医療事務の離職率の高さについて。退職する理由をまとめてみました。

医療事務についてアレコレ
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ぼくの働いている病院の医事課に限らず、医療事務の離職率は高いですね。

20名程度の医事課なのに毎年退職者が5名以上発生しています。4分の1以上です。

わたしの働いている病院の医事課は誰も退職しません。とても安定して働いています。

と自信を持って言える人は少数になります。そんな職場で働けているのであれば幸せですね。今後も継続できるようにしっかりと働きましょう。

そもそも医療事務の離職率を考えるのは難しいものですね。採用しても採用しても退職者は続きます。採用担当になったからにはもう少しいい方法を考えていきたいものです。

なので、今日は医療事務の離職率についてと退職する理由について書いてみたいと思います。

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医療事務の退職人数の推移はこんな感じ。

ぼくが入職する以前から医療事務の退職者数は(安定的に?)5名から10名程度となっています。20名の職場で10名なんて退職してしまったら引き継ぎもうまくいかず職場の伝統も無くなってしまいます。

退職する人数については過去の勤務表等を確認すればだいたいわかります。

ぼくの働いている病院は中規模病院ですので医事課の人数はそんなに多いわけじゃありません。パートさんも含め全部で20名ちょっと。

そんな医事課で毎年5名から10名の退職者が発生するのは多いと言わざるを得ませんね。

以下はぼくが入職してからの離職者数です。

  • 1年目 8名
  • 2年目 7名
  • 3年目 9名
  • 4年目 6名
  • 5年目 8名
ほんの
ほんの

20名ちょっとの職場で9人とか異常でしょ?

この数字は転職して病院が変わってもあまり変わりませんでした。

どうしてみんな辞めていくの?退職者について。

退職理由は毎年同じような理由になります。今年も前年度までと同じような感じでした。

負のオーラを発生させている人をどうにかしないといけないのはわかっているんですけどね。

人事部に言っても何も変わらない。

ほんの
ほんの

会社なんてそんなもんなのかもしれませんね。

もちろんすべての退職理由を知っている訳ではありません。ぼくや職場の人に伝えた退職理由が本当の退職理由とも限りません。

あくまで表面上の退職理由になりますが過去の内訳は以下の通りです。

  • 職場や上司がイヤだ  50%
  • 結婚や妊娠(家庭事情)30%
  • ステップアップ    10%
  • その他        10%

ブログ用にざっくりとした数値にしていますが、実数と大きな違いはありません。

そして今年は採用しても試用期間に退職するということが3名もいましたので、辞め方にも問題があったなぁ。と感じています。

医療事務の離職率は高いので全国的な問題

ググってみたらたくさんのサイトが「医療事務の離職率」について書いていました。

どのサイトにも

  1. 人間関係
  2. 長時間労働
  3. 休みが不規則
  4. 低賃金

なんてことが書いてあります。中には医療事務はブラック企業並みなんて書いてあるサイトもありました。

確かに僕もそれは認めざるを得ません。過去には医療事務のブラックについて書いています。研修などで他病院の人と話すとビックリします。

職場がイヤ!という退職が多いのが問題。

職場や上司が嫌だ!という退職者理由はどこの職場でも発生する理由でしょう。

ぼくも同じような理由で過去の職場を退職したことがあります。

働いている病院では医療事務未経験でも採用しているので「医療事務」がそもそも思っていた仕事と違っていた。みたいな人も含まれています。

しかし、ほとんどの人か「上司がイヤ」になって辞めています。

ここが問題です。

上司が癖のある人なので合わない人はとことん合いません。人間関係が辛くて辞めるような人が圧倒的です。

どうしても医療事務の世界の上司は厳しくなる傾向になりますね。

女性が多い職場だから仕方ない?

次に多いのが女性が多い職場ということです。医療事務特有ですね。

結婚や妊娠です。若い女性の多くは結婚適齢期に採用になります。なので、どうしても一定のタイミングで退職になります。

正社員であれば産休育休を取得する人もいますが多くは退職になります。

これは、未経験や若い医療事務の賃金は低く抑えられていることや、結婚出産を気に自宅の近くにあるクリニックなどのアルバイトでも良いと考えている人が多いからです。

また、医療事務は賃金が低いのも理由の一つでしょうね。無理して妊娠中や育児中に働く必要はないと考える人も多いです。

夫の転勤などの理由でも仕事を辞めるのは女性って感じになります。これは医療事務で高収入の女性が増えれば変わってくるのかもしれませんね。

原因を突き詰め修正していくことも難しくなっている

ぼくの働いている職場で言えば勤続20年のベテランが退職して職場が混乱。その結果、無理がある人事ローテーションになったことも大きな理由のひとつです。

ちゃんと「いつ」「誰」が退職しても対応できるように職員教育をするのが理想なんですけど。中小企業ではなかなか難しいですね。

ぼくも手一杯になり新人教育担当を他の人にお願いしました。普段は病棟にいるので医事課のことは目が届かないので教育することもできませんから。

いろいろな原因がありますが試用期間に退職するのはこちら側にも大きな問題があると言わざるを得ません。

医事課全体の残業時間も徐々に増加傾向になっているしはたから見ても良い状況とは言えないです。

本日のまとめ。

このままでは状況改善はしません。

しかし、中規模病院でだと問題の人員を切るようなことも難しいですね。バランスを崩してしまうと大事なレセプト点検などの医事業務に支障が出る可能性もあります。

人事異動もなさそうです。

人の流れと言うのか空気感ってちょっとしたきっかけで大きく変わっていくんですよね。

本来であれば大きな改革を行い悪い空気を絶つのが正解なのですが、そんな声は聞こえてきません。

医事課の空気も手遅れになる前に良くしていきたいですね。

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