医療ブロックチェーンと医療事務。新時代はもうそこまで来ています。

医療ブロックチェーン ニュースとか医療雑学
この記事は約5分で読めます。

電子カルテさえ整備が整っていない病院がある一方で新しい技術は着々と開発されています。

医療ブロックチェーンもその一つで、これは医療事務に関わらず医療人全てに関係してくるものです。

医療ブロックチェーンとは今までのレセプト情報や患者情報など「管理」に対する概念が大きく変わるもので病院単位や医師でクローズされていた情報がオープンになって共有されるもの

らしいです。

正直、ぼくもよくわかっていない部分がたくさんあります。

今はまだブロックチェーンなんていうとビットコインなどの仮想通貨でしょ?なんて感じですが数年後には一気にビックウェーブがやってくる可能性があります。

ぼくは変わっていくことに対しての恐怖や不安はないタイプ。むしろ新しい技術に対しては貪欲でワクワクしています。

そんな医療ブロックチェーンと医療事務について考えてみましたので書いておきます。

スポンサーリンク

医療ブロックチェーンと医療事務の関係性

まずブロックチェーンについて説明しておきます。ぼくも詳しいことはわかりませんw

なのでここはWikipediaに頼りましょう。

ブロックチェーンとは、分散型台帳技術、または、分散型ネットワークである。ビットコインの中核技術を原型とするデータベースである。ブロックと呼ばれる順序付けられたレコードの連続的に増加するリストを持つ。各ブロックには、タイムスタンプと前のブロックへのリンクが含まれている。 https://ja.wikipedia.org/wiki/ブロックチェーン

ほんの
ほんの

なんか難しい。わかりません。

ぼくの頭が悪いのでしょうか…。

すごく簡単に書くと台帳ってことです。それをみんなで管理して誰でも書き込める。

医療事務的に言えばカルテを公開して誰でも確認できて書き込むことができるものです。

患者の〇〇さんは東京病院で手術をしたあと大阪病院でリハビリをして名古屋施設に入所中。7月には高額療養費制度を使用して介護区分3に変更。みたいな情報がすぐにわかるものです。

未来!!

診療情報提供書は本当の意味での紹介状になりますね。

医療業界にとってどんなものに利用できるか考えてみました。

医療事務にとっては医療ブロックチェーンが本格化してくればとても便利なものになりますね。

保険情報などは個人で管理する必要がないので意味不明な確認漏れによる返戻なんかは無くなります。また役所に確認したりする必要も無くなります。

カルテの役割を担うので他院での処方状況などもわかるので加算の有無なども一目瞭然。

薬剤師にとっても処方歴が分かるので過剰処方の制限が可能ですし他院との飲み合わせなんかも確認が可能です、お薬手帳はあまり意味がないものになります。

放射線や検査の結果も過去の履歴がわかるので同じ検査を病院が変わるごとにやらなくてOKになります。

こうなってくるとレセプト点検なんて本当に不要になりますね。必要な情報しかカルテに書き込むことができないのですから必要な情報のみレセプトになります。

審査機関がお得意の医学的判断による査定なんてありえない。

きっとまだまだあるんでしょうけどぼくがざっと思いついたのはこんな感じです。

ほんの
ほんの

ざっくり簡単に言ってしまえば国全体で一つのカルテを作成しているようなものです。

すごいことはわかったけど問題点はないの?

このブロックチェーンという技術は常にみんなに見張られています。台帳へ書き込む前にチェックして正しいもの台帳に書き込まれます。一度書き込まれたものは、永久にチェックされ正しい記録だけ残るようになっています。

つまりセキュリティーは通常で考え得るよりも高いものになっているんですが完璧ではありません。

特に日本と言う国では厚労省が管轄しているので導入は慎重に検討され世界から取り残されていく可能性もあります。規制なんかもあるでしょう。よくあるパターン。

診療報酬の概念から変わるので相当な整備が必要になります。またそれを支えるIT技術者も必要です。2025年問題でさえ有効な解決策が見出せていない状況でこれ以上の期待はできません。

世界ではすでに運用が開始されている国もあります。

エストニアではすでにブロックチェーンによる電子カルテが整備されているそうです。

日経メディカルの記事です。ブロックチェーンは医療にどう活用できるのか(page 4)

国家行政全般にわたりITを活用していることで知られる北欧のエストニアでは、患者の医療・健康情報記録(Electronic Health Record;EHR)にブロックチェーンを応用。医療機関をまたいで患者の情報を共有できるようにし、ケアの質の向上などに生かせる仕組みを整えている。

他にもヨーロッパ各国やアメリカでも大規模な開発が進んでいます。日本でもそれなりに開発はしていますが開発費が違いすぎます。この分野でも遅れを取りそうな予感しかありません。

頑張って欲しいですけどね。

本日のまとめ

2018年の段階では医療事務とブロックチェーンについては不透明な部分が多いですね。

しかし技術は確実に進歩しています。この技術が浸透するといまの医療事務の仕事は大きく変わっていきます。

数年後に医療ブロックチェーンの知識を有している医療事務と何も知らない医療事務では大きな差になってくるでしょう。ぼくは未来に備えてしっかりと勉強していきます。

目の前のレセプトも大事だけど20年後の自分もしっかりと想像しておきましょう。

医療事務の将来性。多くの仕事は不要になるのでどうするか考えよう。
医療事務の将来性。現在の医療事務について将来は不要になると考えています。労力コストに対し利益が伴っていません。インターネットがますます発展して人工知能も進化し人は減っていきます。いままでと同じようにやるなんて無理です。このまま何も考えないで仕事をしているとダメですよ。気がついたら出来る仕事ありませんって話です。
医療事務に求められる能力や大切なこと。必要な知識など。診療報酬に詳しいだけじゃ意味がないですね。
医療事務に求められる能力や大切なことはどんなものがあるのでしょうか? もちろん最低限必要な知識はあります。診療報酬についてとか。受付での接遇とか。ありますね。 ぼくは最近、医療事務に対する考え方が変わりました。 これからの時代は医療事務のハードルが上がっていくと考えています。 もう少し書きます。 今...
医療の人工知能(AI)の進化。医療事務の人手不足も解消される?
現職の医療事務や病院事務の意見なんですけど医療事務の仕事は遠くない未来にほとんどの業務がロボットに置き換わる可能性が高いんですよね。 2019年では現実味はありませんが人工知能が発達してくれば技術的には難しくはないです。 医師の専売特許である「病名を診断する」こともコンピューターが奪っていきます。む...