主要メンバーが全員年上の職場環境で働いています。年下上司の注意ポイント

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事務長として介護施設を任されている立場で仕事をしています。

職場には多くの部署があり多くのスタッフが働いているのですが主要メンバーの中で最年少なのでとても不安になりました。

運営会議など責任者が集まる機会は多いものです。しかし、看護、介護、リハビリ、ケアマネ、相談員、など全員年上なのです。

ちなみに総務課の中でも最年少です。ぼくは30代ですが、40代、50代、60代と働いています。

事務長として施設運営を行なっていく必要がある中で最年少の自分がどのように考えながら働いているのかまとめてみました。

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事務長なんて役割のひとつでしかない。上司が偉いなんてことはない。

最初から考えているのは事務長だからといって偉くもないし立派でもない。ってことです。

事務長なんて役割のひとつ。ポジションで求められているのは施設管理と数字責任です。看護師は看護を求められているし作業療法士はリハビリをする必要があるだけです。

ぼくは事務部門を統括する役割なので指揮命令権は与えられておりますが、それはあくまで施設管理と数字責任に必要な場合に限り使用します。

自分の権限を自分の力だと勘違いしてしまう馬鹿野郎が多いのも事実ですけどね。それを反面教師にしています。

全員が年上なのでしっかりと敬っていれば、年下上司でも大きな問題はありません。

年下という事実はどうやっても変わらない。ならばそれを利用すれば良い

年齢は同じスピードで進みます。どんなに頑張っても年齢は追い越せません。5歳年上の先輩は10年後も5歳年上になります。

全員が年上なのであれば、それなりの方法が必要になります。ぼくには「威厳」とか「貫禄」は無いタイプなので違った方法で施設をまとめる必要があります。

威厳とか貫禄はありませんが、その代わりに人懐っこさや可愛がられる能力はあります。学校や会社でも先輩によくしてもらった思い出は多くあります。

リーダー論なんて結局は「従わせる」か「従ってもらう」のどちらかになりますからね。

誰よりも多く行動する。しっかりと決める。

管理職の仕事は定例的なものではなく突発的なものに真価を発揮します。クレーム対応や誰もやったことのない仕事などです。

そこで大事なのは誰も知らないのであれば自分で率先して行動するようにしています。まずは自分で行動して理解する。

そこで概要を理解する。そこまでがぼくの仕事です。そこから先は「ここまでやって欲しい」「これはこうなっている」と指示をします。

丸投げはダメよ。ってことです。

あとは判断を基準をしっかり持つ。OKとNGをはっきりと決めてあげないと部下はどうしたら良いのか不明になってしまいます。

あとは自分の判断に責任を持つ。政治家みたいな記憶にありません的な言い訳は絶対にダメです。自分の判断が間違っていたら謝罪をすればいいだけです。

優柔不断はダメよ。ってことです。

本日のまとめ

年下の責任者となることに不安を感じていましたが、現在はとても楽しく働いています。

マネジメント方法に正解はありませんが、自分のタイプとまわりのスタッフのタイプを考えれば自ずと答えは見えてきます。

ぼくに威厳や貫禄があったら違った方法になるでしょう。ぼくよりも年下のスタッフがたくさんいても違った方法になります。

人の悩みのほとんどは対人関係に悩みになります。「あいつ年下のくせに偉そうにしてムカつく」と思われたら施設運営上は悪手です。

最初にも書きましたが事務長としての役割は施設管理と数字責任になります。これがぼくに与えられた役割です。そのために何が最善なのかを考えて仕事をしています。