キッシーこと岸田総理が2月10日に3月13日からマスク自由化を発表しました。政府発表。
発表から1ヶ月の間にも多くの専門家があーでもないこーでもないと多くの発言をしていました。いろんな意見があって楽しいですね。
経済側の観点と感染症側からでは結論が違うのは当たり前ですので、介護施設で働いている人間としてはリスク許容度が変わらないのであれば余計なことは言わんといてほしいと考えています。
なんにせよ本日13日からはマスクは自由になりました。
これについて介護施設での勤務について考えてみたいと思います。
本日の結論。基本的には何も変わらない。感染症対策は続く。
まずは結論から書いておきます。
介護施設や医療機関では13日になったからと言って大きな変更はありません。12日までと同じように基本的な感染症対策を行います。
厚労省HPにも「高齢者のリスクを下げるために高齢者施設ではマスクをしてね」と書いてあります。
多くはリスク許容度が低い。介護施設では安心安全を求められる。
入所されている高齢者には安心して生活をして欲しいと家族は考えています。マスクをしないでコロナになって体調が悪化して欲しいと考えている家族はいないでしょう。
マスクをしない人が増えればコロナになる人が増えるのかどうかは関係ありません。
ここで大事なのはマスクをしていない施設でコロナになることが問題なのです。病院も同じですね。
個人の考えやマスク有無による感染率ではなく多くの日本人が介護施設では安心に生活してほしいという考えからこのような考えになったのでしょう。
少なくとも保健所報告等の縛りが緩くなる5類移行後に変わってくるでしょう
ゴールデンウィークが明けたらコロナは2類から5類になります。5月8日付け。
そのタイミングまでは多くの医療機関や介護施設では(世間から見れば)厳しめの感染症対策を継続するでしょう。
緩くして良くなるメリットはほぼありませんからね。コロナになったら2類で面倒だし。入所者さんやご家族から何を言われるかわかりません。
ならば、よくわからんし感染症対策は継続しておこうとなるのは当然なのかもしれません。
少なくともぼくは3月13日にスタッフにマスクは自由だよ。仕事中も好きにしなさい。とは言えません。
5類になって多くの病院などの動向を見極めながらジワジワと浸透してくのが日本式でしょう。コロナが夏以降も流行しなければ冬くらいにはもう少し緩和されているかもしれませんね。
医療従事者、介護従事者などのエッセンシャルワーカーのマスク自由化はもう少し先になる
少なくとも仕事中に関して自由化されるのはまだ先になります。これが嫌なら政治を変えるか、民意を変えるか、仕事を変えるしかありません。
個人の考えとは別に仕事中のマスクはまだまだ必須。いろんな考え方の人がいていいと思うけど迷惑にならないようにしたいですね。
プライベートでは制限は難しい人もいるでしょうから、感染してても職場では広げないように感染症対策を行うという今までと変わりない日々が続くのです。
もしかしたら医療従事者に関してはマスクを外すという未来はこないかもしれません。仕事中に関してはマスクのメリットの方が大きいですからね。
本日のまとめ
ダラダラと好き勝手に書いてみましたが最初に書いた通りの結論です。
マスクはもう少し着用が続きます。
そして面会対応なども継続の予定です。コロナクラスターになった時に施設対応するリスクが大きいですからね。
まずはコロナにならないようにを考えていくのが定石となるでしょう。
お互いに頑張りましょう。