11月は妥結率等に係る報告と病床機能報告です

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今年も終わりに近づいており忙しくなってきました。

11月にも多くの仕事がありますが公的に必須の仕事は妥結率と病床機能報告になります。医療事務時代に少し絡んでいた部分ですが病院総務となり初めての報告です。

慣れない業務なので勉強しまいたので忘備録を兼ねてまとめておきます。

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妥結率に係る報告とは

保険医療機関(許可病床数が200床以上である病院のみ)及び保険薬局は、「妥結率、取引に係る状況並びに流通改善に係る取組状況」について、毎年4月1日から9月30日までの期間における実績を、10月1日から11月末日までに報告する必要があります

妥結率等に係る報告/関東信越厚生局

詳しくは厚生労働省に書かれています。

妥結率とは病院や薬局どのくらいの金額で薬を購入しているかを把握するための報告になります

妥結率を調べる理由は、妥結率が低い病院や薬局に未妥結減算制度により診療報酬や調剤報酬を減算する仕組みにして妥結率を上げようと考えたためです。

病床機能報告とは

病床機能報告は、医療法(昭和23 年法律第205 号)第30 条の13 に基づいて実施する制度です。
一般病床・療養病床を有する病院・有床診療所が報告対象となります。
報告様式1の報告開始は令和6年10月1日(火)、報告様式2の報告開始は令和6年11月1日(金)からとなります。
なお、令和4年度より、原則として医療機関等情報支援システム(G-MIS)により報告することとしております。

病床機能報告
病床機能報告について紹介しています。

こちらも詳しくは厚生労働省のホームページに書かれています。

病床機能報告の目的は病院の医療機能を把握し地域医療構想を進めることです。

急性期が多すぎてもダメだし、内科ばかりでもだめですからね。

どちらも厚労省に報告するためにデータを加工しています

病院の電子カルテや集計システムによってはボタン一つで一括集計できる場合もありますが、働いている病院のシステムは少しポンコツなので別途集計作業が必要になります。

また集計する部署の問題もあります。

医事課が行う場合もあれば総務や経営企画などの部署が行う場合もあります。病院の力量が試される貴重な場面です。

医事課の諸問題もあり今年は自分が取りまとめを行いました。

なんとか期日に間に合って良かったです。

本日のまとめ

新しい病院にきて初めての妥結率と病床機能報告でした。

介護施設から病院になり忘れている仕事が多くありますがあわてないように確実に解決していくしかありません。

なかなかスタッフには恵まれていない状況ですが急に変わることはありません。時間がかかる問題ですので根気よくやっていきます。

来年は他のスタッフに振れるようにしていきたいと思います。