【在宅医療とは】在宅4部門の種類や役割についてまとめてみました

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在宅医療は現在の医療政策を知る上で大事なポイントですね。

診療報酬改定でも必須のキーワードとなっています。

そんな在宅医療については知らないことも多く個人的に弱い部分でした。医療事務として入院レセプト担当では直接関係がありません。在宅部門。ぼくだけかな。

「在宅」は診療報酬改定でも大きなポイントで2025年までの地域包括ケアシステムでは在宅医療や在宅介護など切っても切れない関係になります。

今日はそんな医療機関における在宅部門の役割について勉強しました。

ぼくは医療事務として働いているのに上手に説明できませんでした。恥ずかしい。

病院側から考える在宅部門の役割は大きく分けると

  • 「居宅介護支援事業所」
  • 「地域包括支援センター」
  • 「在宅診療(在宅医療)」
  • 「訪問看護(リハ)ステーション」

があります。ほかにもあるのかな?

今日は在宅部門について勉強しましたのでまとめておきたいと思います。

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在宅4部門についてお勉強です。

ぼくの働いている病院の在宅4部門は以下の通りです。

ほんの
ほんの

正直、それぞれの部署がどんな働きをしているのかあまり知りませんでした。恥ずかしい。

  • 居宅介護支援事業所
  • 地域包括支援センター
  • 在宅診療・在宅医療
  • 訪問看護ステーション、訪問リハビリ

これらがメインで動いている在宅部門になります。

それぞれ以下の通りとなります。

居宅介護支援事業所について

居宅介護支援は、利用者が可能な限り自宅で自立した日常生活を送ることができるよう、ケアマネジャーが、利用者の心身の状況や置かれている環境に応じた介護サービスを利用するためのケアプランを作成し、そのプランに基づいて適切なサービスが提供されるよう、事業者や関係機関との連絡・調整を行います。

居宅介護支援は、特定のサービスや事業者に偏ることがないよう、公正中立に行うこととされています。

厚生労働省HPより http://www.kaigokensaku.jp/publish/group1.html

居宅介護支援事業所は多くが医療法人によって運営されています

なので、関連医療法人の病院や施設にすすめるのが問題にもなっています。医療法人から委託されているのだから関連した病院や介護施設へ誘導するのです。

ほんの
ほんの

厚労省の思惑とはちょっとずれているんじゃないかな。

地域包括支援センターについて

地域包括支援センターは、市町村が設置主体となり、保健師・社会福祉士・主任介護支援専門員等を配置して、3職種のチー ムアプローチにより、住民の健康の保持及び生活の安定のために必要な援助を行うことにより、その保健医療の向上及び福祉 の増進を包括的に支援することを目的とする施設である。(介護保険法第115条の46第1項)

主な業務は、介護予防支援及び包括的支援事業(①介護予防ケアマネジメント業務、②総合相談支援業務、③権利擁護業務、 ④包括的・継続的ケアマネジメント支援業務)で、制度横断的な連携ネットワークを構築して実施する。

厚生労働省HPより

http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/chiiki-houkatsu/dl/link2.pdf

地域包括支援センターも医療法人が運営しているところが多いです。

居宅介護支援事業所と同じ問題があるような気がします。

ちなみに地域包括支援センターは介護度がついていない患者さんに対する相談なども行えるので、入院して退院後の相談などもしてもらえます。不安な時は悩む前に地域包括支援センターへレッツゴーです。

ほんの
ほんの

基本的にはみんな優しいですよ。

在宅診療・在宅医療について

狭義には、緩和医療などの医療者が通院困難な患者の自宅もしくは老人施設などを訪問して医療を行うことである。

広義には、「病院外」で行うすべての医療のことである。例えば処方してもらった薬を自宅で飲んだり、注射薬を使用しつつ職場に通ったりするなど、通常社会生活を行いながら、自宅で行う医療、継続する医療はすべて在宅医療といえる。

Wikipediaよりhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%A8%E5%AE%85%E5%8C%BB%E7%99%82

今回の診療報酬改訂でも推進された部分です。

得点も多く算定できるものですので上手にやりたいですが病院における在宅診療はコストの面で難しいです。医師と看護師が必要。

外来部門などと比較されるとメリットはそこまで見出せない可能性もあります。クリニックなど個人医院の方がうまくできるような気もしています。

ほんの
ほんの

ぼくが働いている病院ではちょっと難しい。

訪問看護ステーション、訪問リハビリについて

病気や障害を持った人が住み慣れた地域やご家庭で、その人らしく療養生活を送れるように、看護師等が生活の場へ訪問し、看護ケアを提供し、自立への援助を促し、療養生活を支援するサービスです。

全国訪問看護事業協会より http://www.zenhokan.or.jp/nursing/

訪問リハビリテーションとは、病院、診療所、介護老人保健施設の理学療法士、作業療法士、言語聴覚士が利用者の自宅を訪問し、心身の機能の維持・回復、日常生活の自立を支援するために、理学療法、作業療法等のリハビリテーションを行うサービスです。

健康長寿ネットより https://www.tyojyu.or.jp/net/kaigo-seido/kaigo-service/houmon-riha.html

在宅医療と混在してしまいますが、医師が訪問せず、看護師やリハビリスタッフが訪問することを言います。

看護ステーションなので医師は配置されていません。看護師による看護ケアになります。

居宅介護支援事業所と地域包括支援センターの違いがわかりません。

上記、在宅診療と訪問看護は理解できます。

でも、居宅介護支援事業所と地域包括支援センターの違いがわかりません。

なので、もう少しお勉強です。困った時のグーグル先生です。検索「居宅介護支援事業所 地域包括支援センター 違い」で検索しようとすると候補に出てきました。

みんな調べているんでしょうね。安心!!

それで結論は以下のようになります。

  • 地域包括支援センター = 要支援者(要支援1・2)
  • 居宅介護支援事業所  = 要介護者(要介護1~5)

他にもいろいろありますが、支援と介護で違うと考えてよさそうです。

わからない事を調べてまとめる作業に土曜日の半日を使いました。いい勉強になりました。病院でも直接聞いて理解を深めていきます。

本日のまとめ

今回の診療報酬改定でも在宅は重要なキーワードでしたね。この少子高齢化社会の中では在宅の重要度は増していきます。

日々勉強していきます。

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