ぼくの働いている病院では職員のインフルエンザ予防接種の費用は個人負担がありません。ありがたい。
病院によっては全額自己負担もあれば一部補助の場合もあるでしょう。一般企業でも会社で予防接種費用を負担や補助している会社も多いです。
それくらいインフルエンザの予防接種は一般的なものになっていますね。
中にはインフルエンザの予防接種の医学的な判断から疑義もありますが、今現在の考えとしては医療事務や医療機関で働く人は予防接種をおこなうべきだと考えています。
インフルエンザ予防接種なんか不要だ。意味は無い。なんて言う意見もありますが…。
なので、ぼくは毎年12月前にはインフルエンザの予防接種を行っています。病院の在庫量や流行具合によって多少の変化はあるので早めに実施しておきたいですね。
今日はそんな病院職員とインフルエンザの予防接種について書いておきたいと思います。
医療事務員や医療従事者はインフルエンザ予防接種は行った方がいい
これは個人的な意見です。
インフルエンザの予防接種を行っても意味がない。なんて意見もありますが医療機関で働く人はインフルエンザの予防接種を行うのは当然の義務だと考えています。
働いている病院で費用負担があり接種できるのであればやらない理由はあまりない。
医療事務は患者さんと近距離で会話をすることも多くあります。自分がインフルエンザにかかっている状態で入院患者さんの対応をしたらどうなるでしょう?
ただでさえ入院している患者さんなので体力的には落ちています。
医療従事者によるインフルエンザの拡散なんて考えただけでも恐ろしいです。もちろん人間なので手洗いうがいをして十分に注意していてもインフルエンザになる可能性はゼロじゃないです。
でもインフルエンザ予防接種を行うことでインフルエンザになる確率を下げることができるのであればやった方がいいです。
インフルエンザ予防接種のワクチン。在庫不足のこともある。
数年前はインフルエンザワクチンが不足して多くの医療機関で摂取不可能となる事態になりました。確か2017年です。
ぼくが働いている病院では例年通りの在庫確保ができましたが、近隣の医療機関がインフルエンザワクチンの在庫切れになったことで問い合わせが殺到しました。
その結果、前年を上回る患者さんが来院して在庫切れの可能性がありました。
近隣病院で接種ができない→接種できる病院を探す→毎年摂取しているかかりつけ患者さん分の不足。と悪循環になります。
その年は患者さんと直接ふれあう職員(医師、看護師など)と高齢者や小学生以下など対象者をしぼって対応していました。
ぼくみたいな若くて元気な人は後回し。
最終的には在庫不足も解消されて希望者に接種ができました。
厚労省のデータ。2019年はインフルエンザ流行シーズンになる予想だったけどコロナの影響で大きく変わった。
なんか毎年のようにインフルエンザが流行しているようなイメージですが厚労省も通知を出しています。
以下は2019年のもの。
厚労省の感染防止策としては以下のものがあります。
- 咳エチケット:マスクをしましょう。
- 予防接種 :発症を抑え、重症化を予防しましょう
- 高齢者の入所施設等における感染防止対策の推進:施設内にインフルエンザウイルスが持ち込まれないようにすることが重要
詳しくは厚労省のインフルエンザページ(今冬のインフルエンザ総合対策について)をどうぞ
インフルエンザ。すでに発症している患者さんも。徐々に出ていきています。
インフルエンザの患者さんは冬の乾燥している時期に多く発症しますが夏場でもインフルエンザになる患者さんもいます。
医療機関で働いていると冬場はインフルエンザとノロウイルスには特に注意しないといけませんね。それに加えてしばらくの間はコロナウイルスです。
できることは限られてきますが、基本的な「手洗い」「うがい」「換気」「マスク」などを行って予防しましょう。
手洗いうがいなどである程度は予防できるものです。
しっかりと対策を練っておきましょう。
本日のまとめ。インフルエンザの算定方法やレセプトの注意事項について
厚労省もインフルエンザ予防接種は推奨しているのでとりあえずは接種するのが基本でしょう。
ぼくの働いている病院に限らず職員のインフルエンザ予防接種は無料でおこなっているところが多いです。
前職は医療機関とは無縁のメーカーでしたが会社負担でインフルエンザ予防接種を実施していました。それでも毎年のようにインフルエンザになっているので有効性の確証はできていませんw
今年はインフルエンザにならないといいなぁ。
インフルエンザの算定方法やレセプトの注意事項については過去の議事を参照してください。