利用者減少中。病院の社員食堂についてメリットとデメリット。

病院の食堂医療事務的コラム
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ぼくたちは1日のうち大半を会社で過ごしています。

そうなってくると楽しみは昼食だけじゃないですか?それ以外は早く帰りたいなーとかみんな考えていますよね。

毎日病院の売店やコンビニのパンやお弁当でも良いですが、できるなら美味しいランチを食べて楽しみたいのが人情ってものです。手作りのお弁当も美味しいですけどね。

ぼくの働いている病院では職員専用の食堂があります。

ある程度の規模の病院なら社員食堂はあると思います。入院施設がある以上は調理場は必要ですから職員用の食堂を整備することはそこまで難しいことではありませんからね。

しかし、その職員食堂が利用者が減少しています。

背景には従業員の「嗜好の変化」や「コンビニ食の向上」や「賃金の低下」などいろいろあることが考えられます。

一体どうして社員食堂で食事をしない職員が増えているのでしょうか?あまりにも利用者が減少すると損益分岐点を下回り社員食堂について考えないといけなくなります。

今日は社員専用食堂の利用者減少している背景について書いてみたいと思います。

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病院の社員食堂については大きく分けると4種類。

従業員向けの社員食堂については様々なタイプがあります。大きく分類すると以下の4種類。

  1. メニューが豊富で外部利用者と同じものが選べる
  2. 2種類や3種類など比較的品数が少なめ。AランチBランチ
  3. 学校の給食のように1種類しかない。
  4. そもそも職員用の食堂が無い。お弁当など含む。

他にもあるかもしれませんがこんな感じ。

ぼくは何度か転職を繰り返しているので全部を体験したことがあります。メニューが豊富なところでは選ぶ楽しみがあります。種類が少なければ迷うことなく選択ができます。

無ければ無いで外食したりコンビニで買ったりお弁当を楽しむことができます。

現在は2番で3種類の中から選ぶ形になっています。

前職の時は3番で小学校の給食のように月間でメニューが決まっていて、食べたいときに食堂に行って食べる感じです。なので「給食時間」と呼ばれていましたw

比較的駅に近いのでコンビニやファーストフードやファミレス等があり食事には不自由しません。なので、気にいらないメニューや嫌いなメニューがあるときは外食したりします。

少なくともぼくは楽しく美味しい食事がいい。病院の社員食堂についてメリットとデメリット

今日は食堂におけるクオリティによってモチベーションに差が出てくるか考えてみたので書いてみたいと思います。

大前提として個人的にはおいしい物を食べたいという欲求があります。

中には食事のプライオリティーが低く食べれればなんでも良い。早く安いのが良い。なんて人もいるでしょうね。

ぼくの働いている病院の食堂のメリットは

  • 病院の中に食堂がある(雨の日や冬は外に出なくていい)
  • 料金が格安。(1食500円以下)
  • あたたかいご飯が食べられる。(お弁当では冷めている)
  • 他部署と気軽に交流が出来る。(外だとなかなか難しい)

逆にデメリットは

  • メニューが選べない。(給食)
  • 売切れになってしまう事がある。(強制的に外食orコンビニ)
  • そこまでおいしい訳ではない。
  • 混んでいて座れない事がある。(結構待ちます。)

こんな感じですかね。

自分としては格安で提供している割には味も頑張っていると思います。時々、味が薄かったり濃かったりして困ることもありますが。

そんな食堂ですが混んでいて座れないことが多いにも関わらず利用者数は減少していました。

病院食堂の利用者が減少している背景は職員の嗜好の多様化が原因?

細かい数字をここでは書けませんが病院の食堂は委託業務になっておりその多くがギリギリの状態で運営をしています

委託会社(給食会社)は調理師スタッフ採用も難しく人数もギリギリのところが多いです。いつ行ってもブラックだなぁと感じています。

ギリギリの人数なので人の負担も大きくなるしサービスや食事のクオリティにも影響が出ます。つまり悪循環。

給食会社からすれば入院患者さんへの食事は必須業務なので仕事の重点はそちらに向かいます。社員食堂へは余力でおざなりになりがちなんですよね。

そして些細な食事の綻びから利用者の減少になり収益もさらに圧迫されていきます。きっと職員が何人以上の利用で採算がとれる。みたいになっているハズです。

  • 入院患者の食事:病床数が決まっているので定数=安定収入
  • 職員食堂の食事:食事提供数が読めない。不安定=定例外収入
ほんの
ほんの

給食会社とすれば利益を上げるには職員食堂の利益を伸ばす方法がありますがそこでできないのが実情なんでしょうね。目の前に利益の源泉があるのにもったいない。

食堂利用者の減少はこういった部分が大きいと思うんですよね。

会議で上司たちは食文化の多様化時代だとかコンビニ食の質の向上だとかいろいろいっていますけどね。テキトーな理由ならぼくだって100個くらいは言えます。

本日のまとめ

委託金額を減額要求している内部事情は置いといて、食事を提供してくれるスタッフの皆さんには感謝しかありません。

上層部の暗いネチネチした話は置いといて、これからもよろしくお願いしたいと個人的には思っているのであります。

出来るだけ早いタイミングで大きな変化を起こさないとジリ貧になっていくのは目に見えていますからね。病院と従業員と委託業者の3方良しのアイデアを考えています。

3方よしが商売の基本になりますからね!

このままだとテキトーな施策を行って無駄な時間とお金を使って成果無し!みたいなことになります。もしくは委託業者に責任を押しつける可能性もあります。

ぼくの声は上層部までは届かないでしょうけど、しっかりと考えてぼくなりの答えを出しておくのは必要ですね。

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