すべての医療事務員はレセプト病名が多すぎじゃない?

医療事務の働き方

僕は医療事務なんて無関係の他業種で他職種からの転職組です。なので医療事務はこうあるべき!みたいな感覚が欠落しています。

現場で実際のレセプトを点検するようになってから常々感じでいるんですけど、レセプト病名って多すぎじゃないですかね?

査定が多発する対策なのはわかっているんですけど。いまだに理解もしていないし、納得もしていない医療事務の七不思議のうちの一つです。

なので、今日はすべての医療事務員はレセプト病名が多すぎじゃない?って感じた事を書いておきたいと思います。

レセプトの病名欄がスーパーマンみたいになっている患者さんいるよね。

医療事務員にとってなによりも避けたいのが「返戻・査定」です。

「返戻・査定」になると病院の収益に影響してきますし医局会などで説明が必要な場合もあります。

ならば、必要な病名をドンドン追記してしまおう!例えは生1などスクリーニング検査に「肝機能障害の疑い」とつけてみたり、手術後の患者さんに「創傷部痛」とかつけたりです。

医療事務員ならこのような病名をつけたりする事例は他にもたくさんありますよね?

ヘモグロビンA1C(HbA1C)に「糖尿病の疑い」やD002尿沈渣(鏡検法)染色標本加算に「尿路感染症の疑い」なんかも不要だと思っていますが、これは査定があるので病名入れています。

その結果、病名が10個も20個もあるような患者さんが多くなります。

入院でも同じような事がありました。

一般病棟は出来高病棟なのですべての検査や投薬に対して病名が必要となります。

前任者は僕には不要と思っているような細かいところまで病名をつけていました。査定対策。

術後の点滴に対する抗生剤や手術中に使用した酸素なんて病名不要でしょう。全身麻酔で手術をしたら酸素は使用するでしょう。

術後疼痛とか呼吸不全なんていう病名は本当に必要なんでしょうか?

審査側も変わる必要がある時期になっているんじゃないかな。

日本の皆保険制度は素晴らしい制度だと思いますが、財政を圧迫している理由のひとつに厳しすぎる審査(無駄な審査?)があるのではないでしょうか。

もちろん、僕より何倍も頭の良い人が考えているのでしょうけど。

しかし、病名や詳記などレセプト事務作業の多さで医師は患者さんを診る時間が減ります。事務員は査定を減らして収益を上げたい。審査側は正しい医療をチェックする。

うーん。

理想像としては正しいのかもしれませんけどね。

現状を考えるとこの制度を維持し続けることが正しいとは思いません。この制度が何十年も続いているので業界の人はおかしいと思わないのでしょう。慣れるって怖い事です。

本日のまとめ

僕は医療事務はもちろんのこと病院で働いたこともありませんでした。

なので医療事務経験10年!みたいな人と比べれば診療報酬に関する知識がない事は承知しています。

でもね、他業種から考えると相当おかしなことやっていると思うんですよ。

どこかで誰かがおかしいと言わないと、診療報酬改定だって意味なくなるしレセプト点検の意義ってなに?ってことになります。

なので、勉強会などで意識の改善は必要なことです。ドンドン言ったほうがいいです。