スマートに働く=正解、という時代ではなくなりつつある

第3章 病院事務
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2025年も気づけば終わりに近づいています。「もう終わった」と焦るか、「まだ少しある」と構えるか。この温度差がその後の手応えを左右していくものです。

ぼく自身、この数年を振り返ると一つの答えに行き着きます。行動している人は、やっぱり強い。
結局そこなんですよね。

どう考えても行動して実践実験を繰り返して結果検証を繰り返している人が圧倒的な成果を残しています。


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仕組み化よりまず動くが先に来る時代

同じことを同じようにやらなくていい仕組みづくり。これは組織にとっても、個人にとっても役立つ考え方です。生成AIが当たり前になったことで、こうした効率化はますます進むでしょう。

ぼくも医療事務時代、レセプトやシフト作成で工夫を重ねて残業を減らしてきました。ブログにも何回も書いています。

残業なし継続中!最速のレセプト点検方法を書いておく。 | 医事ラボ

「レセプト点検をする」能力は医療事務にとって必須ではないですね。ICTやAI等を活用するコンピュータチェックが進む! | 医事ラボ

効率化は確かに価値がある。でも、結局のところ自分の答えはこう。

「量は質を上回る」
「質より量」

40代になってこの言葉の重みを感じる時期はありません。体力も気力ある30代にできることはやっておけと言いたい。


ぼくの仕事は正解のない問題に向き合うこと

事務長になってから、日々の業務はルーティンよりも答えのない課題と向かい合う時間のほうが多いです。

法人内の打ち合わせ、会議、部下との面談。意味不明なクレーム対応、職場トラブル。誰も明確な正解を持っていないテーマが続きます。

だからこそスマートに働く=正解、という時代ではなくなりつつある。

ここ10年は「8時間労働の中でいかに業務を圧縮し、自由時間を確保するか」が主流でした。
副業や投資が正義のように語られた時期もありました。

でもコロナ終息と賃上げの話題からも潮目は明らかに変わっています。ここを見誤ると厳しくなる。少子高齢化で労働人口は減る。定年は70歳へ。今の30〜40代は、まだあと30年以上働く。

ポジションを持つ人が、これからは強い。ここが次の時代の分岐点。


行動できる人が、静かに差をつけていく

最近、働きたくない層が目立つようになりました。過度なホワイト化。

これは悪いことではないし、昭和のスポ根的な働き方に戻る必要もありません。ぼくだってブラックは反対です。

けれど現場を見ると、結果を出している人はやっぱり行動している。話を聞けばパワフルで、迷いなく次の一歩を踏み出している。

そこに格差が生まれるし、これからも広がっていくでしょう。物価も上がり続ける。平成の30年を繰り返すことはありません。変化できなかった人から取り残されていく。

そうならないためにも、ぼくは行動を止めないと決めています。


守りに入った瞬間に終わる 攻撃は最大の防御

いまのポジションを守ろうと思ったら、多分そこで終わり。仕事人生は70歳まで続くのだから、守りに入るには早すぎる。

ただし無理はしない。倒れたら元も子もありません。量をこなしながら、自分の足で立ち続ける。
そんな働き方を、これからも模索していきます。

出世に興味はないけど結果にはこだわっていきたいですね。