医療法人事務長の平均年収600万円を求人から考えてみる

この記事は約4分で読めます。

事務長の年収について調べてみました。

ぼくの年収は他の事務長と比べてどうなんだろう。

転職サイトによると600万円前後になる場合が多かったです。500万円から700万円くらいがボリュームゾーン。

ぼくの年収やまわりの事務長を考えてもおおむね納得できる数字です。

では、事務長という仕事で1000万円を超えることはできないのでしょうか。サラリーマン人生で1000万円という数字は一つの指標になりますからね。

今日は事務長の年収について調べてみました。

スポンサーリンク

事務長の平均年収は600万円。法人の規模や地域により差はある。

事務長の年収を調べるにあたりいくつかの転職サイトを参考にしました。

具体的には日経メディカルプロキャリア、病院事務職求人ドットコム、病院事務職転職ドットコム、日経転職版の4つです。

管理職以上の転職には求人サイトではなくエージェントを通した方がいいかもしれないです。リクナビやマイナビには事務長の求人は皆無でした。

他にもざっくり調べましたが似たようなものでした。

法人の規模が大きい方が年収は高くなり、首都圏の方が年収が高くなる傾向にありましたが大差があるとは言い難い結果となりました。

ものすごく大雑把に結論つけると「事務長の年収は600万円前後である」となります。

以下スクショです。

求人票では事務長の仕事内容に差はなし。必要なのは管理経験。

クリニック、急性期、療養、介護施設など多くの求人はありますが、求人票を見る限り求められるのは管理経験です。

マネジメント経験。

主任やリーダークラスの現場単位ではなく、部長や課長クラスの現場全体を管理をしていたという実績が必要になります。

それ以外に詳しい情報は掲載されていないのでエージェント担当や面接で確認する必要がありますけど。管理職をしていたという経験はあった方がいい。

理事長や院長のタイプ。法人の問題点。財務状況。などなど求人票には書かれていません。

事務長で転職をしたいのであればマネジメント経験を積んでからにしましょう。

んで。病院で出世をしても年収1000万円には届かないのか問題。

結論は時と場合(病院規模)によるとなります。

もう少し具体的に書くと事務長クラスで1000万円になるのは少し厳しい。病院全体をまとめて運営をしているだけではちょっと届かない。

役職名だけで判断はできませんのでなんとも言えませんが、1000万円に到達するには経営幹部と言われるポジションになる必要があります。

管理職の上。幹部とか役員と言われるポジションです。

小さな法人であれば理事長と事務長の2人で経営しているところもあります。大きな法人であれば人数うも増えていくでしょう。

あまり大きくない医療法人であれば銀行からの出向があるのでより厳しいでしょう。狭き門。

今後は賃上げや物価高の影響で1000万円プレイヤーは増えるかもしれませんね。

一般企業と同じです。無理ではないけど難しい。

本日のまとめ。事務長の平均年収に到達した後にやること

あまり詳しくは書きませんが、ぼくの年収も500万円から700万円のボリュームゾーンになります。

勤務している医療法人の規模を考えても妥当でしょう。40歳前にこのポジションになれたことは嬉しいですし、貴重な体験をしているとも言えます。

このまま管理職(事務長)であるかぎりこそまで大きな金額アップにはなりません。いい成績を残してもボーナスで100万円も違いがあるような法人ではありません。5%とかくらい。

ここからステップアップは管理職層→経営層となります。そうすれば1000万円は見えてくる。

それか転職。ビズリーチなどで探せば医療法人幹部の求人1000万円はあります。

診療報酬や介護報酬は国の制度で金額が決まっているため上限もある程度決まってしまいます。

もう一つは事務長経験を活かして他業種に転職。医療コンサルタントなどになればもう少し年収アップする可能性もあります。

年収アップなどしない。現状維持。年間休日140日サイコー。という選択もあります。

正解は人それぞれ。ぼくは一貫してのんびりを心がけでやっていきます。