超音波内視鏡(EUS)がスタートしました。レセプト算定などについて。

D 第3部 検査

ぼくの働いている病院では4月から超音波内視鏡検査がスタートしました。

今まで内視鏡検査の多くは大腸と胃に対して行っていましたので、超音波内視鏡なんてまったく知利ませんでした。

新しい機械が導入されるのに知らないことがあるのは不安だったので自分でもちょっと調べてみました。なので今日は超音波内視鏡について書いてみたいと思います。

そもそも超音波内視鏡ってなに?

何も知らなかったので検索してみると以下のようなことらしいです。

超音波内視鏡とは

超音波内視鏡(EUS: Endoscopic Ultrasonography)は、文字通り超音波(エコー)装置をともなった内視鏡で、消化管のなか(内腔)から消化管壁や周囲組織・臓器などの診断をおこなう検査です。

この検査も”胃カメラ”と同じく口から内視鏡を挿入します。通常の‘胃カメラ’では消化管の表面しか見ることが出来ませんが、超音波を用いることにより組織の内部の観察が可能となります。

東京大学医学部附属病院 消化器内科 胆膵グループのHPより抜粋http://todai-tansui.com/case/forefront/case02.html

通常の胃カメラと同じようにしているにもかかわらず、組織の内部まで観察が可能になることで通常の内視鏡検査では発見することが出来なかった病気を見つけることが出来るみたいですね。

すごい!

点数も300点なので3割負担でも900円ですのでどうせ内視鏡を行うなら超音波内視鏡を行った方が様々な病気を発見できるのでおススメみたいな感じがします。

超音波内視鏡の算定方法

これは内視鏡検査の通則に書いてあります。診療点数早見表を確認しておきましょう。

1 超音波内視鏡検査を実施した場合は、超音波内視鏡検査加算として、300点を所定点数に加 算する。

これだけなので胃に限らず大腸や食道でも対応可能です。しかしぼくの働いている病院では胃カメラの時だけに実施しています。

この辺の理由は確認したのですが特にないみたいです。

でも、デメリットもあるみたいです。

いいことが多いような超音波内視鏡ですが、もちろんデメリットもあります。

  • 実施している医療機関が少ない
  • 対応できる医師が少ない
  • 挿入するカメラが通常の内視鏡カメラより大きい

こんな感じです。

超音波内視鏡はどこの医療機関ででもできる検査ではありません。超音波内視鏡の医療機器がどこにでもあるものではなく、また、これを扱える医師が少ないのも現状です。

やっぱり導入している病院が少ないのが一番のデメリットであると思います。

せっかく超音波内視鏡という素晴らしい機械があるのに実施できる病院や医師が少ないのが現状ですからね。ぼくが働いている病院でも週に1回だけ外部の医師が来た時だけ実施しています。

病院に行って事前検査などしても、その病院では超音波内視鏡を導入していない可能性があるのです。

これはある程度の主要都市ならある程度病院を探せば超音波内視鏡を実施している病院が見つかると思いますが、場合よっては全然近くにない可能性もあるわけです。

レセプトの病名はどうする?

また、レセプトでは悪性腫瘍の病名が必須でしょうね。胃がんの疑いなど。

それはこの検査をする理由としては、食道、胃、大腸の粘膜の層構造を見ることができるので、潰瘍などの病巣がどのくらい深くまで及んでいるかや、表面には見えない粘膜下の腫瘍などを調べることができるものですから。

いくら別に確定病名があっても腫瘍の病名は必須と考えます。

月末のレセプト点検が楽しみですね。実施件数は何件になるんでしょうね。

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