介護福祉士からケアマネの異動希望があった話

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介護職員のキャリアについては初任者研修→実務者研修→介護福祉士→ケアマネジャーが一般論でしたが、ケアマネジャーの魅力が下がってしまいました。

ケアマネジャー資格の無力については適当にググっていただければたくさん出てきますが、簡単に書いておくと「大変であり給料が低い」です。

近年、介護職に対する加算はとても充実したものになっております。処遇改善加算、特定処遇改善加算、ベースアップ加算の三段階になります。

基本給は相変わらず低いですが上記3つの加算による手当は50万円以上になります。弊社の場合。介護施設によります。

つまり、介護職の賃金は大幅にアップしており嬉しいってことです。

今日は介護職がケアマネジャーを目指しても難しい場合が多いって話を書いてみたいと思います。

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介護福祉士からケアマネは離職率が高い?

3年前の話になりますが介護福祉士40代女性がケアマネ資格を取得しました。資格取得に伴いケアマネへ異動希望がありました。

法人内の居宅に欠員があったため運良く異動となりましたが、程なくして退職したと風の噂で耳にしました。

ここでは退職理由に詳細は書きませんが、法人内でもそれなりに多くの人がケアマネに異動しては退職してしまう事例が発生しております。

半年前、同じように介護福祉士→ケアマネに異動希望がありました。数年前と同じで退職してしまうかもしれないと思い正直に本人へ伝えました。

介護職のスキルとケアマネのスキルは全くの別物

介護職からケアマネに異動希望する人の理由は「介護職をしたくない」が一番でしょう。ケアマネになれば事務職で(介護職より)楽になると考えているのです。

施設内の異動希望者と採用時の面接で確認した少ないサンプルです。異論は認めます。

しかし、現在はケアマネになっても大変で給料は安いのです。そして多くの介護職→ケアマネに転職希望者は求められるスキルが全く違うことを理解していません。

ここが大きな問題です。

介護職をやってきた人がケアマネに活かせるスキルは何があるのか今一度考えてみると良いでしょう。

厚労省はケアマネ資格をどのような位置付けしたいのかよくわからない状況になっていますよね。

介護職には多くを求めないけどケアマネには多くを求める必要がある

居宅も大きな所であれば育成や教育の制度が整っているのかもしれません。しかし多くの居宅は小規模のため教育している余裕はなく即戦力が求められます。

めんどくさい家族の対応やらトラブルになっても自分で解決する必要があります。

しかし、老健や特養など大きな介護施設で働いている場合はトラブルになっても上司や総務に任せることができます。最後まで自己責任で問題解決させるようなブラック施設は少ないでしょう。

ぼくの働いている施設でも上司や事務へ報告が入り然るべき対応を行います。

リーダークラスになれば少しは違いますが、一般の介護職に多くを求めることはありませんからね。職場のルール通りに働いていれば合格ラインです。

本日のまとめ

ケアマネを希望する介護職は少なくなってきましたがゼロではありません。

介護での働き方を見ればどのくらい自分ごととして働けるかわかります。今回異動希望があった職員もぼくから見ればケアマネには向いていませんでした。

働き方。考え方。行動力。接遇。事務処理能力などです。

本人が希望している以上引き止めることはできません。ケアマネジャーの求人はとても多くあるので最悪は退職となるだけです。

半年前に法人内の居宅へ異動した職員がどうなるかわかりませんが良い噂は聞きません。