病院やクリニックでは夏季休暇やお盆休みはありますか?
ぼくの働いている医療法人では病院全体が一斉休業になるような夏期休暇やお盆休みはありません。
入院施設がある病院は365日24時間動いています。
地域の中核病院が夏休みなので外来診療はできません。入院患者さんも退院です。なんて言えませんからね。
なので、従業員は一斉に休むのではなくて交代制で夏季休暇を取得します。
この形の病院が多いでしょう。
勤務表担当なので6月には夏休みの予定を調整します。
みんながスムーズに取得できるように調整します。
7月から9月の間に3日間程度の夏季休暇(特別休暇)を付与している病院が多いのでは無いでしょうか。
個人的にはお盆の8月をズラして夏季休暇を取得することが多いです。早めの7月か遅めの9月。
クリニックであればお盆の時期にまとめて夏季休暇を取得できるところありますね。
会社に感謝しましょうw
夏休みを取得するということは仕事を長期間不在にすることです。自分が休んでいる間に迷惑がかからないようにしっかりと引き継ぎも必要になります。
長期休暇だ!!うれしい!!!
という浮かれる気持ちはとてもわかりますが、働いているスタッフに対する配慮も必要になりますね。
今日はそんな夏季休暇で長期不在時に起こった出来事を書いてみたいと思います。
知らなかった。病院の夏季休暇は3日が主流になります。
一般企業勤めの前職では夏季休暇は就業規則に定められていて「取得義務」でした。お盆の時期に一斉に休暇になります。
しかし顧客都合など業務都合により休めない部署もあります。そんな時は前後に変更して「連続した休暇」を取得しなくてはいけませんでした。
前職は総務でしたので取得していない(取得予定の無い)部署やチームがあると催促をして強制的に取得させるようなこともありました。
夏季休暇の記載について就業規則の確認をしておこう。
通知がありましたが「夏季休暇の取得ができます」という文章でした。
気になったので就業規則を確認してみると夏季休暇の文言はありませんでした。
つまり取得したくない人は取得しなくてもOKという事です。
もっと言うならば取得できない人は取得するなって事です。
ブラックバイトみたいに「人いないから休めないよ」となる可能性もあります。ワンマン上司で「俺が出勤するからお前らも出勤しろ」となる可能性もあります。
この辺は病院によって大きな差があるところです。ぼくは夏休みが欲しい。
職場が変わればルールは変わる。でもそんな職場は嫌ですよね。夏季休暇は取得したいです。本当はヨーロッパみたいにバカンスが欲しい。
病院の経営者も「クオリティ・オブ・ライフ」とか「ワーク・ライフ・バランス」とか言っているのであれば、夏季休暇は取得義務にしないといけないのでは。
ちなみに夏季休暇は3日程度のところが多いようですね。
週末や有休と合わせて5日程度になる人が多いです。
夏期休暇や有給取得する時こそ注意しよう。引継ぎはとても大事ですね。
夏季休暇の時は引き継ぎを確実に行いましょう。
仕事をする上で「基本のき」ですが、意外とできていない人が多いです。
不在時にはその人の仕事なりがわかるものです。優秀な人は仕事の進め方も上手なので長期間不在にしていても大きな問題になりません。
事前に根回しをしてトラブルが発生しないようにしてあります。
逆に仕事のできない人は日々の段取りが悪いので休んでいる時にトラブルが発生します。ぼくは全く関係ないのに無実無根のクレームを受けたことがあります。巻き込み事故。
簡単に書いておくと以下のようなものです。
- 入院中の患者さんが依頼した請求方法と違っていた
- 診療費について説明を求められていたのにしなかった
はい。もう困りました。そんなの聞いてないよー。
もう少し詳しく書いておきます。
1、頼まれていた請求方法と違う方法で請求していた件について
1つ目は電話でした。
先日退院したAですけど、入院担当のBさんお願いします。
本日は休みです。明日担当のBから折り返し電話します。もしくは私が可能な範囲であれば回答します
昨日、留守電に伝言が入っていたが、支払いは振込でお願いしている。なのに留守電には支払いに来いと言っていた。いったいどんな事務処理をしている?どんな理由だ?
…。(よくわんねぇ)
ゴ━━━(#゚Д゚)=○)`Д)、;’.・━━━ルァ!!
その後延々とクレームを言われ、とりあえず受け入れお詫びをし、夏休み後にBさんから再度電話すると伝えました。
2、診療費の事で説明していなかった件について
次は入院窓口で直接クレームです。
入院しているCですけど、入院担当のBさんお願いします。
本日お休みです。私が可能な範囲であれば回答します。
この請求書の件で、詳細な明細書を頂けると言っていたが入っていない。今教えてほしいがわかるか?
○○は□□となっていますので▲▲となります。なのでこの請求書になっています。
それは理解している。その先が知りたい。どうなっている?
…。(よくわんねぇ)
ゴ━━━(#゚Д゚)=○)`Д)、;’.・━━━ルァ;
その後延々とクレームを言われ、とりあえず受け入れお詫びをし、夏休み後にBさんから再度電話すると伝えました。
本日のまとめ
かなり、端折って書きましたがこんな感じです。
雰囲気だけでも伝わればいいです。
やはり、普段の仕事の進め方が出てきます。普段から目の前の業務に忙殺されているのがわかりますね。もう悪循環です。
■仕事の進め方や段取りが悪い
↓
■ミスがでる
↓
■クレーム対応に追われる
↓
■仕事がたまる
↓
■仕事の進め方がもっと悪くなる
↓
■ミスがもっと出る
↓
■もっとクレーム対応に追われる
↓
■仕事がもっとたまる(TДT)
という事で、普段からしっかりと仕事をしましょう。そして休む時は引継ぎをしっかりとしておきましょう。
このBさんは、クレーム対応から仕事をスタートすることになります。
本日の要点。
せっかくの夏休みなんだから楽しく過ごして楽しく仕事を開始したいですよね。
戻ってきたら怒られるなんてイヤだー。
- 休みの時ほど仕事の完成度が試されます。
- 普段から仕事の仕方を考えよう
- 自分が不在になるからこそ問題ないようにしよう。