病院では近隣病院や系列病院と情報交換をする機会があります。
そこには残業も少なく人間関係も良好の病院もあれば全体的にギスギスしている病院もあります。
さらに良好の病院でも医事課はチームワーク良好なのに外来看護課はダメダメ。3階病棟は良いが4階病棟は悪い。なんて具合に個別でも問題を抱えていたりします。
なので全部がいい病院なんてありませんし、全部が悪い病院もないってことです。
今日の結論は、リーダーや役職者など管理監督の立場にある人の出来不出来で職場の雰囲気は大きく変わってきます。と言うものです。
それではもう少し詳しく書いていきます。
人が育たない。人が辞めていく。職場の雰囲気が悪い。これ全部上司の責任です。
ここに書くまでもなく、責任感も無ければ仕事もできない最悪の上司が存在することも知っています。人よりも多くの会社を覗いてきた訳ではありません。
ツイッターのDMなどでも多くの情報が寄せられます。
人が育たない。人が辞めていく。職場の雰囲気が悪い。みたいな環境整備は上司の仕事だと考えています。
その分の役職手当でしょう。一般職より多くの給料をもらっているのでしょう。
その金額が安い。とか、仕事量と給与が見合わない。なんて言うのかもしれませんがそこで不満があるならその上司に問題があるだけです。
課長のマネジメントは部長がするべきだし、部長のマネジメントは役員がするのです。
そのため最終的には社長(病院なら院長や理事長)は全責任を追います。
新人の不明点や疑問点に答える人がいない。
新人がわからない事があった時に半人前や同僚に新人に聞いてしまう悪循環があります。
わからないことがあった時や問題があった時は教育係や上司に確認をして対処するのが一番いい方法です。これ以外にはあり得ません。
しかし、教育係や上司は忙しそうにしていたり質問をし難い感じを醸し出しています。
そうなると、同期など聞きやすい人に確認をして間違った行動をしてしまうことになります。
この方法で結果が出ているうちはいいのですがどこかで大きな失敗となります。
本当であれば「これじゃダメだよな」「不明点は確実にクリアしていこう」と考えて行動できることが大事なんですけどね。自分で考えて答えを導き出してほしいんですけどね。
シフトの組み合わせを考えたりして最適な方法を導き出すことは可能です。
いいチームには良いリーダーがいるものだ。その逆はあまりない。
ぼくの働いているところで言えば3階はとても良い雰囲気です。少なくとも表面上は。提出物やイベント時の協力体制などもしっかりしています。
3階フロアのリーダーは細かにスタッフの配慮をして勤務表やシフト表にも気を配っています。自主的な勉強会や打ち合わせも積極的に行っています。
こんなリーダーだからしっかりしてくのだな。と実感しています。
リーダーとしてのマネジメント方法は自分がしっかりする方法もあれば何もしない方法もあります。部下に全部をやらせる放任主義タイプ。
どんな方法が最適なのかは職場のスタッフによって変わってくるでしょう。自分の適性もあります。
成長しないことを嘆いても仕方ない。人は急激に成長しません。
新人に冷たい職場が多いのも事実です。人が足りなくて忙しくて殺伐としている職場もあります。正社員とパートで仲が悪いかもしれません。プロパーと派遣に派閥が。
色々ありますが、人が急激に変わるわけも無ければ明日になったら成長することもありません。
昨日と同じ日が今日も明日も続いていくのです。
ゆっくりと慌てないで、新人には優しくあたたかく見守っていけるといいですね。