30代男性の中堅医療事務が使用した転職サイトについて。

医療事務についてアレコレ
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今後の医療事務人生について考える機会が増えてきました。

多くの医療事務や病院事務の人と話していると「このままで良いのかな?」「もっとチャレンジした方がいいのかな?」なんて感じる事があります。

ぼくは多くの転職をしているジョブホッパータイプなので転職サイトなどに登録をしていて良い求人を常にチェックしています。

という事で、医療事務としてそれなりに経験をしてきて次のステップに進んでも良いんじゃないかと思い本格的に転職活動を行い無事に転職が完了しました。

情報提供してくれた人には感謝をしてもしきれないです。ありがとうございます。

以前、【実録】医療事務から医療事務へ転職した僕がやったことを書いておくという記事では全体的に書いてみました。気持ちなど。

転職サイトや転職サービスについてもいくつか質問があったのでまとめておきました。

今回は医療事務の転職に使用した転職サイトや転職サービスについて書いてみたいと思います。

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そもそも医療事務の転職について

30代のぼくが使用した転職サイトや転職サービスについて書いておきます。

医療事務に限らず転職は、これまでの経験、業務内容、ポジション、年収、転職回数が重視されます。

今回ぼくが狙ったゾーンとしては事務長などの年収ハイクラスの求人ではなく、初めての転職など医療事務経験10年未満で役職なし〜主任くらいまでの年収500万円程度になります。

事務部長や事務責任者などについては別の方法があります。

年収650万円以上はハイクラスと呼ばれていて転職方法も変わってきます。

30代で事務部長や事務長などの責任者クラスを希望する優秀な人はハローワークなどの転職サービスは使わず、転職エージェントをメインに利用するのがおすすめです。

医療事務に限らず年収をあげるには

  1. 病院規模を大きくする
  2. 役職をあげる

ことが必要になります。

クリニックよりは大病院の方が給料も福利厚生も良いことが多いです。

クリニックや小規模病院の課長と大病院のリーダーや主任クラスでは後者の方が給料は高い場合も多いでしょう。

それでは使用した転職サイトやサービスについて書いていきます。

ハローワーク

ハローワークはスタッフレベルで医療事務や病院事務に転職するなら必須のサービスになります。病院は採用コストを抑える傾向があるので地元の病院は多く掲載されています。

ぼくのように通勤時間は短ければ短い方が良い。満員電車に乗るくらいならちょっとくらい年収が少しくらい低くてもかまわない。みたいな考えの人は必須です。

今のハローワークは求人内容と実務内容の乖離は少なくなってきています。病院の公式ホームページよりは信頼できる場合もあります。

掲載の情報は古くなっている可能性もあるので気になる求人があったら問い合わせをして応募することが大事です。

サイトデザインが古いのは仕方ないですw

ハローワークインターネットサービス

無料で使用できます。求人内容は経験が少ない人や未経験の対象も多いです。クリニックから病院などのステップアップには良いサービスだと思います。逆に言えば役職者へなるための求人はほとんど無いです。

リクナビネクスト・マイナビ転職などの転職サイト

転職サイトの確認は必要です。リクナビやマイナビに求人を出すということはそれなりにお金を使ってでも人を採用したいという企業背景があります。

転職サイトはリクナビネクストやマイナビ転職以外にもDODAやエン転職など多くあります。全部を登録する必要はありませんが無料なので登録だけして確認するのもOKですね。

どのサイトでも会員登録をすれば、必要な求人が出た時にメール配信してくれるサービスがあるのでぼくは一通り利用していました。

  • リクナビNEXT :グッとポイント診断だけでも面白いですね。
  • マイナビ転職 :求人数が多いので登録はしていました。
  • MIIDAS(ミイダス) :医療事務の求人は少ないですが市場価値がわかります。
メールアドレスがあれば無料で使用できます。医療事務や病院事務の求人が希望の地域で出た時にだけ確認すればOKなので登録に手間がかかりますが必須サービスです。企業側もお金を出して求人をしているのでハローワークよりは条件の良いものが多くなります。

転職エージェント

転職エージェントのサービスは各社ありますが、通常の医療事務に転職しようとしている人には必要はありません。あまり経験がない人が利用すると敷居が高くなったり、関係ない仕事も紹介されたりします。

転職エージェントを利用してレセプト点検や受付スタッフを採用していたら病院側が赤字になりますからね。

転職エージェントを利用する価値があるのはもっと年収をあげたい人。現在は主任やリーダーだけど実務は課長や部長みたいな人で転職してポジションをあげたい人や、医療事務をやっているけどシステム側に詳しくなり医療系のSEに転職したい人などです。

ぼくは医事課内のパソコンに関する業務を行っていたので事前とレセプトオンラインや電算コード、院内サーバーに詳しくなったので院内SEの話をもらいました。

エージェント系のサービスは多くを登録すると大変です。エージェントの人は転職をさせないと利益になりませんからね。目の前にいるエージェントも営業マンであります。ここは覚えておく大事なポイントです。

なので最初は登録するのは1つで十分です。ぼくが多くを登録して失敗しました。

一つやって担当者とあわないなと思ったら次を考えるくらいでちょうど良いです。

ぼくが利用したのはマイナビエージェント になります。

口コミサイト

口コミサイトも多くを登録して確認しました。古い情報もあるし匿名なので情報を完全に信用することはできませんが生の声を聞けるチャンスでもあります。

医療事務の口コミを検索するだけでなく転職先の病院の口コミを確認しました。リハビリスタッフや看護師の口コミで病院の雰囲気はわかります。

10万件の企業口コミで失敗しない転職。キャリコネ を利用していました。

大手16社の求人情報、約20万件以上を一括検索!希望する転職サイトに同時登録も可能なので時間をかけずに、自分にマッチする会社を選べます!

ぼくが時間をかけてゆっくり転職活動をしたからできることかもしれませんね。

本日のまとめ。

以上がぼくの利用した転職サイトや転職サービスになります。

1番のメリットはどのサービスを利用しても無料で利用できるところですね。転職をしようと考えている人にとって無料で利用できるのは非常にありがたいです。

ぼくが転職するにあたって使ったお金は、履歴書を購入する数百円と面接するための交通費くらいです。それで転職が完了するなんて良い世の中ですね。

最後にまとめておきます。

  • ハローワーク :医療事務の転職なら必須。多くの病院やクリニックが募集をしています。
  • リクナビNEXT :グッとポイント診断は面白いです。ハロワよりも採用コストがかかる分企業側もより本気で採用しています。
  • マイナビ転職 :リクナビnextと同じです。病院や医療事務の求人数が多いので登録していました。
  • MIIDAS(ミイダス) :市場価値を算出してくれるので自分の市場価値を確認するだけでも利用する価値があるかも。
  • マイナビエージェント :院内SEに変更したり役職を上げたい時に利用すると担当者が転職先についてアレコレ言ってくれます。通常の医療事務には不向き。
  • キャリコネ :口コミが確認できます。また大手転職サイトの求人が確認できるので最初に登録しても良いかも。

こんな感じです。

無理をする必要は全くないのですが自分がどんなポジションにいるのか?今後の人生においてどんな戦略を取るべきなのか。考えて行動する指針になりますね。

今の職場に残るにせよ。転職をするにせよ。ハッピーになると良いですね。

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