医療事務は男性が少ない職種になります。男女比は圧倒的に女性が多数。
インターネットで調べても女性向けの情報が多くなっています。世間のイメージでは「医療事務=女性」ですね。
では、なぜ医療事務は男性が少ないのでしょうか?
ぼくの働いている病院でも男女比が8割以上が女性です。絶対的な女性社会!!
やはり医療事務は給料が少なかったり働き方が大きな問題となっているような気がします。でも男性の医療事務は必要な人材であることは間違いないです。
男性医療事務はマジで欲しい!!カモン男性医療事務!!!
今日はそんな男性医療事務が少ない理由を考えてみたいと思います。
それではいってみましょう!!
医療事務の男女比は圧倒的に女性が多い
男性の方が多い病院はあるのかな。
多分ないでしょうね。
ぼくが個人的に知っている病院では男性医療事務は多くても2割くらいです。医事課の職員で男性が3割以上になっている病院はとても少ない。つまり男女比は2対8くらい。
ぼくが働いている病院では約30名の医事課に対して男性医療事務は5名です。2割以下です。
クリニックになれば全員女性なんてことも珍しくないです。
医事課の人数に対し
- 10名なら2名
- 15名なら3名
- 20名なら4名
- 25名なら5名
- 30人なら6名
どの病院もこんな感じではないでしょうか?
男性の方が多い病院があれば見学に行きたいですね。
男性医療事務が少ない理由について
ぼくがいろいろと考えてみたんですが明確な答えは出ませんでしたが仕事に対するイメージがあると思います。
「大型トラック」や「タクシー」などの運転手と言う仕事の多くは男性が多く担っていますね。
それと同じように男性が少ない過去のイメージが先行しているからではないでしょうか。
今の時代は男性が女性が。と言うような必要はありません。運転手をしている女性がいても良いし、医療事務をしている男性がいても良いのです。
自分に合った仕事をしっかりとできるといいですね。
給料や年収が少ないから男性医療事務が少ないのか?
インターネットで検索すると多く出てくる給料や年収が少ない問題ですが、ぼくは医療事務の給料はそんなに安くないと考えています。
未経験でスタートした最初は低かったですが結果を出すことで給料は増えていきます。
中小企業の事務員で考えたらそんなに変わらないです。
もちろん大手の上場企業と比べたら少ない。
ではインターネットで給料が少ないと書かれている理由はなんででしょうか。
一つ目は正社員以外の求人もたくさんあり病院によってはアルバイトや派遣などの非常勤職員が多いことが原因です。
正社員以外は賞与も無いでしょうから男性が家族を養っていくには難しい職業だと思います。
二つ目は離職率が高いことが原因です。医療事務は人間関係に問題がある職場もまだまだ多いですし、サービズ残業など就業条件がブラックな病院も多いです。
早い期間で転職をすると高度なレセプトも担当できないし役職も上がらないので年収も増えません。
特別な事情がない限り前職より高待遇で転職できる可能性は低いですからね。良くても同条件。
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結論は、正社員ならそこまで悪くない。医療費の補助などあるので福利厚生を考えたら良い方かもしれません。
医療費補助などもありますからね。
医療事務の働き方について
給与や年収以外でも考えてみます。次は働き方。
医療事務の年間休日は他の企業と同じように年間120日程度ですが、中には週休2日で105日なんて病院も多いです。病院によって差があります。
また土曜日にも外来診療を行っているので土曜日出勤が必然的に多くなります。つまり休日やカレンダー通りの土日祝休みではなくシフト制になります。
また4勤2休や夜間の当直勤務があったり日曜祝日も診療しているところもありますので条件は悪くなってきます。
またレセプト残業なども問題ですね。医療事務はまだまだ残業時間の多い仕事の一つです。給料が安くで残業が多いのであれば人は定着しません。
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本日のまとめ
医療事務の男女比と男性医療事務が少ない理由について考えてみました。
こうやって書いてみると女性が多くなる原因がわかるような気がします。
ニワトリとタマゴの問題のように正解は難しいですが、どこかで改善して変えていく必要があります。
男性の医療事務はとても貴重な存在です。管理職の候補としても注目されます。
中途半端に大きな組織で埋もれるくらいなら医療事務で管理職になる方が給料もいいしペースも早いです。
職場にいる男性の医療事務員はあたたかく歓迎してくれるでしょう。
地元の中小企業に行くなら病院も選択肢に入れてみてはどうでしょうか。
お互いに頑張りましょう!!