仕事で大事なのは【病院の営利発展】であること。を忘れてはいけませんね。

病院の営利発展 医療事務的コラム
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今日は仕事の進め方で一番大事なことは病院や法人の黒字経営による営利発展なので覚えておいた方がいいですよ。という話です。

仕事で教育する立場になってくると生産性を勘違いして自己中心的な方向に進んでいる人もチラホラと出てきます。

自分だけが生産性を高めても組織として生産性が上がらなければ意味はありません。

ここを間違えると個人の仕事を頑張って努力して進めでも組織の発展がおろそかになります。

自分の仕事しか考えない人がいるので「なんだかなぁ。」と感じました。

早く行きたいのであればひとりで行け。遠くに行きたいのであればみんなで行け。という有名なことわざがありますね。

それでは具体的に書いていきます。

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病院や組織の目標を達成するために個人の目標がある

フリーランスの人は別です。

このブログを読んでいる人の多くは医療事務や病院事務として医療法人や病院などで働いている人が多いでしょう。

忘れてはいけないのは病院や組織の目標を達成するために個人の目標があるということです。ここを忘れて(考えない)自分の生産性や目標達成に邁進することは半分間違っています。

考えれば当たり前のことなんですけどね。

電話なんて非生産的なことやってないでメールにしよう

いまどき全員が集まる会議の議事録が紙ベースなんて無駄でしょう

なんて言い分はもちろんわかります。

個人的には大賛成です。
電話からメールに変更することによる組織としての不具合はどう解消するのでしょうか。紙ベースの会議資料を廃止して全員にPCを持ってデータで見てもらうことは可能でしょうか。

病院は事業計画や年度目標など進むべき方向を決めている

わかりやすく簡素的に書いてみると

  1. 病院の年間売上12億円(利益1億円)を達成する
  2. 各部署はそれぞれの目標を定める
  3. 医療事務なら査定率の減少や残業時間削減
  4. 最後に個人目標をきめる

こんな感じです。

具体的に見ていきましょう。

病院のトップが年間売上12億円を達成したい。

これが事業計画や年度目標だとしましょう。病院としては年間売上12億円を達成したい。

この目標を達成するために各部署で目標を決めていきます。

病院→部署→個人の流れです。

  • 外来部門   患者数500人/日
  • 急性期病棟  日当円40000円
  • リハビリ課  ○○
  • 看護課    離職率○○%
  • 医事課    査定率〇〇% 残業○○時間以下

こんな感じです。

この中に総人件費や備品購入や採用の費用なども計上するでしょう。

ほんの
ほんの

上記はあくまでもでもザックリとしたものですよ。

医事課の目標を達成するために個人の目標をきめる。

病院→部署→係→個人

この順番になります。

上記の例で言えば病院は12億円の売上を上げるのが目標です。

そのために診療部門では専門性を向上しようとか離職率の低下をしよう、事務部門であれば教育制度を利用しやすくしようとか、コストカット経費や在庫の見える化をしよう。

医療事務なら査定減らそう。接遇を良くしよう。残業を減らそう。なんて具合です。

全部は12億円の売上を達成するためです。(上記の例であれば)

逆に言えば12億円を達成するために不要なことはやらなくていいのです。

もうひとつ。医事課の電話はとても多い。だから余計な電話は廃止にしてメールやチャットにしよう。これは正しい?

電話というツールは相手の状態が把握できないまま一方的に時間を奪うコミュニケーションツールです。これは否定できません。

ほんの
ほんの

メチャクチャ忙しい時に限ってPHSが鳴り止まない。なんてことは多々あります。

そもそもPHSは敷地内のどこにいてもかかってくるので休まる時がありません。

だからと言って電話を廃止してメールなどの電子文書のみにします!というのはちょっと違うんですよね。

ぼく個人で考えたら電話なんて中止にしてメールのみにした方が個人的な生産性はとても上がります。

しかし、このPHSには上司からの電話だけでなく他部署からの報告や相談もあります。社外業者などにも使っています。そうすると他の人の生産性が下がってしまう可能性もあるんですよね。

上司から会議資料について、他部署から相談、社外調整。これらをメールにすることで忙しい他部署から報告が入らず重大なインシデントにつながるかもしれません。

そもそも、電子カルテさえ危うい高齢医師に迅速なメール対応は難しいでしょう。パートやアルバイトのおばちゃんたちは困るでしょう。

個人的な判断が会社全体にとって良い判断になるかも考えてみる必要がありますね。

本日のまとめ

会社の決まりごとに対し事あるごとにイチャモンをつける人がいます。

まぁまだ若いので気がつかない点も多々あるのでしょう。それにあれこれと考えることについてはとても良いと思います。

しかし、会社の決まりごとに限らず文句を言うだけなら誰でもできるんですよね。揚げ足を取るだけですからね。

ほんの
ほんの

ぼくなら会社の問題点なら100個は余裕で言える。

給料が安い。勤務時間が長い。ロッカーが狭い。食堂のメニューが少ない。上司が意味不明。福利厚生がショボイ。医師が無責任。看護師が怖い。患者の質が悪い。電子カルテの有効活用ができていない。などなど。

しかし問題点を解決する方法はわからないし、解決したところで新しい問題が出てくるのは目に見えています。解決するための時間と解決した後の価値拡大が釣り合わない。

その結果、言わないだけです。

会社の目標は12億円の売上です。それを解決するためにやらなくてはいけないことをやるだけです。

それでも変えていきたい!というのであれば、とても良いことなのでしっかりと情熱を持って職場を良くしていきましょう。

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