令和5年5月8日から「5類感染症」になりました新型コロナウイルス感染症ですが、ぼくが医療介護業界に入ってからは1番の出来事でした。
3年間ですからね。
そんな新型コロナウイルス感染症も5類に移行され行動制限なども基本的にはなくなり平時に戻りました。
街を歩く人たちのマスク着用率は5月14日現在では半々くらいといったところでした。
介護施設では高齢者ファーストのため基本的には変われない(変化なし)
実際の医療介護現場ではまだまだ基本的な感染症対策を徹底しているところが多いでしょうがこれから徐々に緩和されていくのでしょう。面会制限や黙食など現段階では継続しているところが多いです。
厚労省のサイトにも書いてあります。
各医療機関や高齢者施設等においては、以下の情報を参考に、新型コロナウイルスに罹患した従事者の就業制限を考慮してください。なお、高齢者施設等については、重症化リスクを有する高齢者が多く生活することも考慮してください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/corona5rui.html
また、感染が大きく拡大している場合には、一時的により強いお願いを行うことがあります。
まだまだ、難しい状況だし責任も取れんから継続しましょうってことですね。病院の医師や感染症対策班に確認しても「とりあえずは継続で」みたいな感じになっています。
コロナ感染症3年間。介護施設で得られたものと失ったもの。総括。
この3年間で得られたものと失ったものがありますね。
まずは基本的な感染症対策、スタンダードプリコーションを徹底すると施設内の体調不良者は圧倒的に少なくなる。
この3年間で面会を制限し職員の感染対策を徹底することで入所者の体調不良者が大きく減少しました。家族や職員から相当数のウイルスが持ち込まれていたんだと再認識されました。
マスクなどの感染対策品もあっという間に不足し混乱状態になりました。今後の備蓄量を再検討しましたが何が正解なのか難しいですね。
大病院などスペースに余裕があれば1カ月分の備蓄も可能なのかもしれませんが、民間の介護施設にそこまでの余裕はありません。個人に委ねる必要があります。
事務員的には面会と感染対策品が大きな出来事になります。
個人的には会議がオンラインになったとか良い面もありました。
変更点はたくさんある。公費負担や全量把握。
これは医療介護施設以外にも当てはまるので多くメディアが取り上げていますね。
ざっくりと書いておくと
- 医療体制
- 医療費
- 入院調整
- 陽性者支援
- 発生数把握
- ワクチン接種
- 高齢者施設
などがあります。
詳しくは厚労省のサイトに詳しく書いてあります。
本日のまとめ
とりあえず3年間にわたるコロナ対応お疲れ様でした。
この期間に職場関係に限らず多くの著名人も多くの行動をしました。良い面も悪い面も浮き彫りになりましたね。今後の指標の一つにしても良いでしょう。
評価を上げた人と下げた人が大きく変わりました。
病院介護施設の特性上、急激な変化は難しいでしょう。3年前に戻すのが正解なのか、3年間を経て違った方向に進むのか。それぞれの答えがあるでしょう。
ぼくの働いている法人では3年前に戻すのが正解となっており、多くの行事などを3年前と同じようにやろうとしています。
これが正解だとは思っていませんが不正解であるとも言えません。
個人的には3年間の状況を踏まえて新しい方針を打ち出したい部分がたくさんあるので少しずつ変えていきたいと考えています。