ツッコミどころや愛嬌のある上司が最強である理由。不完全を売れ。

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こんにちは。医事ラボの「ほんの」です。普段は介護施設で事務長として日々奮闘をしております。

仕事柄、多くの管理職やリーダーと話をする機会があるのですが、タイトルにもある通り完璧ではない上司を補完できるチームがいい成績であることが多いです。

あまり言語化できていないのですが現在の思考の整理のため書いてみたいと思います。

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事務長の仕事はチームが勝つこと。名選手が名監督とは限らない。

事務長の中には威厳や貫禄があり、仕事のミスも少なく知識も豊富な人がたくさんいます。また典型的な日本企業なので現場のリーダーから管理職になった人も多いです。

現場叩き上げの場合、現場の良い部分や悪い部分を把握しているため生産性は高まるような気がしますがそうでもありません。

あれこれ書いても意味がないので簡潔に書きます。

怖い。言い難い。

そんな管理職って多くないですか?仕事の裁量に差はありますが、全リーダーの仕事で求められているのはチームが勝つ(与えられた目標をクリアする)ことです。

不完全であることを前提に職場での立ち振る舞いをしよう

もっと簡単に言えば「職場のみんなに節度を持った態度で接しよう」です。

管理職だからといって威張ったり、怒鳴ったりする人は論外。仕事をしないのは最低。

完璧ではないリーダーを補完できるメンバーがあるチームは強いです。

だいたいリーダーだから完璧だというのは幻想です。少なくともぼくの場合はできないことが多い。そこを理解して協力を依頼して感謝する。

このような当たり前を確実に行う日々の積み重ねが職場の信頼関係を高めていきます。

問題点を指摘してギスギスするよりもミスを補い笑い合う方が良い。

完璧な上司(そんな人がいるとして)の場合。または完璧なシステムが構築されている場合。職場でのコミュニケーションはあまり必要ありません。

各自が与えられた仕事を確実に実行するだけでは生産性は向上しない。

これ最近理解しました。ぼくの働いている施設の看護責任者はスケジュール管理能力がありません。そのため提出資料やアポ予定などは総務で補完するか早め多めの連絡が必要になります。

看護責任者は忙しい+スケジュール管理ができない。これを施設の職員が理解しているので多少の問題については許容できる空気があります。

その分、看護責任者の秘書的な役割を担っているのは総務になります。

総務の事務所は全職員が毎日訪れるように設計するべき

総務の事務室は個人情報や機密情報を扱うため立ち入り禁止になっている場合もあります。

入り口で呼ぶタイプ。

これはあまり望ましくないと考えています。事務長(総務)を中心に職場の情報が循環するように設計するべきです。

全職員がとりあえず総務に確認相談すればなんとかなる。という認識になると各部署のリーダーだけでなくスタッフまでもが総務に声かけをしてくれます。

もちろん「そんなん知らんがな」的な報告も多くありますw

施設内のプリンターを総務課に集結させるとかタイムカードを総務事務所にするとか強制的に行う方法もあります。

これは法人本部などであれば難しいかもしれませんが、介護施設くらいならできると思いたい。

本日のまとめ

アラフォーと呼ばれる年齢になり、仕事に他する価値観にも変化がありました。

また自分がどのくらいできるのか理解できるようにもなりました。

ぼくは、行動力、知識力、会話力はあるけど人間関係構築力が苦手。そのため、自分の近くには仕事力よりはアフターフォローできる人を重宝しています。

多少の仕事力は自分でカバーするのでフォローをお願いします。と言った感じです。

無料でも多くの診断テストがありますができれば1度くらいはしっかりしたものを試すと良いかもしれません。安価(2000円)程度でストレングスファインダーもあります。

完璧を求めすぎでもあまり良いことはありません。できない部分を協力していく方が楽しい毎日を過ごせるんじゃないかなという話でした。