PHSが2020年終了。病院はスマホが導入して電子カルテと連携か?

ニュースとか医療雑学

医療機関で働いている身分としては興味深いニュースが飛び込んできました。院内で使用している電話といえばPHSが主流だと思っていたのですが、そのPHSの販売が終了するというのです。

今回は個人契約に限るものですが近い将来には法人契約も終了するでしょう。

ぼくはPHSを中学生の時に買ってもらい使用していたのでなんか悲しい気分でもあります。

それでPHSが終了するにあたって病院で使用しているものはどうなって行くんでしょう。今日はそんな販売終了するPHSと医療機関の今後について書いてみたいと思います。

PHSが終了する理由は使用するメリットがないから

全てのPHS向け料金プランの終了について(Y!mobile)
Y!mobileの「全てのPHS向け料金プランの終了について」のページです。

ぼくが高校生くらいの時は「PHS=安い」「携帯=高い」みたいな感じでした。

しかし最近では携帯電話の料金も十分に安くすることができるので料金に対するメリットは薄れてきました。なので、個人で使用するメリットはあまりないんですよね。格安SIMなんていうものもあります。

震災の時につながりやすいなんていうメリットもあるみたいですが、そのためだけにPHSを使用する意味はあまりありません。

医療機関でPHSが利用されている理由

これはPHSの発する電磁波が昔の携帯電話に比べて低いってことがあげられます。低電磁波なので医療機器に対する障害も少ないと考えられていたからです。

あとは個人の利用ではメリットではなかった災害時にも利用できる可能性があることも理由の一つです。PHSはマイクロセル方式という方法で基地局が細かくあるからです。

昔はシンプルなPHS方がバッテリーも良く、長時間使用できるという選択肢もあったはずです。

今後の病院のPHSはどうなる?医療機関における携帯電話等の使用に関する指針。

電波環境協議会:「医療機関における携帯電話等の使用に関する指針」等の公表について
不要電波問題の総合的対策を推進する、電波...

上記のニュース医療機関における携帯電話等の使用に関する指針をざっくりとまとめてみると

  • 病院では携帯電話の利用制限が制限されていた
  • 携帯電波が医療機器に影響を与えることの懸念から
  • なので、医療機関ではPHS一般的になった
  • しかし、第2世代(2G)の携帯電波が停波して
  • 4Gがメインになったことで状況が変わり
  • 医療機関での携帯電話が利用可能となった

難しい内容でしたが、今の携帯(スマホ)ならそこまで医療機器への影響を気にしなくてもOKってことらしいです。知らなかった!!

すでに一部の医療機関や法人では携帯電話の導入が進んでいるみたいです。ぼくの働いている病院はまだPHSです。

病院で始まった大規模なスマホ導入、キッカケは「院内利用制限の緩和」
NTTドコモは10月26日、東京慈恵会医科大学(慈恵医大)と共同で、スマートフォンやクラウドサービスを活用した医療分野のIT化に関する取り組みの説明会を行った。IT化にあたっては、慈恵医大病院4病院へ約3600台のスマートフォンとフィーチャーフォンを一括導入している。

徐々にスマホの導入が進んで行くんでしょうね。

まぁ、電話しかできないPHSは不便ですからね。生産性は高いツールとは言えなくなってきました。むしろ余計な電話が続出して生産性が落ちる要因になっている感じもします。

医療機関におけるスマートフォンの普及が進むことで若手の医師たちの生産性は圧倒的に飛躍するでしょうね。そのための管理ツールや関連アプリも開発が進むでしょう。

患者さん情報がスマホで管理できることはメリットは大きいです。また電子カルテと連携することで面白いことがたくさんできるようになります。

また今のスマホは解像度も非常に高いので院内にある旧式のPCモニターなんかよりよっぽど細かいところまで観察できます。レントゲンや内視鏡などの画像診断もレベルアップになりますね。

良いことはたくさんあります。メリット多し!そのための仕事もたくさん。

問題はスマホが導入されることによる個人情報の流出です。

院内だけで使用すればそこまで問題にはなりませんが、スマホが導入されれば様々なメリットもありますが、その分だけデメリットもあります。

やはり1番の問題点は個人情報の流出でしょうね。患者さんの情報がスマホから流出されたり病院支給のスマホで個人利用をして職員の情報が流出なんてことも考えられます。

アプリの仕様を制限することはある程度は必要なのかもしれませんが、どうせなら最新型でサクサク動くもを使用していきたいですよね。

この部分は人的に防げる部分と機械的に防げる部分があります。

人的に防げることは使用する個人や貸与する病院側でルールの徹底をすることです。使う人のモラルになってしまう部分も多いですが注意していけば防げるものです。

そして機械的に防げるものは、アクセス制限だったり、アプリの制限です。院外からはアクセスできないようなものでもいいでしょう。

本日のまとめ

今回の診療報酬改定でもオンライン診療など新しい試みがスタートしました。

医療機関は厚労省の定める診療報酬が収入源なのでどうしても新しいことを進めて行くスピードは遅いです。次に大きく改正するのは2年後ですからね。2年後にスマホは大きく改良されるでしょう。今使っているスマホを2年後も使用している人は多くないでしょうからね。それと同じ。

まぁこればっかりは末端の病院事務員が何を言っても届かないことなので、ルールを作成する側にいる人はしっかりやってほしいですね。

今日はPHSが終了するのでスマートフォンの導入が進んでいくよ。スマートフォンが導入されると今とは違った診療方法や進んで行くよ。楽しい!!って話でした。

医療事務の将来性。多くの仕事は不要になるのでどうするか考えよう。
医療事務の将来性。現在の医療事務について将来は不要になると考えています。労力コストに対し利益が伴っていません。インターネットがますます発展して人工知能も進化し人は減っていきます。いままでと同じようにやるなんて無理です。このまま何も考えないで仕事をしているとダメですよ。気がついたら出来る仕事ありませんって話です。