100人規模の研修で気がついた「伝わる」の重要性

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先日大きなイベントに参加しました。1日かけて多くの登壇者がおりました。内容は多岐にわたっており勉強になる発表もあれば専門外の発表もありました。

262の法則・343の法則・パレートの法則などがあるように多くの発表があっても有用なのは20%程度になります。今回のイベントでも良し悪しに分けると同様の結果となりました。

良い発表者というのは視点が聞いている人にあります。「伝える」ではなく「伝わる」です。自分の気持ちを一生懸命話しても相手に届かないと意味がありません。

もう少し良い発表とはについてまとめていきたいと思います。

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言いたいことを言うのではなく言うべき(伝えるべき)ことを言う

時間制限を過ぎたりするのは論外としても、悪い発表というものが多くあると感じました。つまらないプレゼンテーションは似たり寄ったりになります。

良い発表だと感じたのは以下のような「考え」を発表しているものです。

  • その問題や課題の解決を考えた理由
  • 課題解決の最中に考えていたこと
  • 結果の有無に対する検証時に考えたこと

開始から終了までの考えたことを知りたいのです。

特記すべき結果であれば良いのですが基本的には似たようなプレゼンテーションです。事業計画を達成する方法とか残業時間削減の方法とか満足度向上の方法とか聞いても面白くない。

方法を知るだけなら検索したほうが早いです。

伝わり行動につながるのが良い発表だと思った

超大作と言えるようなパワポもありました。装飾たっぷり。文字キラキラ。しかし大事なのはパワーポイントを一生懸命作成することではなく発表が伝わることです。シンプルで一行のスライドの方が伝わるのであればその方が良いでしょう。

良い発表というのは他の誰かに伝わり行動につながり新しい発展があるものです。一部の発表には刺さるものがあり自分も実行してみたい。試したほうが有用だなと思えるものがありました。YouTubeにも最高のプレゼンがいくつかありますが、そこまで最高でなくてかまいません。

コピペでも伝われば良いプレゼンテーションと言えますね。大事なのは発表することはなく、発表することで伝わり行動を促せること。次のアクションにつながるように発表することです。

会場の空気を読める。キャラクターが生きている。

会場の空気に合わない発表もありました。今回は堅苦しいと言うよりはフランクな感じでしたが、原稿を用意してきたものを読む人で「御礼申し上げます」と言う人もいました。そのような場違い感はもったいない。聞いている方も疲れてしまいます。フランクにあわせて終始和やかに少しギャグも入れられるような人はその場の空気に合っており聴きやすかったです。

発表者のキャラクターと合っている人も聴きやすかったです。熱血タイプの人が熱血プレゼン。優しい人が優しいプレゼン。そのキャラクターはとても大事だと感じました。

本日のまとめ

100人規模の研修で10名程度の発表でした。良い発表は2〜3名でしたし、真面目に聴いている人も20名〜30名くらいでした。最初に書いた262の法則・343の法則・パレートの法則などが当てはまるものです。

どうせ同じ時間を使って拘束されているのであれば上位3割に入っている方が良いです。今後は発表することもあるかもしれませんが今回の良い発表を忘れないようにしていきたいです。

伝えるではなくて伝わるを意識。