ぼくは30歳を目前に未経験から医療事務に転職しました。もちろん医療・介護の業界もはじめてです。
こんな感じでブログやツイッターで発信をしていると、
どうしたら未経験で医療業界に転職できますか?
医療事務で働きたいです!!
みたいな相談が多くあります。
それに対して、ぼくの意見は何も未経験から医療事務を目指す必要もないし、憧れるような華やかな世界でもない。となります。ちょっと残酷かもしれませんが。
給料は安いし、病院の中では下に見られるし、勤務時間は長いし、休日は少ない。そして、医療事務は思っている以上に難しい。可能性があります。
しかし病院のまわりを見回してみると多くの医療関連職業と関連ビジネスがあることに気がつきました。多くの人が病院と関連して働いています。
なので今日は
病院で働いているからこそわかる、医療関連職業や仕事について書いてみたいと思います。
医療関連職業について。
まずどんな職業があるのか確認しましょう。
今から医療業界を目指すのであれば、何も直接病院で働かなくでもいいわけです。どうしても直接働きたい。医療事務がやりたい。病院事務がやりたい。
という場合は医療事務についての過去記事をどうぞ。
医療事務以外にもたくさんの職業があるので書いておきます。
医療法人や病院に直雇用で働く職業。
- 医師
- 看護師
- 薬剤師
- 技師(診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士など)
- リハビリ(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士など)
- 管理栄養士
- ヘルパー
- クラーク
- 医療事務
- 病院事務
- ケアマネ
- 社会福祉士
- ソーシャルワーカー
- 相談員
他にも医療機関で働く職業はありますが、大体こんな感じでしょう。
上記の職業はどこの病院でも必須になります。患者さんと直接やりとりを行う職種であり、「病院で働いている」とわかりやすい職業です。
未経験から就職が可能なのはヘルパー、クラーク、医療事務、病院事務なんかですね。
今なら医療事務を目指すよりも、介護保険関連の資格の方がいいかもしれません。医療事務は資格取得のための勉強量と資格の地位が違いすぎますからね。
医療事務でバリバリやって事務長や事務責任者目指すぜ!っていうなら医療事務は近道ですけど。
その他の関連した職業や職種
- 電子カルテ
- 待ち受け(受付)
- ビックデータ
- AI
- 医療介護用ロボット
- 遠隔診療
- 購買物品
- 医療材料
- リネン関係
- ユニフォーム
- 清掃
- 医療コンサルタント
- 採用
- 電力(太陽光や自家発電)
- 医療機器
- 検査
- 設備(エレベーターや消火設備)
- 美容関連
- 食事関連
もっとあるかな。ぼくが思いつくのはこれくらい。
多くの人たちが病院と関連して仕事をしています。どれも必要な仕事であり欠かすことはできません。それぞれに面白さがありますよね。
日本は病院大国なのでそれに付随する仕事も多くあります。
直接働かなくてもいいのであれば安定経営をしている会社はたくさんあります。裏方なので知っている人が少ないだけです。
むしろ、病院より待遇面も良かったりもします。医療事務だと難しい土日祝休みも普通にあります。
今から未経験で医療関連ビジネスに乗り込むなら。「ほんの」ならどんな戦略を考える?
ぼくが30歳以下なのであれば、間違いなくコンピューター系の分野に行きます。ICTやテクノロジーは魅力的です。
「電子カルテ」か「アプリ」か「ビックデータ」か「医療リハビリロボット」など多くの楽しそうな仕事がたくさんあります。
医療事務になった数年前には、「2025年問題」とか「地域包括ケアシステム」なんて言葉は知りませんでしたからね。
少なくとも病院で直接働くような医療事務や病院事務の仕事よりは、後者に書いた関連ビジネスの方が面白いと思います。
医療介護業界は今後の少子高齢化にもかかわらす右肩上がりが予想される分野です。どうやっても患者さんや介護者は増えるのでしばらくは安泰でしょう。
本日のまとめ
今日の話は未経験から医療事務を目指さなくても医療介護業界に就職するだけなら方法はいくらでもありますよ。と言う事実について書きました。
現在の職種と近い分野で業種を変える方がスキルは活かせるので転職後も生産性を高めることができます。
例えば営業をやっている人なら、病院の地域連携や広報の募集に応募した方が採用される確率も高くなります。
ぼくも総務や人事などの事務職を経験していたので医療事務に採用されたと考えています。
まぁ、面白さは人それぞれ。自分の人生なんだから楽しく生きた方がいいですよね。
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