新しく医療事務をスタートした人も多いでしょう。医療事務に限らず「はじめてのこと」は不安になりますよね。
ぼくも未経験で医療事務に転職した最初は不安でいっぱいでした。
「ちゃんと働けるかな?」「給料は減らないかな?」「休日や残業はどうなのかな?」「人間関係は良好かな?」「いじめられたらどうしよう?」なんて不安はどんどん出てきます。
誰だって似たようなものだと思います。
知らないことや不安な部分があると行動も難しくなります。
それでも、なんとか今までやってこれました。頑張った!!えらい!!!
なので、医療事務の不安はたくさんあるけどちゃんとやれば大丈夫。安心して一歩を踏み出そう。って話を書いてみたいと思います。
新しい環境に馴染めない人も多いかもしれませんがお互いに頑張りましょう。
初めての医療事務。不安が生じる要因を考えてみる。
これから医療事務を目指す人にとって病院はたくさんあるんですよね。歯医者やクリニックも含めればコンビニより多いです。
日々の生活では病院不足で困るようなことはありません。むしろ、どこの病院へ行こうかと考えるくらいです。徒歩圏内に内科も整形外科も歯医者もあります。
つまり病院の数だけ医療事務の仕事はあるってことです。
コンビニと大きく違うのは病院やクリニックは個人経営的な小規模運営が多数なのです。コンビニであればマニュアルがあるので教育方法などもしっかりと整えられています。
少なくとも表面上は北海道のコンビニと沖縄のコンビニで受付対応は同じ。
しかし病院はそれぞれが独立しているため受付方法や教育方法にバラツキがあります。そのため一部の問題が表面化しているのです。
教育マニュアルなどが無いから上司の気まぐれで指導します。その結果、人間関係で悩み離職する人が絶えないのです。
ぼくが医療事務に転職する時に不安だった事柄
30歳目前で医療事務に転職しました。一般企業の事務員から病院の医療事務に転職です。
医療事務に転職するにあたり不安だったのは以下のようなことです。
- 未経験で異業種異職種だけどちゃんと働けるかな?
- 家族もいるのに給料や年収は減らないかな?
- レセプト大変なんて言うけど休日や残業はどうなの?
- 女性職場だけど男性で大丈夫かな。人間関係は良好かな?
こんな感じです。
最初に書いた通りぼくも最初は不安でいっぱいでした。しかし働くうちに多くの不安は消えて行きました。
男性医療事務なら大きな病院の方が重宝されます。男性が医療事務を行うメリット。役職者になる確率が高い。
大きな病院のなら「夜勤(当直)」の従業員が欲しいための採用も行っています。男性で正社員希望なら大きな病院の方が採用されやすい傾向にあります。
ぼくは夜勤をできる自信がないので除外しましたけど。
また男性医療事務の昇格のスピードは一般企業より絶対早いです。未経験の場合は最初の給料は低いかもしれませんが結果を出し続ければ昇給昇格はしていきます。
主任や係長など最初の役職がつくのも一般企業より早いと思います。働いている上司の仕事に対する意識も一般企業より低いです。「一生務めてやろう」とか「課長や部長になろう」とか「この病院を変えてやろう」といった人はまずいません。
どちらかというと、「とりあえず正社員で」「ボーナスがもらえて」「責任のある仕事はしたくない」みたいな人がほとんどです。
そんな人たちに囲まれて流されなければ、男性が昇給昇格するのは当たり前です。
一般企業よりライバルが少ないって話です。
ぼくは未経験でしたので病院の給与規程で一番低いところからスタートでしたが、人事考課でA評価を毎年取っているので今ではそれなりに増えてきました。
世の中いろんな仕事がありますので、30歳を過ぎて年収400万円なんて最悪!!と言う人もいますし、残業ほとんど無しで休みも取得できて病院で勤務で年収400万円は最高!!と言う人もいます。
まぁ、考え方は人それぞれですね。
なので、安心して医療事務の世界へ飛び込もうではありませんか
現在の環境に変化を求めている人や医療事務になれるか悩んでいる人は、安心して医療事務の世界へ飛び込もうではありませんか。
一般企業で悩んでいるくらいなら、医療事務として必要とされている職場に行ったほうが、自分のためにも会社のためにも社会のためにもなります。
自分が頑張れるところで働いたほうが高パフォーマンスになりますし、結果的には給料も高くなります。
医療事務の不安についていろいろと書いてみました。
病院の数だけ医療事務の仕事はありますので就職した職場が最悪ってこともあります。人間が集まっているので単純に雰囲気があわないこともあります。
なので嫌なことがあっても「まぁそんなもんでしょ。」と流して切り替えた方がいいですね。
お互いにゆっくりと頑張っていきましょう。
家族もいるのに給料や年収は減らないかなと言う不安については、転職した初年度は減りましたが毎年給料アップをしているためいまではほぼほぼ回復しました。
→関連記事:30歳男性医療事務員の給料・年収
休日数については個人的な努力では解決できない部分があるので事前にしっかりとチャックしてから転職活動をする方がいいですね。
→関連記事:医療事務の年間休日について調べました。少ない休みは当たり前なの?
残業時間については多くの場合解決することが可能です。みんな30時間以上も残業していた職場ですがいまでは10時間以上残業する人は皆無な職場になりました。
→関連記事:医事課の残業時間が30%減少した「勤務表・シフト表」の作成方法
もしかしたら一番悩んだのは人間関係なのかも知れません。やっぱり女性職場というのはそれなりに難しいところがありますよね。
→関連記事:医療事務の離職率の高さについて。退職する理由をまとめてみました。