マレット指(マレットフィンガー)手術に対する査定返戻対策をやったよ。

K 第10部 手術

マレット指(マレットフィンガー)って審査機関に嫌われているのでしょうか?なぜか査定や返戻が多くなってきています。返戻になると詳記と手術記録と手術後レントゲン画像を請求されます。

返戻と査定の確認をしていたところ外来手術の査定が3件ありました。外来で1,000点超えると目立つから嫌なんですよね。主任や課長に報告と説明が必要になるし…。

返戻なので再請求すればお金はもらえますがそれまでに時間が必要です。入金が遅れる事は病院会計上もいいことはありません。それに返戻数の増加もうれしくないです。

外来で手術の返戻があると点数が大きいので目立ちます。

会議で余計な突っ込まれるポイントを作る必要はありません。なので今月からマレット指に対する手術には最初から詳記とオペ記録とオペ後X-Pを添付することにしました。

そんな理由で今日は病名マレット指について書いておきたいと思います。

本日のざっくりとした要点。

  • マレット指手術の査定や返戻が急増している
  • 査定返戻を防ぐために事前に症状詳記をする
  • マレット指に対する手術一覧
  • レントゲン記録の出力は放射線科に嫌な顔される

当然、社会保険支払基金に問い合わせです。

特別に変わったことはしていません。先月も同じように算定しています。昨年もです。毎月行うような手術です。何かを変更したわけではありません。なので、社会保険支払基金に電話です。

ほんの
ほんの

「何がいけないんすか?先月と何が違うんですか?説明を求む!」

「事務員の私が思うに不備はありません。わかりかねますのでドクターに確認し折り返しでお願いします。」

 

 

‥‥数日後

「確認しました。マレットでは手術しないこともあります。本当に手術が必要な症状だったのか確認したいとの事です。」

ほんの
ほんの

「つまり、うちの病院が不正をしていると疑っているという事ですか?」

「いやいや、そうゆう事ではありません。あくまで確認です。」

 

社会保険支払基金には、「なぜ」を省略できる不思議。

いつも思うんですが、なんで返戻や査定の理由を明確にしないんでしょうかね?医療事務未経験からスタートした自分には理解できません。査定する時に理由を記載すれば良いのに…。

理由がわからないから病院側は電話して問い合わせして回答を待つという昭和なスタイルをしなきゃいけません。

今回の返戻だって紙に「マレット指に対する手術に対して詳記・手術記録・レントゲン画像の提出をお願いします」と書いてあるだけです。

「なぜ?」の部分が抜けています。新卒のマナー本にだって5W2Hで話さないって書いてるんですけどね。

マレット指手術の査定や返戻が急増している

今までと同じようにやっていた手術で同じように請求しているにもかかわらず査定や返戻が急増しました。もちろん理由を聞いても要領を得ません。審査機関のやりたい放題。なのでマレット指に対する手術はすべて詳記をつけました。

マレット指で手術をする病院の宿命なんですかね?地域のクリニックからも紹介が多くなってきているので手術数も多いです。月間のマレット指に関する外来手術だけで5件以上ありました。入院では査定も返戻もありません。もう全員入院で手術すればいいか…。

僕の働いている病院は紙カルテなので、カルテから手術記録をコピーして、放射線科に手術後レントゲン画像の出力を依頼して、医師に症状詳記を依頼しました。

マレット指に対する手術一覧

僕が働いている病院では以下の術式で算定しています。(Kコード順)

  • K037 腱縫合術
  • K045 骨折経皮的鋼線刺入固定術
  • K046 骨折観血的手術

どれも同じくらいの割合です。

放射線科に嫌な顔される。

一度に大量の依頼をしたので(しかも急に)とっても嫌な顔されました。だって10日までにレセプト請求ですからね。今回だけ!よろしく!!と無理言って出力してもらいました。

次月分からは計画的にします…。

放射線科システムと医事会計システムがリンクしていないのでレントゲン画像の出力だけでもめんどくせぇです。電子カルテですべてがつながっていたらいいんですけどね。

放射線科も基本はデータ管理なので紙出力はめんどくせぇらしいです。

本日のまとめ

これで返戻が減少すればいいですねぇ。

【レセプト情報】複数の指に対する手術。算定が可能な手術のまとめ。
今日は指の手術について勉強したので書いてみたいと思います。指の手術って意外と算定が複雑なんですよね。 過去にも指に対する骨折観血的手術の査定がありました。指の手術って複数指にかかる手術をした時は複数の算定できるのが基本です。 し...