コロナウイルス【COVID-19(コービット19)】がすごい勢いで猛威をふるっていますね。日本では3月20日現在1000人程度の感染者が確認されています。
世界では中国で発症した後にイタリアやイランで猛威をふるっておりアメリカでも危険な状態になってきております。
出典【https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/country_count.html】
こうやってグラフを見ていると日本では感染抑制を成功していると考えることができます。
詳しいニュースは各メディアで報道されていますので今日は違う視点で新型コロナウイルス【COVID-19(コービット19)】の影響について書いておきます。
実際の医療現場で何が起こっているのか。マスクや手袋が不足しており、外来診療が縮小営業になったり、面会謝絶をしたりしています。
そして何を感じたのか。
まとめておきたいと思います。
世界経済の混乱に伴う株価の下落については雑記ブログ「ほんの主観記」で詳しく書いてありますが結論から書いておくと20%以上の下落となっています。
1月に中国の武漢でコロナウイルスが大流行になったけど、どこか楽観視していた。
厚労省2020年1月31日の資料によりますと中国で9692人の感染者です。
武漢が閉鎖されたニュースがあったりしましたが、どこか楽観視していたのが実情です。この時は日本や世界的にここまで流行するとは考えていませんでした。
マスクやトイレットペーパーが不足してドラックストアに殺到したり、中国の工場がストップしてエプロンや手袋などの感染防止商品が入荷しないなど予測できた人は多くないでしょう。
危ないよねぇ。不安だねぇ。なんて具合です。
1月のタイミングでオリンピックが延期するかも!と危機感を持っていた一般人はどのくらいいるのでしょうか。
2020年2月。豪華客船ダイヤモンドプリンセス号の隔離ニュース。イベントの中止発生。感染防止品(マスクなど)の不足。
2月に入ると連日ダイヤモンドプリンセス号のニュースが流れていました。
病院でマスク不足が囁かれたのは2月3日でした。現在も回復していません…。
とうとう病院もマスク不足です。ピンチ!!仕入先から在庫不足と連絡が入りました。注文分も無理かもとのこと。みんな不安なのはわかるし自己防衛も大事だけど医療機関にマスクが入らないのは大問題。医療職の人がインフルエンザや風邪になったら余計に悪循環てす。必要以上に確保するのはやめよう。
— ほんの@医事ラボ (@iji_lab) February 3, 2020
その後、コロナウイルスの影響で外来診療を中止にした病院が出てきたりしました。
ぼくが働いている病院でも手洗いうがいを推奨→マスク撤収→発熱チェック→面会自粛要請→面会禁止なんて具合に進んできました。
朝のドラックストアにマスクを買い求める人が列をなしていました。
コロナウイルス関連で電話対応に忙殺されていた人も多いでしょう。
3月。多くのイベントが中止や自粛になって経済も大きく低迷。
日本はコロナウイルス発生数をとても抑え込んでいますが世界的には大流行となりました。
個人的にも診療報酬改定の説明会などのイベントが中止になったり、学校が中止になったり、と少なくない影響がありました。
働いている病院でも小学校低学年の待機所を会議室に用意したりしました。多くの企業が自宅待機による影響(経済活動含む)大きな問題も出ております。
日経平均やダウ平均がメチャクチャになったのはインパクトが大きいと感じました。リーマンショック以上の値動きがあり今後も下がり続けるのだろうと容易に相続できる状態です。
ぼくがコロナウイルスで3ヶ月間に感じたこと。本日のまとめ
メディアが難しいカタカナを使うので学びました。
- クラスター 集団感染
- オーバーシュート 感染爆発
- ロックダウン 都市封鎖
正直いまでもよくわかっていません。
今回のコロナウイルス【COVID-19(コービット19)】は夏になれば少しは抑制されるでしょうが、冬には再度発生します。
そして数年間はドキドキしながら生活をしなくてはいけないと言う事実があります。これはウイルス性の特徴ですね。特効薬が作れない。
その度に今回のような大規模な経済活動を停滞させて良いのかぼくにはわかりません。
しかし、ちょっとした混乱が大きな混乱になり、マスクは買えなくなり、面会禁止にする必要が出てきました。
10年前のリーマンショック時には社会人になりたてだったのでそこまで感じませんでした。
少なくともコロナ関連は歴史上に残る大きな問題でしょう。数年後の教科書に載るレベル。そこで発生した事実と感じたことをまとめておくと10年後に似たような問題が発生した時に対応できるかもしれません。
まだまだ、厳しい状況が続きますが医療従事者として感染防止に努めていきましょう。