医事課の業務マニュアル?それ本当に意味ありますか。目的を考えよう。

医療事務の働き方
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上司の指示で様々なマニュアルを整備する計画がスタートしました。

病院に限らずどんな職場でもマニュアルがあります。職務マニュアルを読めばどんな仕事もできるようになるのが理想です。

マニュアルがなければ各スタッフが好き勝手に作業をしてしまい会社や組織が機能不全になります。

でもね、そのマニュアルって本当に機能していますか?

もしかしたら多くの職場ではマニュアルを有効活用出来ていないのでは?

少なくともぼくの働いている職場ではマニュアルは存在していてもあまり意味のないものになっていました。

ほんの
ほんの

誰も読まないマニュアル…。

なので、今回はマニュアルの整備を行う必要性について考えてみました。

なぜマニュアル整備を進めようとしたのでしょうか?

それではいってみましょう!!

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そもそもマニュアルの必要性はなんだろう?病院で本当に必要とされている?

マニュアルの必要性や存在意義はなんでしょう?

あまり考えた事が無かったので調べてみました。簡単にググってみるとマニュアルを整備する理由は以下の通りです。

  • 「業務の標準化・統一化」
  • 「品質管理」
  • 「新人の早期戦力化」

なんてキーワードが多く書いてありました。

確かにどれも必要な要素でしょう。やはり業務マニュアルは必要みたいです。

ほんの
ほんの

医療事務の仕事でもその通りですね。

受付で各自がバラバラ好き放題に動いては混乱が生じてきます。完璧なマニュアルではなくともある程度のマニュアルは必要なんでしょうね。

患者さんだって職員が変わる度に違う事を言われたら混乱します

その為に、マニュアルを作成して誰が対応しても一定のレベルで回答できるようにしておくのは、チームとして当然です。

では、マニュアルの目的はなんだろう?どうしたら医事課で有効活用されるの?

マニュアルの「必要性」と「目的」。

ほんの
ほんの

同じように感じますがぼくは別物として考えます

例えば、

外来の診療費の計算マニュアルを作成する目的は「正しいお会計を作成する」事ですよね。

レセプト点検のマニュアルを作成する目的は「査定返戻を減らす」ことになります。

なので、マニュアルは「目的を達成させるため」に必要なんです。

誰も読まないマニュアル作成の為に残業するのは無駄です

ほんの
ほんの

で、ぼくの働いている病院で起こっている出来事は間違っている方向に進んでいるんですよね。

現在の計画がこのまま進むと、マニュアルのためのマニュアルを作成すると言う間違った方向に進んでいる感じです。

上司もやる気の無いタイプなのでよく理解していないじゃないかな…。部長に言われたからとりあえずやるだけのような気がしています。

個人的にはやるならちゃんと指揮を執り続けるべきだと思うんですけどね。

適当な計画だけしてスタッフに丸投げするから中途半端なものが出来上がります。

本日のまとめ。誰もが間違えない仕組みを作ろう。

マニュアルも良いですが本当に必要なのは仕組みやシステムですよね

医事課の場合で考えると、例えば「長期投薬加算」は月に1度しか算定できませんが、複数の診療科を受診している患者さんだと内科で算定していたのに、外科でも算定してしまう可能性があります。

そんな時、コンピューターで月に一度しか算定できないようにシステム変更したり注意事項が出るように変更を進めています。

診療点数早見表やマニュアルで検索するのは経験年数が少ないほど時間も必要です。目的のページを発見できなかったり、まず、古い感じがしますよね。

計算しているコンピューター画面の上に注意事項のポップアップ「長期投薬加算は月に1回ですよ」と出てきたら、わざわざ調べる手間がなくなります。

中には

そんなことをしたら実力がつかない!

いぬ
いぬ

診療点数早見表を読まないと知識がなくなる!

なんていう人もいるかもしれませんが、医療事務に必要なのは計算ミスをなくしたり査定を減らすことなので仕組みを作成する方が大事だと考えています

ほんの
ほんの

そんな人は、紙の電話帳で電話番号調べればいいし、紙の地図を使って運転すればいい。

「正しい診療費の計算」をするために出来る事たくさんあります。まずは患者さんのことを優先に考えれば何が必要なのかわかってきますね。

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