胃カメラの算定とレセプト病名等のまとめ。EF上部消化管内視鏡検査

D 第3部 検査

胃カメラの検査については手技だけでなく薬剤だったり加算があるので算定が難しい項目の一つですね。EF上部消化管内視鏡検査と胃カメラ検査は同じことです。

EF上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)については外来診療でも多く実施するので算定する回数は多くなります。

またレセプトの査定や返戻も多い項目になります。ぼくの働いている病院でも多くのEF上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)が査定や返戻になりました。

はじめたばかり医療事務にとってはEF上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)は点数も高いし薬剤も多いので算定するのにドキドキしてしまいます。ぼくも最初はドキドキでした。

全部を詳細に書いていると文字数が多くなってしまいますのでぼくなりにまとめたEF上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)について書いておきたいと思います。

EF上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)の必要病名。粘膜点墨法加算の有無に関係なく胃がんの疑いでOKです。

EF上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)はちょっとして食堂や胃のムカつきなどでも検査をすることがあります。まぁその結果ピロリ菌が発見できたりするのですが。

なので病名としてはそんなに大袈裟なものではないことも多々あります。それを素直に胃炎とか逆流性食道炎だけでレセプト請求すると過剰で査定になることもあります。

なのでぼくが働いている病院では病名に特記すべきものがなければ胃がんの疑いをつけています。胃炎や逆流性食道炎などの確定病名と胃がんの疑い病名が必要になります。

そうすることでピロリ菌を除菌する流れになっても対応できるようになります。

また、ぼくの働いている病院では粘膜点墨法加算を算定している時はインジゴカルミンなどを使用します。これを使用するときは必ず胃がんや食道がんの疑いをレセプト病名に入れないと査定対象になります。

EF上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)では特段問題がなければ胃がんの疑いをレセプト病名に入れておくことで、その後のピロリ菌除菌になった時もスムーズに対応できる。また粘膜点墨法加算を算定する時も胃炎などでは査定になったのでガン病名を入れて対応している。
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上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)でキシロカインポンプスプレーは1gまで算定することができます。

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)でキシロカインポンプスプレーは1gまでとなります。ぼくが働いている病院ではずっと2gで算定していました。

今までOKだったものが急に査定されることはよくある事なので今回も「あぁ、いきなり査定だなぁ」と思っていました。内容を確認するために国保連合会へ電話をしました。

ほんの
ほんの

どうせ「医学的判断」とか言われて終わりになるだろうと思っていましたが今回は少し事情が違いました。

なんとぼくが知らなかっただけで、キシロカインポンプスプレーの使用量について通知が出てました。国保連合会から通知を発送していたのにこちらの確認がもれていました。

いやー、恥ずかしい…。

突発的に査定をしたのではなくて、予め連絡をしてくれていたのにこちらが気がつかないという悲しい出来事でした。原因はいろいろありますが通知を確認するべき担当が怠っていたからです。

今後の対応策。同じミスを繰り返さないためにやること。

「テメーしっかりやれ。2度と同じミスするんじゃねーぞ(ノ`Д´)ノ」と脅してしまうのも悪くはないかもしれませんが、それでは再発防止の策を練ったとは言えませんよね。

なので、1人に任せるのではなくチームで助け合いフォローできる環境を構築しました。査定通知がが届いたタイミングで複数の担当者が確認する仕組みを考えました。

人間ですのでミスは必ずおこります。なので、ミスを発生させないような仕組みが必要なんですよね。同じミスを繰り返さないように考えて行動していく事が大事です。

自分が担当する病棟や診療科などだけでなく自分が働いている病院でどのような査定があるのか全員で共有するような方法が負担なくできればいいですよね。

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)でキシロカインポンプスプレーは1gまでなので注意してくださいね。

D308 胃・十二指腸ファイバースコピーについて

D308 胃・十二指腸ファイバースコピーについても確認しておきましょう。

D308 胃・十二指腸ファイバースコピー 1,140点

1 胆管・膵管造影法を行った場合は、胆管・膵管造影法加算として、600点を所定点数に加算する。ただし、諸監視、造影剤注入手技及びエックス線診断の費用(フィルムの費用は除く。)は所定点数に 含まれるものとする。

2 粘膜点墨法を行った場合は、粘膜点墨法加算として60点を所定点数に加算する。

3 胆管・膵管鏡を用いて行った場合は、胆管・膵管鏡加算として2800点を所定点数に加算する。

4 拡大内視鏡を用いて、狭帯域光による観察を行った場合には、狭帯域光強調加 算として、200点を所定点数に加算する。

2018年の診療報酬改定では胆管・膵管鏡の加算が大幅にアップされました。胆管・膵管鏡を多く行なっていた病院では大幅な収益増になりそうですね。

本日のまとめ

EF上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)の算定をするには

手技料:胃・十二指腸ファイバースコピー1,140点 + 必要な加算 + 薬剤料

で算定します。

口から行う場合も鼻から行う場合も点数的には同じ点数になります。

万が一ポリープなどがあり切除を同時に行ったときは検査ではなく手術の手技料(K653 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術)などで算定することになります。

手術になると同時算定できないものが出てくるので注意が必要ですね。