信頼を失ったスタッフの働き方について考察する

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新しい病院で1ヶ月が経過しました。

まだまだ多くは見極め中でありますが、ぼくの信頼を完全に失ったスタッフ(30代)が発生しました。

職場で信頼関係が構築できす信用を失うと重要な仕事は任せられないし、行動に対して正誤の確認が必要になります。

限りあるリソースに割く時間がもったいないと考えてしまう。

手持ちのスタッフを活用して結果を出すのが事務長です。変わりがいくらでもいるわけでもありません。再教育をしてレベルアップさせるか低レベルの仕事を割り振るかになります。

なぜ信頼を失ったのか、どうすれば信頼を失わないのか、今後はどのようにすれば良いのか、反面教師になりますので考えてみました。

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信頼を失った理由は大きく分けて3つある。失敗を誤魔化したこと。返信が遅い。怒られて落ち込む。

信頼を失う。信頼関係を構築できないと判断した理由はいくつもあるのですが大きく分けると3つあります。

1、失敗を誤魔化したこと。嘘ついたこと。

仕事でミスをするのは問題ありません。完璧な人はいないので誰だってミスをします。

そのミスを報告しなかったり誤魔化したりすると対処が遅れます。その結果、他部署に迷惑をかけたり患者さんからクレームをもらったりします。

これが一番の理由ですね。自分のミス>報告なのです。優先順位が間違っている。

ぼくは個人のミスや失敗は問題ではなく、職場で発生するミスは全てシステムエラーで解決する問題だと考えております。

2、返事や返信が遅い。進捗管理ができない。

仕事の依頼をしても返事がありません。または遅い。

総務の仕事はルーティン作業以外にも多くの突発業務があります。設備関係はAさん、人事関係はBさん、経理関係はCさんといった具合に担当業務が分かれており、タイミングによっては業務量が増えることもあります。

タスク管理が苦手だったので、必要な仕事をリスト化してもれがないように助けました。

10個の仕事がありますので進めてください。と指示をしても5時に報告がありません。こちらから進捗確認をしても曖昧な返事だったりします。

詳しくは書きませんが30代でこのレベルは問題があると判断しました。

3、怒られて落ち込む。不貞腐る。ヘコむ。

仕事なので人によっては怒る場合もあります。

怒られた際の正しい反応は「すいません。以後気をつけます。全力で取り返します。」一択です。

言い訳も良くないですが、怒られて落ち込んだり不貞腐るのは問題外です。30代が怒られてヘコんでいる場合じゃないの。

ミスを検証して繰り返さないようにシステムを考えるのが仕事でしょう。

同様のミスを繰り返していたりすると「前回も同じこと言ったよね。」になってしまうので注意。

このレベルになると挽回は非常に難しい

新しい病院でまだ1ヶ月ですが、悪評だけでなく多くの失敗を目の当たりにすると擁護はできない。

組織作りでは改善させて戦力になるよう鍛えるのが正解かもしれませんが、30代職員の教育にかける労力を新卒教育にあてたり他業務に使った方が有益です。難しい問題です。

仕事は信頼関係で成り立っています。

手取り足取り教える時期を過ぎてしまったスタッフ(30代)の対処方法をぼくは知らない。ぼく自身が評価されている最中なので余裕もありません。

本日のまとめ

今回の問題に対して学ぶことは以下の3点です。

  • 仕事は人でできている
  • 失った信頼を取り戻すのは非常に難しい
  • 20代で成長しない人は30代でも成長できない

このスタッフ(30代)を反面教師にして同じ過ちをしないようにしていく必要があります。事務長という中間管理職。上からも下からも問題がふってきます。

ウソをつかない。返事をする。失敗したら全力で謝罪してリカバリーする。仕事としては基本のキですので確実にやっていきたいです。