【2ヶ月経過】95点以上の完璧完全な職員はいない

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早いもので新しい病院に来てから2ヶ月が経過しました。

過去に病院経験があるとは言え、新しい病院や新しい医療法人になれば多くの業務が新しくなります。苦しい2ヶ月だったなぁ。が素直な感想です。

転職回数が多いジョブホッパーなので多くの職場で多くの職員を見てきました。

今回の病院でも優秀な人はおりますが最高な人はおりません。基本的にはどの職場でも同じになります。

職員の仕事ぶりについて書いてみたいと思います。

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80点はたくさんいる。95点はいない。

多くの会社で多くの職員を見てきました。それぞれの会社で「優秀」とか「仕事ができる」と言われている人でも80点くらいになります。

会社員は70点〜80点で十分な裁量と報酬が与えられるので、多くの日本企業では仕方がありません。外資証券会社や外資弁護士事務所であれば違うのかもしれませんね。

95点以上の結果を出せる人は実力だけでなく才能もある人です。会社員であるのに95点以上を出し続ける人は本当にすごい。

会社というのは80点の人と95点の人では大きな差はつかないので、80点でそこそこやる方がリスクに対するリターンが大きくなります。コスパが良い。

今回の職場でも80点の職員はたくさんいるけど95点の職員はいなかった。

95点の職員を教育するのではなく70点で十分な体制を構築する

95点を取ってくれる職員は素晴らしいです。95点を取れるだけの努力と行動を続けるのは大変ですからね。向上心と能力のある人にはそれなりのポジションを与えるべきすね。

でもね。ぼくは「仕事は頑張らないで求められている結果を出す」「失敗やミスはヒューマンエラーではなくシステムエラー」を意識しているので95点の職員を育成するよりは70点で結果が出る組織を作る方が良いと考えています。

95点の職員に頼ってしまうとその職員がいなくなった時に全体が崩壊してしまいます。

体調不良で欠勤しても問題がないような体制を構築していくのがリーダーとしての仕事になります。

一生懸命働いているだけでは仕事をしているとは言えない

ぼくの定義としては以下のようになります。

  • 50点 言われた仕事ができる 大多数 
  • 80点 仕事で結果を出せる 優秀な人 上位20%
  • 95点 結果を出し続ける トップ 上位5%

多くの職場で結果を出している人も多くは70点〜80点くらいの仕事になります。

言われたことを言われたようにする人や決められたことを決めらたようにする人は50点。そこから新しい工夫や結果が欲しいのです。

んで、80点以上を目指すのであれば人を巻き込める仕事力が必要です。リーダーシップともいいます。個人で到達できるのは80点くらいまで。

多くの職場では無能な上司が無意味な仕事を作っている。

本日のまとめ。2ヶ月経過の自己評価は80点くらいと思う。

ぼく自身の仕事観は「無理も努力もしたくない人たちを活用して100点の結果を出す」になります。

多くの人は努力は継続できないし勉強はしたくない。できるだけラクをして多くの給料が欲しいのです。みんな同じ。

事務長として組織を作れる立場になったので、自分が20代の頃に嫌だった上司にならないようにしていきたいですね。

中間管理職としての苦悩もあります。院長や役員の顔色ばっかりを伺うような人もいれば、スタッフに寄り添いすぎている人もいます。

2ヶ月経過した他人の評価も気になるところですが、他人の評価を変えることはできません。無理をしすぎても意味がない。

多分だけど自己評価としては70点〜80点くらいの事務長だと思う。最高の事務長ではない。新卒の事務員から院長までバランス良くやっていると思っています。多分だけど。