【査定情報】副木の月2回算定は症状詳記でもダメだった話。

J 第9部 処置

今月の査定の中に副木の査定がありました。

副木やギプスは査定対象になる確率が高いような気がします。診療点数早見表にも明確な上限回数が決めれているわけではありませんので、審査機関が大好きな「医学的判断」が通用します。

今日はそんな副木の査定について書いてみたいと思います。

副木を月2回算定したら査定でした。

まずは診療点数早見表を確認しておきましょう。

056 副木

(1) 軟化成形使用型
① 手指・足指用 副木・F10-a-1 1,600円
② 上肢用 副木・F10-a-2 1,740円
③ 下肢用 副木・F10-a-3 4,610円
④ 鼻骨用 副木・F10-a-4 1,010円

(2) 形状賦形型
① 手指・足指用 副木・F10-b-1 118円
② 上肢用 副木・F10-b-2 403円
③ 下肢用 副木・F10-b-3 679円
④ 鼻骨用 副木・F10-b-4 5,050円

(3) ハローベスト(ベスト部分) 副木・F10-c 253,000円

(4) ヒール 副木・F10-d 363円

いわゆる材料と言われるものですね

そしてこのように書いてあります

ア 副木は、その患者のみの使用で消耗する程度のものに限り算定することができる。他の患者に対し何回も使用し得るもの又は器具と認められる副木について算定することは認められない。

 

今回査定されたのは手指・足指用の副木です。

内容としては

  1. 初回算定から2週間後に再度算定。
  2. 午前中に算定し時間外に再来院し再度算定。

どちらの場合も月2回の算定と言うことで査定がありました。

もちろん審査機関の支払基金へ確認を行いました。

すると回答は

  • 副木は基本的に1患者の同一疾患に対しては1つの算定となる。
  • 再度算定する場合は1ヶ月以上間隔をあける必要がある。

だそうです。

今後の対応方法。

もう査定になってしまったのは仕方ありません。

しかし今後の対応としてはギプスや副木など固定する必要があったに月1回以上を算定する時は注意喚起のアラームが発生するようにしました。

またどうしても同部位に2回以上算定する時は必要理由を必ず書くようにしました。

このような細かい査定をどれだけ減らしていけるかが査定率の減少につながっていきますので注意していきたいと思います。

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