【良い事務長の特徴】やる気をあてにしない。チームで解決。ガツガツしない。

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ぼくが事務長として意識していることを書いてみたいと思います。

良いリーダーとしての仕事論。

自分の良し悪しは自分ではわからないものです。スタッフからどのように思われているのか判断できない以上、自分の中で指針を定めておくことは必要だと考えています。

事務長の仕事は赤字にならないように施設運営すること。事業計画を達成すること。ここが最大のポイントになります。

そのためにどうしたら良いのか。

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メンバーやスタッフのやる気をあてにしない

モチベーションアップの方法など巷には溢れていますが、モチベーションアップをするために努力をするなんて間違っていませんか。

頑張るために気合を入れるためにエイエイオーとしていたら疲れてしまいます。

やる人はどんな状況でもやります。

それよりも淡々と作業ができるように仕組みを整えていく必要があります。仕事を属人化しない。みたいな言い方もありますね。

ヒューマンエラーはあり得ない。仕事上の失敗はシステムエラーだけ。

頑張らないでも成功する仕組みを考えるのが事務長の仕事。

寝不足だ。恋人と喧嘩した。家族が病気だ。それぞれ悩みを抱えている。

施設全体のチームで解決するための方法を考える

事務長になって一番変わった部分です。

管理職になる前は自分一人の成績を達成すれば良かった。そしてそれは難しいことではありません。

どこかの有名な言葉で「急いで行きたければ一人でいけ。遠くに行きたければみんなで行け」がありますがその通りです。

メンバーにはパソコンが得意な人・料理が得な人・サッカーが得意な人など多くの特徴があります。パソコンが得意な人に料理を作らせる必要はありません。

仲良しの馴れ合いではなくそれぞれが意識を持った集団であること。退職者が発生しても問題ないようにすること。

短期的に利益を取りに行くのではなく長期的に勝ち続ける必要があります。

異質は大歓迎。自分の意見はどんどん言うべきチームで勝つためには新陳代謝や新しい融合も必要になります。

多くの人は変化を嫌います。新しいことは嫌いです。なので良い上司は潤滑油となりチームが機能するように考えるのです。

いつもヒマそうにしている。心と時間に余裕がある大人

本当は上司に怒られて赤字で泣きそうな状態でも職場ではスマートにしています。がむしゃらに汗水流してもZ世代には響きません。

長時間労働も同じでシラケるだけならまだしも余計なプレッシャーをかけてしまう可能性もあります。俺の背中についてこい!タイプでは通用しません。

意識的にカジュアルな会話をするようにしています。

大事なのは伝えるではなく伝わること。重要なことを会議で言っても伝わらないのであれば意味がありません。どれだけ伝わるのかが大事です。

大事なポイントを理解してもらい行動に移してもらえるようにしていきます。

世間話を多くして、ペット・趣味・子供など仕事とは関係ない情報を集めています。

本日のまとめ

良い事務長について書いてみました。

他にも傾聴だったり決断などもありますが、とりあえず上記3つになります。

どれも簡単なようで難しい。常に忘れないようにしていることです。なんなら手帳の目標にも書いてある。

事務長という肩書きだけでスタッフは萎縮してしまう人も多いです。そんなに偉いもんじゃないです。

なので事務長としてどれだけ快適な環境を提供できるのか、限られたリソースで目標を達成するのか、諸悪の根源はどこにあるのか、しっかりと見極めておく必要があります。