医療事務や病院事務の外部研修に多く参加するのですが、とある講師の言葉が印象に残りました。
それは「医療事務や病院事務は病院の基盤を支える大事な仕事です。その大事な部分を皆さんが支えていかなくてはいけません。しっかり算定方法を学んでより良い病院運営に貢献してください。」です。
この言葉に同意。
医療事務の仕事は病院運営に貢献すること。一生懸命レセプト点検しているのも病院運営に貢献することが大事なんです。
インターネットでは医療事務に関する情報が多くありますが。医療事務にとって大事な部分である「病院運営に貢献すること」はあまり書かれていません。
なので!今日は外部研修で感じたことについて書いてみたいと思います。
しっかりやろうぜ。医療事務の未来は僕らの手の中にある。
医療事務の勉強会に参加してわかってきたこと。
残業や長時間労働している人よりも定時に帰って家族サービスしたり、自己啓発や勉強したり、趣味に没頭している人の方が仕事ができるんです。
30人くらいの中でも差が開いてきました。トップ集団に残れるように遊びながら勉強したいと思います。
— ほんの@医事ラボ (@iji_lab) November 15, 2018
この勉強会に参加して実感したのは遊んでいる人の方がトップ集団にいるのです。
国家プロジェクトのような重大な研究職などより責務の重い仕事だと違うのかもしれませんが、医療事務や病院事務で優秀だと感じているのは家族サービスや趣味など仕事以外を楽しんでいる人なんです。
真面目で診療点数早見表に付箋やマーカーたっぷりのガリ勉タイプではありません。
このガリ勉タイプの人は診療点数早見表に縛られて柔軟さが足りないようなイメージがあります。
医事課の算定を真面目に取り組むのは悪いことではありませんけどね。診療点数早見表のレセプト点検なら任せたいタイプです。
診療点数早見表を極めて社会保険支払基金や国保連合会などの審査機関関係の仕事をやっていくぜ!って人なら最適かもしれませんね。
診療点数早見表やレセプト点検を極めること。次世代リーダーを育成するためにやること。
今回の勉強会のテーマは次世代リーダーを育成するためです。
なので診療点数早見表についてしっかりと学ぶだけじゃダメなんですよね。
もちろんレセプト点検は医療事務の大事な仕事です。
医療事務でレセプト点検をやるなら診療点数早見表は読めた方がいいでしょう。医療事務を5年もやっているのにレセプト点検ができないなら考えを改めたほうがいいです。
だってレセプトは医療事務の大事な仕事ですからね。
- 運転手なのに道がわからない。運転ができない
- 料理人なのに包丁が持てない。味がわからない
といっているのと同じです。
しかし次世代のリーダーはいつまでもレセプト点検をしていません。病院経営の数字に強くなったり、採用や後輩の育成なども必要な能力です。
次世代のリーダーって書くたびに笑いそうになります。
受付に立って電話にでるだけで満足していない?どんどん生産性を上げていこう。
受付で患者さん対応や電話対応をキッチリこなすのも医療事務の大事な仕事です。
だけど、受付や電話対応は医療事務として当然の仕事です。「窓口業務を頑張っています!」と言われても、「あっそう。」で終わりなんですよね。
医療事務にとっては接遇とレセプト点検が出来てスタートラインです。
そうゆう人に限って残業したりします。利益を生み出す仕事ができないのであれば、せめて利益を減らさないように仕事をしなくてはいけませんね。
世の中にはみんなが1時間でやる仕事を半分の30分で終わらせる人がいるんです。
4月に買った診療点数早見表がどれだけボロボロになっているかで医療事務としての差が出てくるんです。
え?まだ自分の算定本持っていないって?
それはもう言うことはありません。年間5,000円の出費も出来ないような人は上に立つ権利はありません。自分の診療点数早見表は買った方がいいと考えている派です。
やっている人は休日に診療点数早見表を読んでいるんですよ。新しい情報がないか日々勉強しています。休みの日に遊んでいたり休んでいる人とでは差が開くのはあたりまえですね。
それ以外にもパソコン、タブレット、スマホなどの機器類も使いこなせるようにいろいろ勉強しています。オフィスソフトが使いこなせれば統計資料作成などは大きな時間短縮になります。
医療事務経験6年程度の中ではトップクラス??本日のまとめ
経験年数が6年以上の人が対象の勉強会に参加したのですが、10年程度経験ある人でも勉強不足だなぁと感じることもありました。
逆に経験が浅いのにレセプト以外にも施設基準や監査対応をする人もいました。正直すごいなぁと感じる人もいましたので、自分の今いる環境が正しいと思わない事が成長するコツですよね。
今回の勉強会ではたまたま上位にいますが、他の50人が集まったら最下位かもしれませんからね。すごい人はたくさんいますね。
出来ない理由なんていくらでも言えるわけだし、そんな言葉は聞きたくないし言いたくないです。できる限り楽しみながらやっていきたいと考えています。
第一弾の記事です。↓