介護施設の事務長になって良かった唯一のこと。

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数年前に法人内の退職などの玉突き人事で管理職になりました。

あまり望んでいない昇格でしたがラッキーなことにメンバーに恵まれて施設運営は順調です。人事は生物と言いますがその通りですね。

医療事務時代はメチャクチャ頑張っていたし昇格して高いポジションを望んでいたのに叶わなかったのに、総務に移動になってのんびりしようとしていたら事務長になってしまいました

仕事に対する価値観やキャリア論はこのブログにも書いてきましたが、介護施設の事務長になって感じていることを3年が経過したので書いてみたいと思います。

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仕事に対するモチベーションなんか持っていない

まずは仕事の価値観についてです。

ブログやツイッターには何度も書いていますが基本的にはやる気のないタイプです。仕事で世界を変えてやるとか同僚を蹴落として出世したいとは考えていません。

どちらかと言うとゆるふわサラリーマンで定時退社サイコー。アフターファイブは自分のために使いたいタイプです。

お金はたくさんもらえたほうが良いけど役職者の給与と仕事のバランスが適正だとは思えません。給料は増えれば増えるだけ責任が重くなるもんです。

なので事務長の辞令が出た時は「嬉しい」と言うよりは「まだやりたくない」と思う気持ちが強かったです。

事務長になって良かったことは仕事を選べるようになったこと

事務長になると言うことは施設運営を任されると言うこと。良くも悪くも数字責任があります。

そして多くの報告事項があり結論を出して物事を動かしていく必要があります。考えて判断して行動することができない人は管理職に向いていない。

リーダーシップなき上司なんて上司とは呼べません。

管理職になって良かった部分はこの部分です。仕事の大半を自分で考えてやるやらないを判断できるようになったことです。

ぼくは一般職時代から多くの職務を自分で考えて自分で解決するタイプでした。でも一般職ですのでどうしても上司に指示を仰ぐ場面があります。

そんな時に上司と意見が食い違うことも責任を負えない立場なので最終的には上司の意見が優先になります。

これは結構ストレスだったな。

自分の考えた指示で物事が解決されていくのは楽しいものだ

管理職になった現在も出世欲が全くありません。

もっと仕事をしたいと思うわけでもなく、もっと良い給料が欲しいとも思いません。この感覚は自分でも不思議です。

上司にスリスリのヘコヘコもしません。施設内のイザコザも公平に対処していた結果、職場の空にはとても良いものになりました。

出世欲がないので仕事に失敗しても気になりません。自分の指示で行動した結果が間違っていたら責任はちゃんととります。行動してくれたスタッフに対してはごめんねと言えます。

指示をして問題が解決したらそれはそれで気分が良いものですし部下にも感謝ができます。

そんなスタンスが現在はちょうど良いですね。

本日のまとめ。事務長になって良かったと思う。

数年前に望んではいない形で事務長になりましたが現段階でも良かったと考えています。

ブログやTwitterには書いていない(書くことができない)メチャクチャ大変なことや問題点もあります。悲しいことも辛いことも多くあります。それが管理職でしょう。

全員に好かれているわけもない。時には厳しい言葉を言わないといけない場面もあります。

でも、全部をひっくるめて考えると管理職になって正解だったと思います。

なので30代で管理職になるチャンスがある人は挑戦してみてほしい。自分で考えて結論を出していく作業は大変ですが責任を取り続けることはひとまわり成長できるチャンスでもあります。

あと数年で40代になりますがこの経験を得ている状態で40代に入れるのは有利ですね。今後も多くを望まず。無理をしないで目の前の問題をひとつずつ解決していきたいと考えています。