暑い夏。介護施設の事務長が伝える言葉は「休め」一択ですね。

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本当に暑い日が続いています。

ぼくは入所100名の介護施設で勤務しているので多くの介護職員が在籍しています。その他にも看護師、リハビリ、相談員なども働いています。

この猛暑の中、事務長の仕事の中で最重要任務である事業計画達成するために最適なのは「休め」という結論になりましたので書いておきます。

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飴と鞭。この猛暑は十分なムチなのでぼくはアメを与えるほうが生産性は高い

クソ暑い中で事務部門から整理整頓だとか接遇だとか言われても無理ゲーでしょ。

もうね、介護スタッフを含めた現場では業務を安全に遂行するだけで合格ラインです。必要以上に負荷を与えても生産性は向上しません

このタイミングでは「働いてくれてありがとう」「無理しないでね」「しっかり休め」としつこいくらいに伝える必要があります。

コロナも5類になったとはいえ陽性者もチラホラ発生しておりますので勤務調整も難しくなります。夏休みやお盆の予定もあります。

それなのに熱中症や体調不良で欠勤となるのは困ります。

スタッフの中にはムリをしてしまう人がいる。それがリスクになる。

どの職場にも貢献度の高いスタッフがいるでしょう。

生産性が高くみんなより働いてくれて、急な欠勤者が発生した時に好意的に残業したり出勤してくれるようなスタッフです。

リーダー職などに多いですね。

しかし、このような特定のスタッフに負荷を与えるのは望ましい解決策ではありません。この人がいなくなったらどうする?

頑張ってくれる職員は管理職にしてみれば非常に助かりますがリスクになることも理解しておかないといけません。

急な欠勤などを補うのは全員公平にする必要があります。ここを間違えてしまうといけません。特定の人に負荷がかからないように指導して業務を問題なく遂行するのが事務長の仕事です。

休めない?大変すぎる?それを解決する方法を考えるのが事務長の仕事です

できない理由なんで100個くらいあるのです。それを言ったところで何も変わらない。

人がいない。使えない。採用もできない。現場はボロボロ。人・物・金が潤沢に無いからこそ考える必要があります。

現在のリソース(ヒト、モノ、カネ、情報、ノウハウ、時間など)で最適解を出すにはどうしたら良いのか。短期的に解決する方法もあれば長期的に解決する方法もあるでしょう。

全てを完璧にできる事務長なんていません。

職場の問題に対する最大の要因や諸悪の根源、このラインが崩れたらいけないというポイントを押さえて穴を塞いでいく。

このあたりはバランス感覚の問題でもあるので言語化は難しいですがリーダーには必要な能力になるでしょう。

本日のまとめ。

暑すぎるので無理をしないで乗り切りましょう。

こんな時期に頑張る必要はありません。職場に行くだけでエライ。8時間も働けるのはスゴイ。無事に帰宅できたら天才。

それくらいで良いのではないでしょうか。