ぼくは後輩や部下がミスや失敗をしたときに基本的に怒りません。
むしろ上司である自分の方が謝る必要があると考えています。
仕事においてミスは発生するものだし、そのミスを発生させた原因はヒューマンエラーなどではなくでシステムエラーだと考えているからです。
責任者が構築したシステム通りに働いていたのにミスが発生したのであれば、その原因はリーダーにあるのでしょう。
それが部署やチームを取りまとめている人の仕事でしょう。
なので、部下のミスに怒る上司や責任を取らない上司は時代遅れだし不要なんだよね。と考えています。
今日はそんな部下や後輩の失敗やミスが発生したときにリーダーとしてどのようにすれば良いのか考えてみました。
同じミスを繰り返す新人は同じミスを繰り返す原因がある
部下のミスは原因を考える機会を与えて同じミスをしない方法に変更(システムの変更)することが大事だと考えています。
Aさんが失敗したことはBさんも失敗する可能性がある。そう考えると、「この方法で良い!!」と考えていたものがダメなんだと発見できます。
部下のミスは失敗なのではなく、次の成功につなげるための条件と考えるようにします。
もちろん理想論です。
しかし、このように考えていくと部下のミスで怒る必要はどこにもなく、むしろ「失敗させてゴメン!!」だったり、「データを得られたよ。ありがとう!!」となります。
部下の失敗に怒る上司は時代遅れ。時代錯誤。なんだよね
もちろん・全員が完璧なリーダーなんて無理に決まっています。
でもね。何回失敗して転んでも起き上がり前に進める覚悟がある人がリーダーであって欲しい。
ぼくはそんな人になりたいし、そんな人と仕事をしたい。
部下のミスの原因も追求せず、新しい方法も生み出さないで怒るような人は今の時代のリーダーに向いていないと考えています。
ちょっとググれば大抵のことがわかってしまう世の中で怒る上司は時代遅れ。時代錯誤。でしょう。
つまりリーダーシップが発揮できない人のこと。
リーダーに大事なのは進むべき方向をデザインすること。
全員が100点になる必要は全くないです。
ここを目指すと相当辛いでしょう。
個人的には70点くらいで合格!85点なら最高!!95点なんて言ったら泣いて喜んでみんなとハグをする。くらいでちょうどいいと考えています。
そして進むべき方向性と進むべき方法を示してあげることです。
- 東京から北海道に行きたいんだよ。だから沖縄のことはいったん忘れよう。(方向性)
- 飛行機は早いけど今回はヒッチハイクでいろんな経験を得よう(方法)
メチャクチャ雑な例えですw
そこで北海道を目指していたのに、ぼくは札幌を考えていてCさんは釧路でDさんは函館なんて可能性もあるわけです。これがミスや失敗の原因。
札幌と明確に伝えなかったリーダーが悪いのは明白ですね。そしてリーダーは札幌で何がしたいか伝えてなかったと気がつくでしょう。
すると方向性は北海道の札幌で雪まつりに参加したい。と明確に伝えるようになります。
本日のまとめ
ちょっと思うところがあって自分の考えをまとめてみました。
部下が失敗をしたとき謝るのはリーダーの方なんだよね。怒る上司は間違っていると思う。と言う話でした。
あなた自身は大丈夫ですか。あなたの上司はどうでしょうか。
少しでも働くことが良くなるといいですね。お互いに頑張りましょう。