医科診療点数(レセプト)

K第10部 手術

手術の途中で中絶した時の算定は?まさかの中断。レセプト記載にも要注意

手術を行うとき途中で中絶・中止する可能性があります。医師が手術をおこなう時に途中で中絶・中止するなんて考えていませんでしたが医師だって人間です。そして患者さんも人間です。手術中に想定外の出来事がある可能性もゼロではありません。医療事務経験5年目にしてはじめて手術途中で中絶・中止したという事例がありま...
K第10部 手術

創傷処理における麻酔(キシロカイン等)は必須ですね。レセプト情報。

今日は創傷処理における麻酔の必要性について書いておきます。そもそも創傷処理とは、切・刺・割創又は挫創に対して切除、結紮又は縫合(ステープラーによる縫合を含む。)を行う場合のことを言います。結構幅が広い算定方法になり外科で多く算定する項目です。今月のレセプト点検はいかがでしたか?ぼくはいろいろと他業務...
K第10部 手術

マレット指(マレットフィンガー)手術に対する査定返戻対策をやったよ。

マレット指(マレットフィンガー、バネ指)の手術に対する査定や返戻が急増しています。審査機関に嫌われている?なのでマレット指に対する手術には最初から症状詳記と手術記録とオペ後X-Pを添付することにしました。今日は病名マレット指について書いておきたいと思います。
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F第5部 投薬

退院時処方のレセプト算定方法について。退院先が在宅なら可能ですね。

退院時処方についてまとめました。入院している患者さんが退院時に持って帰る退院時処方は退院先が在宅であれば算定が可能です。まずこれが結論です。逆に言えば退院先が在宅ではない場合は算定ができないということになります。ほんのそもそも在宅とは?在宅などと曖昧な言葉を使うので難しくなるのです。・在宅とは自宅以...
D第3部 検査

【査定】粘膜点墨法加算と内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術について

査定の確認を行っていたら粘膜点墨法加算の査定がありました。なんと!インジゴカルミンを使用して粘膜点墨法加算を算定しているのにも関わらず、ポリペク(K721内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術)算定していました。言い方的にはポリペグを実施していたのに粘膜点墨法加算を算定していたわけです。ほんのうん。まぁこ...
G第6部 注射

外来化学療法加算Bを算定できる抗リウマチ薬について。オレンシア 、シムジア 、レミケードなど。

関節リウマチの患者さんに対しては外来化学療法加算Bを算定することができます。リウマチ科の医師が変更になるたびに治療法が大きく変更になります。リウマチ薬の種類も変更になるのでその度に勉強する必要があります。このリウマチに対する注射については注意する部分がいくつかあります。例えば、院内注射と外来化学療法...
G第6部 注射

注射で外来化学療法加算1と2の違い。AとBの違いは?施設基準。

ほんの2022年の診療報酬改定で抗悪性腫瘍剤を使用した場合の点数が廃止になりましたので、以下は2020年までの情報になります。外来化学療法加算のレセプト算定は難しいですよね。そもそも算定するにあたり「1」と「2」があるし、なおかつ「A」と「B」もあります。こんなの普通はわかりません。ぼくも最初はとて...
H第7部 リハビリテーション

介護保険で通所リハビリテーションを算定している患者さんに対して医療保険のJ118介達牽引を算定はできるのでしょうか。

リハビリテーションには算定要件がたくさんあります。そのためレセプト点検する医療事務にとってもチェックポイントが増えるので算定が難しい。そしてリハビリテーションは病院で実施する「医療保険」適用のリハビリテーションと「介護保険」適用のリハビリテーションがあります。今日はタイトルにあるように介護保険での通...
医科診療点数(レセプト)

地域包括ケア病棟入院料の在宅復帰率は70%以上必要です。施設基準についての話。

地域包括ケア病棟入院料を算定するにあたり在宅復帰率70%以上にしないといけないというルールがあります。地域包括ケア病棟入院料は全部で8種類の入院料に分かれていますが、どの入院料を算定するにしても在宅復帰率70%以上のルールは守らなくてはいけません。ここがクリアできていなければ施設基準を満たしていない...
医科診療点数(レセプト)

A206在宅患者緊急入院診療加算(入院初日)を地域包括ケア病棟入院料で算定。レセプトのチェックポイント等のまとめ。

今日は地域包括ケア病棟でA206在宅患者緊急入院診療加算(入院初日)を算定する方法について書いておきます。A206在宅患者緊急入院診療加算(入院初日)はそれなりに高得点で算定できますが、それなりに複雑です。ほんのちょっと難しいぞ!!すごく簡単に書いておけば在宅患者緊急入院診療加算とは患者さんを救急で...
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