理学療法士の退職意向。事務長として考えたこと

この記事は約3分で読めます。

事務長の仕事をしていると他部署の人事も担当業務の一つになります。

若手有望株の理学療法士から退職意向があると話がありました。この社員は30歳前後でこれからを担ってくれるような期待のスタッフでした。

人が退職する理由は100個くらいあります。

今日は貴重な若手スタッフが退職意向を聞いた時にどのような態度を取るのが事務長として正解なのか考えてみたいと思います。

スポンサーリンク

退職意向は否定できない。それぞれの人生なんだから。

自分自身がジョブホッパーなので退職や転職は肯定的です。(否定できない)

転職で人生がより豊かになるのであれば引き止める理由はありません。

しかし、事務長という立場上「了解!」「次も頑張って!」「バイバイ!!」とする訳にもいきません。しかも期待の若手であれば尚更。

という訳で退職理由のヒヤリングのために話をする時間をとってもらいました。

退職する理由が後ろ向きでないと良いんだけどね。

退職する本当の理由は知りません。

ぼくだったら絶対に言いませんからね。

言ったところで改善しないでしょうし、改善するくらいならもっと早く改善してほしい。

ただ転職する理由が後ろ向きではなく前向きであってほしい。次はこうしたい。ここではできないので次に行く。次はより良いポジションだ。などなど

給料が安い。きつい。つらい。などの後ろ向きな理由であればそれは良くない。事務長にも責任はある。

同じような理由で退職者が発生しないように対策を取らないといけません。

アドバイスしてみる。必勝法はわからないけど必敗法はある。

退職理由や次の目標を確認したら個人的なアドバイスをしてみます。

よく言われる言葉ですが「成功する理由はわからないが失敗する理由はわかる」です。必勝法はわからないけど必敗法はある。

成功する人のストーリーはたくさんあり先が読めません。しかし、失敗する原因はある程度わかります。

目隠しをして車の運転はできない。満腹で全力疾走はしない。徹夜で勉強しない。ケーキを食べてダイエットはできない。などなど。

ぼくの少なくない転職回数やおっさんとしての所見から「失敗する可能性が高いポイント」を話しておきます。

話してもらった内容に気になるポイントは指摘してみる。いい返事が無いようであれば失敗する可能性が高いってことです。

なにも現在よりも悪い方向に行く理由はあまり無いですからね。現在の年収や仕事環境と天秤にかける必要があります。

あとは戻ってこれるように。こころよく送り出すだけ

話を聞いて必ず失敗するようなポイントがなければ納得して退職となります。

有給休暇の残数と引き継ぎ状況を確認して退職日を設定します。有給休暇は基本的に全部消化してから退職してもらいます。

医療従事者はある程度狭い地域で転職を繰り返すので出戻りも個人的には大歓迎です。

転職先で思っていたのと違う。転職前の方が良かった。と感じているのであれば同条件で出戻りしてもらいます。

むしろ出戻りしたくなるような職場環境を整えるのが事務長の仕事になります。

人・モノ・カネが揃っている職場になるのは難しいですが、同業他社に比べて少しでもいい環境になるようにしていきたいと考えています。