タイトルにもある通り介護事務になりました。
Twitterには一足先にアップしていましたが介護施設への辞令が出ました。
10年くらい前に未経験で医療事務をスタートしてレセプトを頑張っていたハズですが、何故だか介護事務となりました。ずいぶんと遠くまできたものです。
なので、今日は「これから介護事務としてどうするのか」と「医療事務から介護事務になるまで」を書いていきたいと思います。
本日の結論。これから介護事務としてやること。請求業務などは行わない。メンバーレベルからステップアップ。
介護施設での事務員なので介護報酬で請求をして売り上げを管理することが一番の仕事になります。
もちろん施設を利用する人の受付業務もあります。このあたりは医療事務と似ていますね。受付をして電話対応をして請求業務を行う。
もう一つは総務のような仕事です。入職や退職の管理・業者や行政との調整・トラブル対応・設備や物品の管理などです。
ぼくは医療事務と病院総務をやってきたので、医療事務と総務の経験が生きる場所になります!!すごい!!
上記の仕事がメインになるのですが、加えて管理業務が追加されます。
今までも数人の後輩部下に対して指示をする立場ではありましたが、今後は複数のリーダーに対して指示をする立場になります。
- 今まで:リーダーとして担当業務に責任を数名の部下後輩に指示をする
- 今後は:責任者として施設運営のために各リーダーに指示をする
病院の規模によってイメージする差はありますがこんな感じ。
ひとつの介護事業所を管理します。
30代も中盤で次のステップに進めてよかった。管理職経験は無いよりはあった方が良いでしょう。
自分のキャリアを考えるときに一般職ゾーン(メンバークラス)にいるのと管理職ゾーン(マネージャークラス)にいるのでは大きく違ってきます。
一般職だから良い。管理職だから良い。なんて言う短絡的なものではありません。どっちも正解だし、どっちも間違いになる可能性があります。
ぼくには、出世する。出世しない。は大きな問題ではなくて、どちらかと言うと家族との時間を大切にして自分の趣味を楽しみたいタイプです。
しかし、次の転職をするにしても現在の会社で働き続けるにしてもマネジメント経験は必要になってくる年齢です。30歳半ばと言うのはそんな年齢。
5年後10年後に転職を考えると管理職経験があると有利。
医療事務としてレセプトのスペシャリストを目指していれば違ったのですがそうじゃなくなりました。
給料も増えるけど責任も増える。昇格するのが正しいとは考えていません。
今回の異動に伴い、立場も変更したので給料も増えました。年間30万円くらい。やったね!!
しかしサラリーマンにおける昇給昇格は単純に喜んでいるわけにはいきません。給料が増えると言うことはそれ以上に責任が増えるのです。
管理職になれば事業計画、予算管理、人員管理、施設基準管理などなどメチャクチャ大変になります。
それを考えると年間30万円の給料アップでは少ないのかもしれません。
多くの管理職が理事長など役員クラスの重圧に耐えられず退職しているのを見てきたので楽観できる状況ではありません。次は我が身なのだ。
ベッド回転率が下がり赤字経営になったら…。と考えると夜も眠れません。
なので嬉しい!!と言うよりも、気合を入れ直して頑張ろう!!といった気持ちが強いです。
ぼくの転換期。医療事務時代にレセプト点検を諦めたところが総務として生きた。
ここからは医療事務から介護事務になるまでを簡単に書いていきます。
医療事務になったのは10年くらい前。未経験からの転職です。転職理由は転勤をしたくないから。地元で働ける場所を探していたから。
そんな安易な理由でした。
そもそも事務総合職という採用であったため医療事務になりたい!!という理由もありませんでした。配属が医事課だったというだけ。
それでもなんとか頑張りながら受付→外来レセ→入院レセと段階的にステップアップしてきました。
しかし、ぼくにはレセプト点検のスペシャリストになる決意が足りなかった。診療報酬に詳しくなりあらゆるレセプトに対応するよりももう少し上の立場になって病院全体を考えてみたいと思うようになったのです。
医事課長や医事部長になるよりも総務からの目線でいろいろと考えてみたいと。
その後、総務になり病院のあらゆる雑務をこなしながらものんびりと過ごしていました。
出世するのは諦めて上位ゾーンの下の方にいることにしました。A評価を目指すのではなくB評価でOK。B評価の中では上位にいるくらい。
トップ集団には属せずミドルゾーンの上位にいるような感じです。
1年前に書いた記事では10年くらいはのんびりやるぜ!と書いていたのですが難しいものですね。
出世を目指している時は出世できず、のんびりしたい時にはのんびりできず。人事は難しいものですね。
ぼくね、10年くらい前は本当に頑張っていたんですよ。若かったと言うのもありますが常に全力投球。医事課も病院も良くしたい!!と本気で考えていました。
それが役職に空きがなかったり出世の限界が見えたところで「じゃあ、のんびりやるか」と方向転換させて毎日定時退社のゆるふわサラリーマン生活を満喫してしました。
本当ならば10年後くらい40代半ばになったくらいでもう一度考え直す予定でした。
出世したい!!と考えていた時には出世できなかったのに、のんびりしよう!!と考えていたら出世をしてしまう不思議なものですね。
決まってしまったので頑張るしかありません。
これから介護施設の取りまとめをしていくのでどうぞよろしくお願いいたします。