お前は何かしているのか。客を呼ぶ工夫を。

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ぼくの仕事は病院の事務員です。

多くの病院の事務員と同じように事務作業を行い職員対応をして外部業者と連携をしたりしています。

病院事務というのはどこの病院でも業務内容に大差はありません。基本的には同じ。もちろん、病院の規模や立地、施設基準や役職などによって細かい差はありますが。

多くの事務長を悩ませているのが収支(=増患)です。経営というのは面白いもので同じ病院の設備や人員であっても差が出てくるのです。

スポーツチームはわかりやすいですね。シーズンの途中で成績不振で監督解任後に新監督がきて成績回復みたいなことも多くあります。

名門学校の部活は毎年新入生がやってくるのに毎年良い成績になるのも似ていますね。

好成績の病院だったのにトップが変わり悪くなるパターンもあれば、業績不振の病院を立て直すパターンもあります。

できることなら働いている病院の成績は良い方がいい。利益が出ている病院であれば給料も出せるし人員も確保できる。好循環の渦にグルグルとなります。

であれば、ぼくの仕事は職場環境を整えることになります。

人と人が働いている以上、多少の摩擦は生じるものです。摩擦が大きくなって火事にならないように。壊れないように。水をかけたり油をさしたりします。

タイトルにある「お前は何かしているのか。客を呼ぶ工夫を。」と言うのは大河ドラマべらぼうのセリフです。

吉原の問題に対してヒヨッコ小僧が理想論で偉い人にお願いをした時に言われていたセリフ。

あーでもないこーでもないと文句を垂れ流していますが行動につながらなければ意味がありません。少ない労力で大きな結果が出るように日々考えて行動している人に勝てませんからね。

同じことを同じようにする必要なんてありません。

お互いに忘れましょう。