下。みんなクソッタレの上司ばかりなんだ。部下の話なんて聞かないり理解もしない。自分の利益ばかっりを考えている。
ぼく自身も後輩からすれば最低の上司なんだ。
上司は最近の若いもんはと言い、部下は最低の上司だと言う。だから上司に文句を言っても仕方ないし、上司は変わらない。上司のために何かやる必要なんて無い。
それで良い。
お互いが節度を持って与えられた範囲で最高のパフォーマンスをすることで職場は回っていく。
40歳になってぼくも丸くなった。全体の最適化なんて考えなくなった。自分のまわりくらいが勝てる環境を構築するくらいでちょうど良くなった。