医療事務の新入社員が半年で退職してしまう。考えられる対策と退職者への対応について。

医療事務についてアレコレ
この記事は約5分で読めます。

中途入職してきた新人さんが退職するそうです。新卒採用された人も早いと半年で退職したりします。半年は6ヶ月です。

ぼくのは、あわない職場で消耗するくらいならさっさと次の職場を探したほうがいいと考えています。

今の職場で苦しい思いをしているのは自分に責任があるわけでありません。自分の輝ける場所ではなかっただけ。と前向きにしたい派です。

人には輝ける場所が必ずある。たまたま今の職場がフィットしなかっただけ。

プロサッカーでも移籍したら大活躍。みたいな話はよくあります。もちろん逆もあるので注意が必要です。

でもね。採用担当や上司の立場として考えると職員の退職は本当にダメージが大きいです。採用コストに教育コスト。これから再度新しい人を探す。

ほんの
ほんの

完全な理想論ですが、全員が気持ちよく働けるような職場になったらいいと考えています。

あー。矛盾。個人的にはあわないなら辞めればいいと考えているのに会社員としてはできるだけ長く働いてほしいとなります。

今回の退職騒動について違うチームなので詳細は知りません。でもねハタからは順調に見えていました。

本人も楽しそうに働いていました。教育状況も予定通りでした。まぁ、本人が退職を決意したのであればぼくからアレコレ言うことはありません。

次の場所で活躍できるように最大限のフォローをしつつ快く送り出してあげるだけです。

今日は入職半年未満の新入職員が退職する理由についていろいろと考えてみたので書いておきたいと思います。

スポンサーリンク

医療事務は退職する人も多いですが、辞めていく人には次の舞台で活躍してほしい。

退職する人にヒアリングを行いました。

せっかく仕事も覚えてきたのにここで辞めるなんてもったいないと思ったんですけどね。こっちの都合(モロモロのコストなどの諸事情)もあります。

それでも、面談を行い本人の退職理由を聞いたのでもう止める理由はありません。

くま
くま

辞める!!退職する!!

と決心した人に対して

ほんの
ほんの

もう少しここで頑張ろう!!

なんて言うつもりはありません。

ぼく自身も転職を繰り返してきている人ですからね。ジョブホッパータイプ。冷たいかもしれませんが辞めていく人に何を言っても無駄なんです。

同じ医療事務でも病院が変わればマニュアルも違います。現在の病院で積み上げた経験が次の病院で同じように活かせる保証はありません。

人が集まっているので職場の空気感みたいなのも大事でしょうね。

どこに行っても通用しない。勿体無い。なんて言葉を言うような人は信じない方がいい。

過去の職場を辞める時は上司や先輩などに

  • そんなんじゃどこに行っても通用しない
  • ここよりも悪くなるだけだ

みたいなセリフを言われたりもしました。

だいたい使えない上司になるほど退職する人に対して冷たい心無い言葉を発してきます。(※個人的な意見です)

それなら何も言わない人の方がマシだと思います。

辞めるか悩んでいます。相談してください。ってレベルなら引き留めるために言う必要があるのかもしれませんが(それでも僕は言わない)もう辞める!と決断した人にはいう言葉じゃないです。

多くの新入社員が退職する理由を聞いてみました。

辞める理由なんて100個でも言えるんでしょう。

ほんの
ほんの

ぼくだって100くらいは余裕で言える。

退職面談で本当の理由を言っているかはわかりません。少なくとも鵜呑みにしてはいけないでしょう。

しかし、多くの退職者と話してきた内容をまとめるめてみると

  • 仕事のスピード感についていけなかった
  • 家庭とのバランスが崩れてしまいそう

と言った真面目な退職理由が表向きの理由が多数をしめています。

働いている病院の新入社員は年齢的にも若くないのでそれなりの戦力として期待していました。期待の中途採用ってやつです。

医事課は少数精鋭で行っているのでそれなりの負荷を強いられます。特にぼくのチームは残業反対派が揃っているので業務時間内の密度は高いです。転職者みんな言うので間違いないです。

ひとりで複数のタスクをこなしながら動いている状態です。スピード感が早いと言えばいいんでしょうか。

残業が当たり前の職場で働いていた人や狭い範囲を深くやってきた人にとっては難しいことは否定できません。

そのほかの退職理由なんかは別記事に詳しく書いてありますのであわせて読んでください。結論は上司や先輩などの人の問題です。

医療事務の離職率の高さについて。退職する理由をまとめてみました。
多くの病院の医事課、医療事務の離職率は高いですね。 ぼくの働いている病院の医事課は20名ていどですが毎年5名以上の退職者が発生していました。4分の1以上です。25%以上。 これは多すぎだと思いますが…。 わたしの働いている病院の医事課は誰も退職しません。とても安定して働いています。 と自信を持って言...

本日のまとめ。半年で医療事務は退職。

今回の退職理由に対して医事課で出来ることを考えてみましたがあまり有効な手段はみつかりませんでした。

人はすぐに増やせませんし、人数を増やしても仕事量が減ることはありません。むしろ人数が増える分のデメリットが大きくなります。

面接のミスマッチが原因とも言えるので徐々に改善させていくしかありません。10人の職場でいきなり10人採用したら現場は混乱してしまいます。難しいですね。

本人には経験者採用である事、経験年数や前職での年収を加味した給料を提示し納得して入職しているので本人の見積もりも甘かったのかもしれません。

給与が

  • 15万のフルタイムパートさん
  • 20万の新卒
  • 25万の30代
  • 30万の40代

それぞれで求められる能力は違ってきます。日本は年功序列の賃金体系をとっていながらも実力主義を採用している会社が多いです。

すると40歳で20万円の給料で新卒と同じ仕事をさせるのは難しいのです。40歳には40歳なりの能力がないと今後は難しくなっていくんでしょうね。

ぼくも経験年数と年齢に応じた能力を得られるように日々努力していきます。

【40代からの医療事務】未経験でも転職は可能?年齢制限はある?
40歳を過ぎてから未経験の医療事務に転職できるのでしょうか。40代の医療事務です。そんな質問がありましたので答えてみたいと思います。 最初にぼくの結論を書いておくと「何をはじめるにも遅すぎることはない。何かをスタートしようと思った時が人生において一番若い。」となります。 しかし!40代の男性といった...