医療事務や病院事務の人と話すとお金に関する知識がない人が多いですね。
お金に関する知識(マネーリテラシー)が無いことは悪いことではありませんが、あった方が不必要なお金を支払う必要は無くなります。
しかし、多くの同僚がお金がない!!ピンチ!!給料上げてくれない!!!なんて言っているのも事実ですね。でもお金は勉強すればしっかりと残っていくものです。
そもそも、医療事務や病院事務という職業を選んでしまった時点で高収入と言われる層になるのはとても難しいのは事実です。事務職で1000万円の年収を得るのは限られた一部の人です。
それもそれなりに年を重ねてからになります。
ならば、ぼくたち一般人にとってはお金を増やす方法と減らさない方法=手元にお金が残る方法を考えていく必要があります。
今日は医療事務でも知っておいたほうが良い投資の話です。
4000文字を超えました。
長くなったので先にまとめておくと
- 余剰資金で投資をしてお金にお金を産んでもらう仕組みを作る。複利の効果で20年後には大きな差になる。
- 自分自身が一番の投資すべき資本です。2000円の本をケチらない。読書(勉強)する時間が一番大事。残業なんてしてはいけない。
- 税金を減らす。所得税や住民税は減らす方法があるのでいろいろと工夫をして手元に残るお金を作ろう。
こんな感じです。
それでは詳しく書いてみます。
医療事務であるぼくが実際に行なっている投資。マネーゲーム。
まず前提として知っておくべきことは普通に僕たちが仕事に言って受付に立ったりレセプト点検をしたりしている「労働」も資本主義の世界で考えたら投資商品の一部になります。
難しい話は省略しますが、カフェのオーナーなら内装を整えてコーヒーを仕入れて提供します。院長は病院を運営するためにスタッフを雇い医療材料を仕入れ治療を提供します。
なので自分自身を成長させてより良い商品にしていけばより高い価値が提供できるので給料も上がる仕組みです。
で、ぼくが行なっている投資商品は以下のものになります。
- 自分自身
- 積立NISA
- iDeCo
- FX
- 株
- 仮想通貨
これらに加えて今年中に不動産投資か飲食店経営について進めていけたらと考えています。
2019年1月現在の投資先一覧
- 積立NISA:元金43万円 現在41万円 ▲2万円
- iDeCo :元金16万円 現在15万円 ▲1万円
- FX :元金40万円 現在35万円 ▲5万円
- 株 :元金45万円 現在47万円 +2万円
- 仮想通貨:元金8万円 現在4万円 ▲4万円
- 合計 :元金152万円 現在142万円 ▲10万円
これが1月現在の状況です。トルコリラの暴落に加えて米国株が年末に暴落した関係でマイナスが大きい2018年でした。ここから巻き返しですね。
現金の方が多いのでもっと増やしていきたいのですが全部を投資に回すのはまだ怖いです。
2019年は以下のように購入予定です。
- 積立NISA:月33000円 年40万円
- iDeCo :月12000円 年14万円
- FX :月5000円(レバ2倍)年6万円
- 株 :
- 仮想通貨:
- 合計 :月50000円 年60万円
2020年1月現在は以下のようになります。
- 積立NISA:元金83万円 現在90万円 +7万円
- iDeCo :元金30万円 現在34万円 +4万円
- FX :元金42万円 現在37万円 ▲5万円
- 株 :元金12万円 現在12万円 +1万円
- 仮想通貨:元金8万円 現在5万円 ▲3万円
- 合計 :元金175万円 現在178万円 +3万円
もう少し詳しく書いておきます。
自分自身は一番投資するべきもの。
投資はいろいろありますが、自分自身に一番投資をするべきだと考えています。投資というくらいなので出資した以上にリターンが必要です。
食べるものや寝る場所、着る服も大事ですが身の丈以上に無理をする必要もありません。
ぼくは本や勉強などはお金を惜しまないようにしています。
本は2000円以下でたくさんのことを学べます。そしてその本を読むための時間をしっかりと確保することも大事です。レセプト点検で残業している場合ではありません。
特に今は必要以上に仕事に労力をかけず自分自身の成長に当てる期間だと信じて多くの時間を自分に使っています。
残業して会社のために多くの時間を使うことは30代としてやるべき事ではないと判断しました。以下の記事に詳しく書いてあります。
積立NISA
積立NISAは年間40万円の運用が非課税で20年間行える制度です。
昨年からスタートしました。
40万円×20年=800万円という金額が非課税になるのでお金に余裕がある場合はとりあえずでも行なって良い制度ではないでしょうか。
途中でお金が必要になった時は切り崩してもOKです。
ぼくはeMAXIS Slim 米国株式というアメリカのS&P500連動の投信に全部を投資しています。
昨年からスタートなので現在は2年目になり80万円ちょっとになっています。
iDeCo
iDeCoも投資信託の一部で運用益も非課税になるので積立NISAと似ている部分もありますが、運用資金が控除できるのが違うところです。
所得税や住民税の計算は年間の所得(収入ー控除)で決まります。なので所得は低ければ低いほど税金は少なくてすみます。
iDeCoに年間20万円拠出したら所得が20万円少なく計算できるのでその分支払う税金が少なくなるという仕組みです。
ただ、iDeCoは60歳になるまで原則引き出すことができないので余剰資金で行うことが必須になります。イザって時に使えないのはマイナスですね。
ぼくはニッセイ-DCニッセイ外国株式インデックスに月々12000円の上限を積み立てています。
現在は30万円くらいになっています。
FX
外国為替は家を買うまでは積極的に行なっていましたが現在は日本の低金利政策の影響でスワップポイントが多くもらえる方法を行なっています。
トルコの通過を保有していてます。トルコリラを40万円分くらい保有しているので毎日150円くらいが増えていくような仕組みです。年間で5万円くらいになります。
毎月1万円を積み立てています。ので年末には
現在の40万円+年間12万円+スワップ5万円=57万円くらいになる予定ででしたがトルコの財政懸念もあり積立をストップしています。
日本株
株は日本に絞って購入しています。
上記のiDeCoと積立NISAがアメリカを主要に海外なので、バランスが良くなるように個別株は日本です。
現在購入しているのは株主優待目的で楽しめるように外食産業のすかいらーくと近所にあるドラックストアのみを保有して全部で45万円くらいありましたが現在はポジションを解消して12万円程度。
ネオモバイル証券で単元未満株を購入する方法に変更しました。
仮想通貨
仮想通貨はビットコインが有名な数年後には当たり前になっているかもしれない通過です。
まあこれは遊びです。
ブームが去った後にもう一度5万円分のビットコインを購入してみました。もうこのまま様子見です。どうなるか楽しみにしているだけです。
興味本位でも買わないほうがいいと考えています。
資本主義ゲームの中にいるのだから攻略すれば良いだけ。
現在10万円のマイナスで運用しているわけですが焦っていません。確かに10万もあれば外食にも行けるしパソコンも買えます。欲しい洋服だって買えるでしょう。
しかし10万円のマイナスは評価額なので今後の運用次第ではプラスにもなります。
特に投資信託でコツコツと積み立てる方法は3%くらいの運用益で複利の力が数年後に効いてくるので若ければ若いほどいいでしょう。
ぼくの計算では年間60万円くらいを積み立てていけば20年後には2000万円くらいになる計算です。元金は1300万円くらいですけどね。
複利の力はとってもスゴイのです。
こんなことを書いておいて年末にはもっとマイナスが増えているかもしれませんねw
そうしたら笑ってください。
年収は高くない方がいい場合もある。税金を少なくするために行っていること。
高年収は憧れますよね。夢の1000万円プレイヤー。
1000万円あればあれもこれも出来るイメージですがそんなに良いことばかりでもありません。
年収が増え役職が上がるにつれて仕事の責任は増えます。プレッシャー、体力、精神を回復させるために支出も増えるので手元に残るお金はあまりありません。
部下ができれば奢るようなこともあるかもしれません。
で、節税も会社員ができるものはそんなに多くありません。ぼくが行なっているのは以下のものです。
- 住宅ローン控除
- 保険控除
- iDeCo 掛金控除
- 扶養控除
- ふるさと納税
こんな感じです。
健康体なので医療費控除はまだ行なったことがありません。
知らぬ間に控除されているのであまり気になりませんが年収ごとに所得税と住民税は以下の金額になります。
年収300万円:住民税 11.9万円 + 所得税 5.57万円= 17.5万円
年収400万円:住民税 17.9万円 + 所得税 8.56万円= 26.4万円住民税&所得税はいくら払う?手取りは?年収ごとに徹底計算【2024年版】|税金奉行の税金解説書サラリーマンの手取りと住民税(市民税+都道府県民税)と所得税の目安額を令和6年度の税制で計算してみました。年収200万/300万/400万/500万/600万/700万/800万円の7パターンで計算しています。例えば年収200万円の場合は住民税が6.31万円・所得税が2.78万円で合計9.08万円に...
しかし上記の控除を利用しているのでぼくは所得税は0円です。住民税も5万円くらいしか支払っていません。
つまり普通の人が26.4万円を支払っているのにぼくは5万円くらいです。何もしないで20万円くらいが手元に残る計算になります。
20万円の所得を増やそうとすると年収では30万円くらいを上げる必要があります。30万円の年収アップは結構大変ですよね。
病院はまだまだ年功序列なのでスゴイ頑張ったとしても爆発的に給料が上がることはあまりないです。
本日のまとめ
給与というお金は労働者が労働という時間を売ったものなので、どこまで行っても苦しんですよね。出世して課長になっても部長から何かしら言われるだけ。部長になっても役員や社長からプレッシャーやノルマを押し付けられるのです。
なので、労働以外でお金を増やしたり、お金が減らないようにする努力はした方がいいですね。
医療事務的に言えば入院するのに限度額認定証や高額療養費制度を知らないでいたら損をすることと同じです。
長くなりましたが、これでも簡素に書いたつもりです。税金やお金の話はもっと細かく複雑です。特に無理やり増やそうと思って投資で負けてしまっては元も子もないです。
ぼくよりも頭も良くてお金も持っている人でも大きく資産を減らしたりする世界です。
こうやって増やす努力と手元に残す努力をすることで、何も考えないで働いている人との差は大きくなっています。
上記の住民税と所得税を25万円払っている人と5万円のぼくでは5年後に100万円の差になります。
医療事務で給料や年収が低くて大変だ!辛い!!と言う気持ちもわかりますができることから始めてもいいのではないでしょうか。
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